「自作のNFTアートが高く売れた」「NFTに関連した仮想通貨を買って儲かった」という声は増え続けています。2021年9月には、小学生が自由研究で作ったNFTアートが80万円で落札され、大きな話題となりました。
出典:Zombie Zoo.eth(🧟♂️,🧟) 9 yo Artist/ Twitter
NFTの取引規模はここ数年で急激に拡大しており、今からNFTを始めても遅くないと予想されています。
この記事では、仮想通貨NFTの始め方をわかりやすく解説します。誰でも簡単にNFT取引できる環境が整いつつあるため、今すぐ始めて先行者利益を狙いましょう。
- NFT市場は2021年に入り急速に拡大。有名人や大企業が続々とNFT市場に参入している。
- NFTアートの出品や転売、NFTに関連した仮想通貨の売買など、稼ぎ方は人それぞれ。
- NFTを気軽に始められるのはCoincheck NFT(β)。仮想通貨の取引経験がなくても簡単に操作できる。
もくじ(タップでジャンプ)
- 仮想通貨NFTとは?仮想通貨NFT投資が今アツいわけをわかりやすく解説
- 仮想通貨NFTの技術的な仕組みについて
- NFT技術で注目されている分野
- 2022年2月現在までに取引されたNFT投資の事例
- NFTの技術がもたらすメリット・デメリット
- 仮想通貨NFT投資・購入ができるマーケットプレイス一覧
- NFTの出品販売ができるマーケットプレイス一覧
- NFTを使って利益を得る!NFT投資の始め方・儲け方
- NFT投資初心者はCoincheck NFT(β)の利用がおすすめ
- NFTを出品して儲ける|NFT投資の始め方
- NFTの関連銘柄を売買して儲ける
- NFT関連企業の株式投資を始めるのもおすすめ
- NFT投資市場は今後伸びる?将来性や今後の見通しについて
- NFT投資の始め方・儲け方についてよくある質問
- まとめ:NFT投資は2022年からがアツい!
仮想通貨NFTとは?仮想通貨NFT投資が今アツいわけをわかりやすく解説
NFT(非代替性トークン)とは、仮想通貨のブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルデータを指しています。
主な特徴は以下の通りです。
- 「デジタル資産」を識別する
- 唯一無二の所有物を持てる
- 異なるゲーム同士でもアイテムが共有できる
- NFT市場の拡大が見込まれる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブロックチェーン技術を応用して「デジタル資産」を識別する仕組み
ブロックチェーンの高度な暗号化技術を活用し、デジタルコンテンツのやり取りを可能にしたのがNFTです。
仮想通貨とNFTは、どちらもブロックチェーン上に流通するデジタルデータです。仮想通貨はデジタル空間で通貨としての価値を持っており、NFTはデジタルコンテンツやデジタルアイテムとしての価値を有しています。
- 取引の信用性を確保できる
- 不正な取引を防げる
- コストカットできる
ブロックチェーン上の取引は可視化されるため、信用を担保しつつ不正取引を排除できます。取引の承認システムを構築すれば、作業負荷が軽くなりコスト削減が可能です。
コピペやスクリーンショットではない唯一無二の所有物を持てる
NFTには「代替不可能」という性質があります。NFTのデジタル資産はそれぞれを個別に識別できるため、独自の価値を保有できます。
代替不可能…他のものと替えることができない、唯一無二の価値を持つもの
例)野球選手のサイン入りホームランボール…ボールに「○○選手が○○日に打ったホームランボール」「サイン入り」という付加価値がつき、代替不可能なボールとなった
これまでのデジタルデータは、コピペやスクリーンショットによって簡単に複製できてしまうものでした。しかし、NFTに紐づけられたデジタルデータなら、作者本人のオリジナル作品だと証明でき、資産価値も上がります。
真贋証明に役立つNFTは、今後もさまざまな分野で広がりを見せると考えられています。
Dappsを使用して異なるゲーム同士などでもアイテムが共有できる
共通のプラットフォーム上に作られたDapps内において、アイテムやキャラクターの移動ができるのもNFTデータの特徴です。
- ゲームAの中で作成したアイテムをゲームBに移動させて使用できる
- ゲーム内で手に入れためずらしいアイテムを仮想通貨で取引できる
※NFTゲームでは各アイテムに固有の価値を持たせられる
相互交流が一般化するのはもう少し先かもしれませんが、あるゲーム内のアイテムを別のゲームに流用できる画期的なシステムとして注目を集めています。
NFT市場の規模は年間6,000億円規模と予想。さらなる拡大も見込まれる。
2018年 | 約4,000万ドル |
2019年 | 約1億ドル |
2020年 | 約3億ドル |
2021年(1~3月) | 約15億ドル |
NFT市場の伸びは顕著で、2021年の1~3か月間だけで前年度の約4.4倍である15億ドルの取引額が発生しました。
2021年上半期の売上高は24億7,000万ドル(約2,700億円)を記録し、年間6,000億円規模の市場にまで成長しています。
仮想通貨NFTの技術的な仕組みについて
NFTはブロックチェーン技術を応用して作られています。イーサリアムのプラットフォーム上で行われることが多く、支払いにもETHが用いられるケースが多いです。
- コンテンツ作者がブロックチェーン上に情報を記録してNFTを発行
- NFTマーケットでNFTが購入され、購入記録がブロックチェーン上に残る
- NFT購入者による転売(二次流通)が可能。転売時にはコンテンツ作者に収益が発生するように設計できる
さまざまな分野でコンテンツのNFT化が進んでおり、世界中であらゆる活用方法が模索されています。
- アート・GIF
- ビデオ
- ゲームアイテム
- 音楽
- ライブチケット
NFT技術で注目されている分野
特に注目を集めているNFT技術は以下の3つです。
- デジタルアート・写真分野
- ゲーム分野
- 音楽分野
- ドメイン・アイコンなどその他分野
実際にNFT作品が売れた事例を紹介します。
デジタルアート・写真分野
- 香取慎吾…NFTアートのチャリティを開催。わずか1日で1万人が参加。
- 村上隆…現代アートの第一人者。コラボNFTの制作を発表。
- さいとうなおき…ポケモンカードゲーム公認のイラストレーター。デジタルイラストの出品をTwitterで告知後、翌日に約600万円で落札された。
また、少年ジャンプで知られる集英社は、NFT化した「ONE PIECE」の活版印刷作品の販売を開始しました。
NFTコンテンツ付きの写真集やデジタルムービーなど、今後も各分野での広がりが期待できます。
ゲーム分野
引用:https://www.airnfts.com/nft/game-nft
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)…人気No.1のアドベンチャーゲーム。モンスターやアイテムをマーケットに出品して稼ぐ。
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)…3Dの仮想空間「メタバース」内で遊べる。ゲーム内でNFT作品を作って販売できる。
- Sorare(ソラレ)…サッカーカードゲーム。カードの取引が可能で、クリスティアーノ・ロナウド選手のカードは約3,200万円で売却された。
NFTゲームで遊ぶなら、Coincheck NFT(β)が便利です。人気ゲームを扱っている上に、今後もコンテンツの拡大が明言されています。
音楽分野
- 小室哲哉…2021年秋に音楽制作パフォーマンス作品を販売。
- デヴィッド・ボウイ…NFTアートワークを発売。
- Perfume(パフューム)…オンラインライブ映像をもとにしたNFTアートを販売。
NFT技術の拡大によって、デジタルミュージック・ライブチケット・ファングッズなども購入できるようになりました。
ドメイン・アイコンなどその他分野
出典:ENS: Ethereum Name Service - Collection | OpenSea
「ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)」が提供している、「.eth」ドメインのNFTが注目を集めています。仮想通貨アドレスを簡略化できるため、送金ミスを避けやすくなります。
Twitterのアカウント名に「.eth」をつけて、「NFTクリエイターとしての認知度を高める」という活用も可能です。
また、TwitterのアイコンとNFTを連携させる機能が登場しました。NFTをファッション感覚で楽しめるため、日本での導入も期待されています。
2022年2月現在までに取引されたNFT投資の事例
NFTを用いたデジタル資産が高値で取引され、話題になるケースも増えています。ここからは、実際に高値がついたアートやコンテンツについて見ていきましょう。
Everydays: The First 5000 Days by Beeple
デジタルアーティストのBeepleによるコラージュ作品の「Everydays-The First 5000 Days(毎日-最初の5000日)」は、オークションで6,900万ドル(約75億円)の値で取引されました。
歴史あるオークションハウスの「クリスティーズ」において、ブロックチェーン上のデジタルアートが受け入れられたことが大きな話題となっています。
ここまでの高値がついた理由の1つとして、仮想通貨投資家がデジタルアート分野の活性化を狙った可能性が挙げられます。多くの入札によって価格が跳ね上がり、NFTは一躍脚光を浴びました。
Banksy(バンクシー) : SPIKE
イギリスのストリートアーティストであるバンクシーの作品「SPIKE」が、NFTアートとしてオークションに出品されました。「SPIKE」は65ETH(約1,817万円)の高値で取引されたものの、作者の許可を得ずに取引が行われたことが判明しました。
「SPIKE」の所有者は、作品を無許可でNFT化してオークションに出品しており、波紋を広げています。
マイケル・ターナー:Fathom
故マイケル・ターナーの作品「Fathom No.1」の表紙が、出版社のAspen社によってNFT化されオークションにかけられました。1,000万円以上の値がつき、熱心なコレクターによって落札されています。
ターナーは2008年に他界しており、今後新作が発表されることはありません。ただ、ターナーのアートをNFT化して復刻する動きが進んでおり、ファンからの熱い期待が寄せられています。
CryptoPunks(クリプトパンクス)
出典:CryptoPunks - Collection | OpenSea
CryptoPunksは24×24ピクセルで描かれたドット絵のアートです。世界に10,000点しか存在しないデジタルアートで、NFTアートを代表するコンテンツの1つです。
世界最古のNFTと呼ばれており、リリース当時は無料配布されていました。しかし、現在では価値が高騰し、最高額の作品は11億ドル(約13億円)で取引されました。

NFTの技術がもたらすメリット・デメリット
ここからは、NFT技術のメリット・デメリットを解説します。
メリット:クリエイターの創作の幅やチャンスが広がる
NFTマーケットに出品すれば、自分の作品を多くの人に見てもらえる可能性があります。価値のあるデジタルアートとして、収益が発生するかもしれません。
- 作品を多くの人に見てもらえる
- デジタルアートに価値を持たせられる
- 無断転載などの不正利用を防げる
- 二次流通すると作者に売り上げの一部が入る
NFTコンテンツは誰が作者かを証明できるため、無断転載などの不正利用を防ぎやすくなります。転売による二次流通でも売り上げの一部が還元されるため、クリエイターにとってメリットの大きいシステムといえます。
デメリット:デジタル資産の価値のあり方が不透明
デジタル資産はデータ上のコンテンツであり、実体はありません。NFTが拡大していくためには、人々が実体のないデータに価値を見出せるかどうかが鍵になります。
- デジタル資産が浸透するかは不透明
- 取引ハードルが高い
- 手数料がかかる
また、NFTを取引するには仮想通貨取引所での操作が必要です。取引未経験の方にとっては、始めるまでのハードルがやや高く感じるかもしれません。
なお、海外のNFTマーケットでは、取引の際に「GAS」と呼ばれる1%程度の手数料が発生するケースが多いです。現在は各プラットフォームがGAS代の値下げに尽力しています。
仮想通貨NFT投資・購入ができるマーケットプレイス一覧
以前は海外のNFTマーケットでしか取引ができませんでしたが、今年に入り国内生まれのNFTマーケットが続々と登場しました。
ここからは、手軽に利用できる国内NFTマーケットを紹介します。
- Coincheck NFT(β)
- LINE BITMAX NFT マーケット
- Adam by GMO
Coincheck NFT(β)
名称 | Coincheck NFT(β) |
決済可能通貨 | BTC・ETH・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・BAT・IOST・ENJ・OMG・PLT・SAND |
手数料 | 入庫手数料:無料(入庫時のGAS費用は負担) 出品手数料:無料 販売手数料:販売価格の10% 出庫手数料:0.01~0.16ETH |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
特徴 | ゲーム内アイテムが売買できる |
公式HP | https://coincheck.com/ja/ |
Coincheck NFT(β)は、2021年3月にCoincheckがリリースした国内初のNFTマーケットです。国内大手の仮想通貨取引所が提供しているため安心感が高く、堅牢なセキュリティのもとでNFT取引が行えます。
NFTマーケットに対応している仮想通貨は16種類と多岐にわたります。簡単操作で取引できるので、仮想通貨初心者でも手軽に購入可能です。
- 16種類の仮想通貨で取引可能
- ゲーム内のNFTが売買できる
- 仮想通貨取引サービスと一体化
Coincheck NFT(β)で扱っているのは、「Crypto Spells(クリプトスペルズ)」・「The Sandbox(サンドボックス)」・「Sorare(ソラーレ)」のゲーム内で使えるアイテムです。
- Crypto Spells…人気トレーディングカードゲーム。初日の売り上げは600ETH(当時のレートで約2,000万円)を達成
- The Sandbox…ゲーム内の土地やNFT作品を取引可能。マインクラフトに似ており、建築やオリジナルゲーム作成ができる
- Sorare…サッカーカードゲーム。現実のサッカーの試合がゲーム内スコアに反映される
NFTの出品や購入に必要なGAS代が、Coincheck NFT(β)では発生しません。また、仮想通貨取引所の口座を持っていれば、その情報をそのまま移行できるため、新規登録の必要がなく、すぐに利用することができます。
気軽にNFTの出品が楽しめるマーケットプレイスとして注目が集まっています。
LINE BITMAX NFT マーケット
名称 | LINE BITMAX NFT マーケット |
決済可能通貨 | LINK |
手数料 | コンテンツ料:NFTアイテムごとに異なる ネットワーク利用料:無料 |
運営会社 | LVC株式会社 |
特徴 | LINEが提供するNFTマーケット |
公式HP | https://www.bitmax.me/?lang=ja |
LINE BITMAX NFT マーケットは、LINE上のサービスでNFTを取引できるサービスです。LINEアカウントがあれば簡単に始められます。
- LINEアカウントを使ったサービス
- LINK(リンク)を使って取引できる
- 3種類のNFTアイテムが取引可能
LINE BITMAXだけで購入できる仮想通貨の「LINK(リンク)」を用いて取引を行います。現在はβ版となっており、「LBgreen」「LBsky」「LBblue」のみ取引可能です。
LINEユーザーは世界中で2億人を超えており、LINE BITMAX NFT マーケットの開発が進めばNFT市場がさらに盛り上がるかもしれません。
Adam by GMO
名称 | Adam by GMO |
決済可能通貨 | ETH・日本円 |
手数料 | 銀行振込:金融機関への振込手数料が発生 ETH支払い時はガス代が別途発生 |
運営会社 | GMOアダム株式会社 |
特徴 | デジタルコンテンツを取引できる |
公式HP | https://adam.jp/ |
2020年8月にリリースされたAdam by GMOは、アート・マンガ・イラストなどを扱うNFTマーケットプレイスです。クレジットカード払いや銀行振込に対応しているので、仮想通貨を持っていない方も日本円で気軽に購入できます。
- 日本円での決済に対応
- アートやイラストが購入できる
- 二次流通でもクリエイターに売り上げが還元
現在は1,000点を超えるデジタルコンテンツが出品されており、有名なクリエイターが手掛けた作品が取引可能です。
- YouTuberヒカル
- K-1 WORLD GP
- 総勢36名の漫画家・イラストレーター
購入したアートやイラストをAdam by GMOで二次販売すると、売り上げの一部がクリエイターに還元される仕組みとなっています。
2021年9月現在はまだβ版であり、一般のアーティストは出品ができないなど一部のサービスに制限が設けられていますが、近日中に提供される正式版では、一般のクリエイターも出品可能なサービスとなる見込みです。
nanakusa
名称 | nanakusa |
決済可能通貨 | ETH・MATIC・日本円 |
手数料 | 商品の購入・出品・商品のオファー時等にガス代が発生 |
運営会社 | 株式会社スマートアプリ |
特徴 | デジタルコンテンツを取引できる |
公式HP | https://nanakusa.io/ |
NanakusaではNFTデジタルアートやNFT写真を購入可能です。出品できるのは公認アーティストに限られているため、クオリティの高いNFT作品を取引できます。
- 公認アーティストのNFT作品を購入できる
- イーサリアム・Polygonネットワークに対応
- クレジットカード決済ができる
イーサリアムよりもガス代の安いPolygon(ポリゴン)ネットワークに対応しているため、手数料を抑えられるのが特徴です。
なお、nanakusaでは2021年の9月にハッキング事件が起きています。安全性を重視するなら、セキュリティの高い国内大手取引所のCoincheck NFT(β)を利用しましょう。
NFTの出品販売ができるマーケットプレイス一覧
海外のNFTマーケットプレイスを利用すれば、自作のNFTアートを出品できます。ここからは、世界規模で人気の高いNFTマーケットプレイスを紹介します。
- OpenSea
- Foundation
OpenSea(オープンシー)
名称 | OpenSea |
決済可能通貨 | ETH・MATIC(Polygon)・Klaytn |
手数料 | 販売手数料:2.5% |
運営会社 | OpenSea社 |
特徴 | 世界最大のNFTマーケットプレイス |
公式HP | https://opensea.io/ |
NFTを出品するなら、世界最大のNFTマーケットであるOpenSeaがおすすめです。すでに100万人以上のユーザーに利用されており、今後もNFT市場をリードしていくことが予想されます。
- 世界最大のNFTマーケットプレイス
- 自作のNFTアートを出品できる
- 手数料を抑えられる
NFTコンテンツの出品が簡単にできるため、日本人クリエイターも数多く利用しています。
Polygon・Klaytnネットワークを利用できるので、手数料を安く済ませたいならイーサリアム以外のネットワークを使うのも1つの手です。
Foundation(ファウンデーション)
名称 | foundation |
決済可能通貨 | ETH |
手数料 | 販売手数料:15% 購入手数料:3% |
運営会社 | Foundation社 |
特徴 | 招待性のNFTマーケットプレイス |
公式HP | https://foundation.app/ |
Foundationはデジタルアートを中心に扱うNFTマーケットプレイスで、「招待制」を採用しているのが大きな特徴です。出品されている作品に限りがあるため、作品の価値が高まりやすいメリットがあります。
- 招待制のNFTマーケットプレイス
- 作品の価値が上がりやすい
- 購入者はすべてのデジタルアートを閲覧可能
Foundationに出品している友人・知人がいるなら、招待をもらって利用してみましょう。
NFTを使って利益を得る!NFT投資の始め方・儲け方
NFTのデジタルアートや作品の取引で収益を得る人は多く、日本でも広がりを見せています。NFT投資の始め方は以下の通りです。
- Coincheckで無料口座開設をする
- Metamaskウォレットに送金をする
- 価値の上がりそうなNFTを購入
- NFT作品の転売で利益を出す
STEP1:Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
NFTの取引にはイーサリアム(ETH)が必要です。まずは国内取引所で口座を開設し、イーサリアムを準備しましょう。
国内大手取引所のCoincheckを使えば、イーサリアムを簡単に購入できます。Coincheck公式ホームページの「会員登録」より、無料口座開設を行ってください。
イーサリアムを用意するまでの流れは以下の通りです。
- Coincheckで無料口座開設…二段階認証や本人確認作業を行う
- 取引口座に日本円を入金する…銀行振込を選ぶと手数料が安く済む
- イーサリアム(ETH)を購入する…スマホアプリで500円から購入できる

STEP2:Metamask(メタマスク)ウォレットに送金をする
イーサリアムを用意できたら、Metamask(メタマスク)に送金します。メタマスクとは、イーサリアムやNFTを管理するWebウォレットのことです。
- メタマスクを無料インストール
- メタマスクの送金アドレスを確認
- Coincheckからメタマスクにイーサリアムを送金
STEP3:NFTマーケットプレイスで価値の上がりそうなNFTアート・ゲームアイテム・音楽などNFTを購入する
用途に合わせたNFTマーケットプレイスを利用して、NFT作品を購入します。
NFTコンテンツのサイトやコミュニティなどを使って情報収集しながら、将来的に高値が付きそうなNFTを見つけましょう。
STEP4:NFTの価値を決め、利益がでるように転売する
購入したNFTの価値が上がったタイミングで転売すれば、仕入れの差額による利益を得られます。NFT市場は活発化しており、コンテンツ次第では大きな収益を狙えます。
人気のNFTゲームであるAxie Infinityをプレイして、ゲーム内アイテムを転売するのもおすすめです。
NFT投資初心者はCoincheck NFT(β)の利用がおすすめ
NFT投資初心者の方は、まずはCoincheck NFT(β)を使ってみましょう。Coincheck NFT(β)をおすすめする理由は以下の通りです。
- 始め方が簡単で使いやすい
- 日本語に対応している
- 金融庁の認可を受けている
国内取引所のCoincheckを無料登録するだけで、Coincheck NFT(β)も合わせて利用できます。
NFTを出品して儲ける|NFT投資の始め方
ここからは、自作したNFTの出品方法を紹介します。
- 通常のアートや作品と同様に制作物をつくる
- 出品可能なNFTマーケットプレイスに出品して売る
デジタルアートなどのNFT作品を販売したい方は参考にしてください。
STEP1:通常のアートや作品と同様に制作物をつくる
NFTだからといって、特別な作り方はありません。通常のアートや作品と同じように、オリジナルのコンテンツを作成してください。
デジタルアートであれば、PhotoshopやIllustratorを利用するクリエイターが多いです。
STEP2:出品可能なNFTマーケットプレイスに出品して売る
NFT作品を用意できたら、NFTマーケットプレイスに出品します。
- NFTマーケットプレイスにログイン
- Metamask(メタマスク)など、仮想通貨を入れるウォレットを作成
- NFT取引の手数料(仮想通貨)をウォレットに入金
- NFTマーケットプレイスで販売条件を設定して出品する
Tips:海外ではNFT制作物を外注し、制作物を出品する技が流行
NFT作品を自分で作るのが難しければ、外注するのも1つの手です。海外ではNFT制作物を安く外注し、出品だけで儲ける手法が流行しています。
クラウドソーシングなどを利用すれば、クリエイター経験がなくてもNFT作品を販売可能です。
NFTの関連銘柄を売買して儲ける
NFT投資の手法として、NFTに関連したプロジェクトに投資して稼ぐ方法もあります。NFT関連銘柄に該当する仮想通貨の中から、価値上昇が見込める銘柄を狙って購入しましょう。
STEP1:Coincheckにて無料口座開設する
仮想通貨取引所のCoincheckは、公式ホームページから無料で口座開設可能です。
運転免許証・個人番号カード・パスポートのいずれか1つがあれば、簡単に本人確認作業が終わります。取引開始まで最短1日となっているため、先にCoincheckの登録作業を済ませておきましょう。
STEP2:NFTプロジェクトに関わる仮想通貨銘柄を購入する
NFT関連の仮想通貨銘柄の中で、注目を集めている銘柄は以下の3つです。
- ETH(イーサリアム)…ビットコインに次ぐ、時価総額2位の仮想通貨。多くのNFTマーケットプレイスで決済に使用されている。
- Enjin/ENJ(エンジンコイン)…NFT銘柄注目度No.1の仮想通貨。NFTゲーム上で利用でき、すでに2,000万人以上がEnjin Platformを活用している。
- Polygon /MATIC(ポリゴン)…イーサリアムネットワークの問題を解消するプロジェクトを行っている。日本の取引所では扱っていないため、バイナンスなどの海外取引所で購入する必要がある。
おすすめNFT銘柄①:エンジンコイン(ENJ)
エンジンコイン(ENJ)は、NFTゲームのプラットフォーム上で使われている仮想通貨です。
- ゲームで稼げる「Play to Earn」を実現
- 35種類以上のゲームに導入されている
- NFT作成に利用できる
Enjin Platform内で作成したNFTは、プラットフォーム上であれば別のゲームにも資産として共有できます。
すでに世界で2,000万人以上に利用されており、今後の伸びしろも期待されているNFT銘柄です。

おすすめNFT銘柄②:The Sandbox(SAND)
The Sandbox(SAND)はメタバース空間やNFTを利用したブロックチェーンゲームです。
- マインクラフトのようなゲーム性で人気
- The Sandboxを遊びながらSANDを稼げる
- SAND保有者はThe Sandboxの運営に関わる投票権が与えられる
ゲーム内で作成したキャラクターやアイテムは、NFTマーケットを使って取引できます。
おすすめNFT銘柄③:チリーズ(CHZ)
チリーズ(CHZ)はスポーツ界に特化した、クラブとファンをつなぐ役割を持つ仮想通貨です。
- スポーツチームがファントークンを発行できる
- FCバルセロナやUFCなどが参加
- ファントークン保有者は投票企画に参加可能
ファントークンを購入すると、チーム内のイベント参加権やグッズ購入権が与えられます。
NFT関連企業の株式投資を始めるのもおすすめ
NFT投資として、NFT関連企業への株式投資を行うのも1つの手です。NFT市場の広がりとともに、NFTを扱う企業も増えています。
- メルカリ…パリーグと共同でNFT事業に参入
- マネックスグループ…傘下に置くCoincheckがNFT事業を推進
- スクエニHD…NFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」をリリース

NFT投資市場は今後伸びる?将来性や今後の見通しについて
NFT市場は注目を集めていますが、将来的な動きも気になるところです。NFTの今後の展望について、複数の観点からまとめました。
2022年2月現在、NFT投資は国内外で盛んに行われており市場は活気を帯びている
- せきぐちあいみ…VRアーティスト。NFT化した作品が1,300万円で落札された
- 香取慎吾…NFTを利用したチャリティ企画を発表
- 楽天…2022年春よりNFTマーケットを開始。楽天ポイントと連動予定
NFT取引への敷居が下がれば、利用者のさらなる拡大が期待できます。
2021年10月・NFTの取引高は世界3,500億円規模に到達。年内10兆円を超えるか。
2021年第3四半期(7~9月期)のNFT販売額は107億ドルに到達し、日本円で約1兆2,000億円を記録しました。前四半期と比較すると700%以上増加しており、市場の著しい拡大が続いています。
参考:Dapp Industry Report: Q3 2021 Overview
2022年2月:NFT分科会の発足など世間一般にNFT市場が認知され始めている
国内NFTクリエイターの活躍や、流行語へのノミネートなどを受けて、日本でもNFT市場の認知が進み始めています。
デジタル通貨フォーラムのNFT分科会が設立され、凸版印刷・KDDI・NTTドコモなどによる実証実験が行われています。
また、経済産業省は2022年2月より、NFTの実証実験に乗り出すと発表しました。国によるNFT分野の環境整備が期待されています。
参考:デジタル通貨フォーラムNFT分科会を設立|prtimes.jp
参考:デジタルの商品認証技術「NFT」 経産省が初の実証実験へ| NHKニュース
ニューノーマルがもたらしたインターネット需要はNFTの価値を高める
ニューノーマル(新しい常識)が浸透し、デジタル資産の地位は向上しました。ブロックチェーン技術の登場によって「唯一無二のデジタルデータ」となるNFTが生まれ、新しい価値観が形成されつつあります。
代替不可能なデジタル資産を保有することが1つのステータスとなる日も来るかもしれません。
NFTの価値は誰かが価値をつけるというところに依存している
NFT市場も一般的な市場と同じく、需要がないコンテンツに高い価値はつきません。NFTはまだ新興の資産ということもあり、投資の際はリスク管理が必要です。
NFT投資の始め方・儲け方についてよくある質問
ここからは、NFT投資の始め方・儲け方に関するよくある質問を紹介します。
Q.「NFTのガス代が無料のマーケットプレイスはある?」
ガス代はNFT取引によって発生するため、完全にガス代を無料で済ませるのは難しいのが現状です。
イーサリアムブロックチェーンのガス代は高騰が続いているので、他のブロックチェーンを使用したNFTマーケットプレイスを利用するという手もあります。
Q.「NFT売買でよく聞くMetamask(メタマスク)ってなに?」
Metamaskとは、イーサリアムや、イーサリアム系のトークンを管理できるWebウォレットのことです。
NFT売買にはイーサリアムが必要となるため、Coincheckなどの仮想通貨取引所で購入したイーサリアムをMetamaskに送金しておく必要があります。
まとめ:NFT投資は2022年からがアツい!
NFT市場は急速に拡大しており、将来性が期待できる分野です。さまざまなコンテンツでNFTの開発が進んでおり、手軽にNFTアートやゲームアイテムの取引ができる環境も整いつつあります。
- 代替不可能な唯一無二の所有物
- 転売時は作者にも収益が入る
- 高値で取引される事例も増えている
NFTを手軽に始められるのはCoincheck NFT(β)です。NFT取引ができるだけでなく、簡単操作で仮想通貨を準備できます。
伸びる可能性のあるNFT市場を開拓し、大きく稼ぐチャンスをつかんでください。
- NFT市場は2021年に入り急速に拡大。有名人や大企業が続々とNFT市場に参入している。
- NFTアートの出品や転売、NFTに関連した仮想通貨の売買など、稼ぎ方は人それぞれ。
- NFTを気軽に始められるのはCoincheck NFT(β)。仮想通貨の取引経験がなくても簡単に操作できる。

(監修者)新井智美 https://marron-financial.com/
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、年間100件以上の執筆・監修業務を手掛けている。