株と仮想通貨はどっちが儲かる？特徴の違いや具体的な儲け方を紹介

仮想通貨（暗号資産：以下仮想通貨で表記を統一）と株はどちらもリスクを取ってリターンを追う資産ですが、どっちに投資すれば儲かる可能性があるのか気になる方も多いでしょう。

結論、仮想通貨と株は両方やるべきです。仮想通貨と株はどちらも初心者向けから中級者以上向けの儲け方があり、本記事では仮想通貨と株の儲け方の違いを解説し、どっちが儲かる可能性があるのか、儲けるための具体的な手法などを解説します。

仮想通貨と株の儲け方の違い

仮想通貨と株は儲け方に明確な違いがあるので、解説します。

仮想通貨の儲け方

仮想通貨の儲け方は主に以下の5種類です。

• 仮想通貨の値上がり幅で利益を得る
• NFTを価値が上昇したタイミングで売却し利益を得る
• ステーキングやレンディングなど売買以外のサービスで利益を得る
• アービトラージを行う
• マイニングを行い報酬を獲得する

最も一般的な儲け方は、仮想通貨を保有し値上がりしたタイミングで売却して利益を得る方法です。

ただ、仮想通貨は株にはない稼ぎ方があり、例えば仮想通貨ではなくNFTを保有し、値上がりしたタイミングで売却することで仮想通貨を獲得できます。しかし、仮想通貨より難易度が高いため、中級者以上の方向けの稼ぎ方となります。

それ以外に保有した仮想通貨を預けて金利収入を得られるステーキングやレンディングなどの稼ぎ方もあり、長期保有したい仮想通貨がある場合は値上がりを待ちながら金利収入を得られるため初心者の方にもおすすめの稼ぎ方となるでしょう。

ただし、ステーキングやレンディング期間中に値下がりするリスクがあります。

株の儲け方

一般的な株への投資は仮想通貨より儲け方の幅が狭くなり、主に以下の3種類になります。

• 値上がり益
• 配当益
• 株主優待

株の最も一般的な稼ぎ方は、仮想通貨と同様に株が値上がりしたタイミングで売却して利益を得る方法です。

株には仮想通貨にはない儲け方として配当益や株主優待があり、配当益は株を保有していると、企業に利益に応じて配当金がもらえます。

株主優待も同じく株を保有しているとその企業の割引券や製品などがもらえ、現金による利益ではありませんが企業によってさまざまなサービスが受けられます。

配当益や株主優待は値上がり益と比較すると利益が少ないですが、値上がり益とは違い損失が発生する可能性がないため仮想通貨にはない安全な儲け方ができるのです。

仮想通貨と株はどっちが儲かるのか

仮想通貨と株はどっちが儲かるのかは、そもそも人によって金融商品の向き不向きがあるため、一概にどちらが儲かる可能性が高いとは言えません。

ただ、仮想通貨のビットコインは株より大きな利益を出せる可能性があります。もちろん、難易度が株より高いわけではなく、誰でも利益を出せるチャンスはあります。

仮想通貨が儲かる可能性がある理由

仮想通貨が株より儲かる可能性がある理由は以下の3つです。

• 値動きの幅が大きく資産を増やしやすい
• 365日24時間取引できるため株よりも売買のチャンスが多い
• 市場全体の将来性が高く多くの銘柄で価格上昇が期待できる

値動きの幅が大きく資産を増やしやすい

仮想通貨は株より値動きの幅が大きくハイリスクではありますが、上昇相場の際は株より資産を増やしやすいメリットがあります。

例えば株のS＆P500は2021年初の約3,800ドルから最高値約4,700ドルまで値上がりしましたが、ビットコインは2021年初は約32,000ドルでしたが最高値は約67,000ドルまで値上がりしました。

株は約1.3倍しか値上がりしていませんが、ビットコインは2倍以上の値上がりをしているため、2021年は株より資産が増やしやすかったのです。

365日24時間取引できるため株よりも売買のチャンスが多い

株式市場は1日に取引できる時間が午前は9時から11時30分まで、午後は12時30分から15時までと決められており、土日祝日は取引できません。

しかし仮想通貨市場は265日24時間いつでも取引できるため株よりも売買チャンスが多く、利益を得られる可能性が高いと言えます。

もちろんその分、損失が発生する可能性も高くなりますが、会社員の方のように平日の昼間になかなか取引時間が取れない方でも売買しやすいでしょう。

市場全体の将来性が高く多くの銘柄で価格上昇が期待できる

株は市場がある程度成熟しており大きな利益を上げるには個別銘柄の選定を見極める必要がありますが、仮想通貨はまだまだ成長市場であり、将来性に期待できるため市場拡大により多くの銘柄で価格上昇に期待できます。

Allied Market Researchが発表したレポートでは仮想通貨市場は2030年までに9億4000万ドル（約5430億円）に達すると予測されています。

参考：Coindesk

また、矢野経済研究所の調査によると国内のメタバース市場は2021年から前年度比245.2％の1,825億円まで大きく成長すると予測され、数百％の値上がりを期待できる銘柄が株より見つけやすいメリットがあります。

仮想通貨で儲けるための具体的な方法

仮想通貨で儲けるための具体的な手法は以下の3つです。

• 毎月少額で仮想通貨を現物購入して積立投資をする
• 元手よりも大きな資金を動かすレバレッジ取引をする
• レンディングで仮想通貨を貸し出して利子を受け取る

毎月少額(定額)で仮想通貨を現物購入して積立投資をする

最も簡単に儲けるための方法としては、毎月少額(定額)で仮想通貨の現物を購入し、ドルコスト平均法で積立投資する方法がおすすめです。

ドルコスト平均法は価格が安い高いを問わず購入するため、高値掴みするリスクが少なく、長期的に見ると平均取得価格が下げられるメリットがあります。

ドルコスト平均法で積立投資することで特別なトレードスキルや相場判断をしなくとも長期投資で稼げる可能性が高くなるのです。

仮想通貨取引所のCoincheckなら自動でビットコインを積立投資してくれる機能が備わっているため、仮想通貨に触れた経験がない方でも簡単に積立投資を始められます。

元手よりも大きな資金を動かすレバレッジ取引をする

中級者以上の方向けになりますが、元手よりも大きな資金を動かすレバレッジ取引もおすすめです。

レバレッジ取引とは、預けた証拠金より大きな金額で取引できる仕組みです。

例えばレバレッジを仮に2倍に設定すると、自分の資金は10万円しかありませんが最大20万円分の取引をできるようになり、保有しているポジションで利益が出る方向に相場が動けば2倍の利益を得られます。

ただ、その分リスクも2倍になり、損失が発生した場合は2倍の損失が発生することも念頭に置いて取引しましょう。

レンディングで仮想通貨を貸し出して利子を受け取る

仮想通貨にはレンディングサービスがあり、仮想通貨を一定期間貸し出すと期間中は預けた仮想通貨の金利収入が受け取れる仕組みになっています。

レンディングを活用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット	デメリット
・仮想通貨を貸すだけで銀行預金の100倍以上の金利収入が受け取れる ・取引所に預ければ貸出のリスクが少ない	・下落相場時は貸し出した仮想通貨が返ってこなくなる可能性がある ・1度貸し出すと一定期間引き出せない

レンディングは大手銀行の現在の定期預金金利約0.002%の1000倍以上となる2〜5%程度の金利収入を受け取れ、Coincheckのような大手取引所のレンディングサービスを活用すればリスクも抑えられます。

ただ、下落相場時にレンディング企業に貸し出していると企業の資金繰りが危うくなり、返ってこなくなる可能性も0ではありません。

仮想通貨で儲けるためにおすすめの銘柄

仮想通貨で儲けるためには銘柄選定が必要ですが、将来性に期待できる銘柄は主に以下の3種類です。

ビットコイン（BTC）

通貨名	ビットコイン
誕生日	2009年1月
過去最高値	67,549ドル
発行上限	21,000,000枚
現在の価格 (2023年5月30日時点)	¥3,924,436.90
時価総額 (2023年5月30日時点)	¥76,089,991,310,129
公式HP	ビットコイン公式サイト

ビットコインは仮想通貨の中で最も将来性に期待できる銘柄です。以下の機関投資家や著名人からも注目されています。

イーサリアム（ETH）

通貨名	イーサリアム
誕生日	2015年8月
過去最高値	4,780ドル
発行上限	–
現在の価格 (2023年5月30日時点)	¥268,018.43
時価総額 (2023年5月30日時点)	¥32,227,654,581,961
公式HP	イーサリアム公式サイト

イーサリアムはビットコインの次に時価総額が高い仮想通貨です。スマートコントラクトという仕組みを使い、仮想通貨上でさまざまなサービスを作るプラットフォームの役割を果たします。

イーサリアムは調査会社FSInsightの2022年8月12日のレポートによると今後1年でビットコインの時価総額を超える可能性があると報告されています。

参考：Coindesk

エンジンコイン（ENJ）

通貨名	エンジンコイン
誕生日	2017年11月
過去最高値	4.85ドル
発行上限	1,000,000,000枚
現在の価格 (2023年5月30日時点)	¥47.24
時価総額 (2023年5月30日時点)	¥47,201,619,520
公式HP	エンジンコイン公式サイト

エンジンコインはNFTプラットフォームを制作しているプロジェクトで、NFT市場が今後成長することに賭けるのであればエンジンコインは将来性に期待できる銘柄となるでしょう。

AIによって仮想通貨の価格予測を行っているPricePredictionは、エンジンコインは2023年現在は約47円ですが2030年には最大1,000円超(※)まで価格上昇すると予想しています。

※2023年5月30日時点のドル円チャート（＝140.12円）で計算

初心者が仮想通貨で儲けるための注意点

仮想通貨は株より大きく資産を増やせる可能性が高いですが、以下3つの注意点を押さえておく必要があります。

利益によっては高い税金を支払う必要があるため税金分の現金は確保しておく

仮想通貨は税区分が総合課税になっており、雑所得に分類されます。株と比較すると以下の通りです。

株	申告分離課税
仮想通貨	総合課税

株は利益が出た場合は申告分離課税のため税率は約20％で済みますが、仮想通貨は総合課税となり、雑所得は最大約55%まで税率が上がります。

株より高い税金を支払う可能性があるため、利益が出た際はすべてを再投資するのではなく税金分の現金を確保しておく必要があります。

値動きが激しく一瞬にして損失が出る可能性がある

仮想通貨は株よりも値動きが激しく、一瞬にして大きな損失が発生する可能性があります。

実際、2022年11月には大手仮想通貨取引所のFTXが破綻に追いこまれるトラブルが発生し、ビットコインはわずか1日で約20,000ドルから15,000ドル台まで下落しました。

一気に5,000ドル(25%)下落することは株ではあまりなく、仮想通貨市場の下落相場は株より大きな損失が発生しやすい市場となります。

ハッキングされると購入した仮想通貨をすべて失う可能性がある

仮想通貨はデジタル上の金融商品であり、仮想通貨取引所や仮想通貨サービスは度々ハッキング被害に遭います。

実際に日本でもハッキング事件が過去に起きており、2014年3月に仮想通貨取引所「Mt.Gox」がハッキング被害に遭いました。

被害額は当時約480億円相当にも上り、当時Mt.Goxを利用していた人が投資していた仮想通貨が返ってこなくなる可能性も示唆されていました。

ハッキングはセキュリティ対策が脆弱であるほど狙われやすいため、セキュリティが厳重な取引所を利用したりオンラインから切り離されているコールドウォレットで保管したりするなど、自分自身もセキュリティ対策に気を遣う必要があります。

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仮想通貨で儲けるためのコツ

仮想通貨はハッキングや予想外の下落など、注意すべき点がありますが、以下3つの儲けるコツを活用すれば安全に利益を出せる可能性が高くなります。

投資は余剰資金で行うようにする

仮想通貨は株より値動きが激しく、銘柄によってはギャンブル性も激しいため、一気に資産の大半を投資してしまうとタイミングによっては大きく資産が減少する可能性があります。

そのため、仮想通貨投資はポートフォリオの1〜5%程度の余剰資金で行うようにしましょう。

余剰資金で投資すれば損失が出た際に生活への支障が少なくなり、精神的な余裕もあるため損切りや利益確定が冷静に行えるでしょう。

購入する仮想通貨の将来性やリスクなどを十分に勉強した上で投資をする

仮想通貨に限らず多くの投資に言えますが、投資をする際は購入する銘柄の将来性やリスクなどを十分に勉強した上で投資する必要があります。

例えば仮想通貨にはファンダメンタル分析とテクニカル分析があり、それぞれの特徴は以下の通りです。

仮想通貨で損失を最小限に抑え、利益を出すトレードをするにはこれらの分析が必要となることを覚えておきましょう。

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1つの銘柄に大きく投資せずに分散投資を意識する

仮想通貨の価格はビットコインに左右される傾向が強いため、株と比較すると分散効果は低いですが、1つの銘柄に大きく投資せず複数の銘柄へ分散投資しておくことは仮想通貨でも重要になります。

ただ、仮想通貨の中でも時価総額が低く、ギャンブル性が強い草コインは分散投資の対象となりにくいため、分散投資をする際はできるだけ時価総額が高い銘柄を選定するようにしましょう。

初めての仮想通貨投資はCoincheckでの購入がおすすめ

取引所名称	Coincheck
取扱通貨種類	23種類
取引手数料	無料
安全性/セキュリティ	SSL化/2段階認証など
最低購入金額	500円～
レバレッジ取引	なし
スマホアプリ	あり
暗号資産交換業者登録番号	関東財務局長00014号
公式HP	coincheck公式サイト

初めての仮想通貨投資はCoincheck(コインチェック)がおすすめです。Coincheckがおすすめな理由は以下の通りです。

Coincheckは取扱銘柄数が国内でも多く、今後の成長に期待できるNFT・メタバース関連の銘柄も取り扱っています。

そして、Coincheckは仮想通貨投資を初めて行う方でもアプリが使いやすい設計になっているため、迷わず簡単に取引を始められます。

仮想通貨をCoincheckで購入する手順

仮想通貨をCoincheckで購入する手順は以下の3ステップです。

1.口座開設の手続きへ必要な書類・資料を準備する

仮想通貨取引所で口座開設する際は本人確認が必要になるため、手続きに必要な書類を準備しておきましょう。

本人確認は以下の書類の中から1つ選んで提出します。

2.取引所で口座開設を開始・2段階認証設定など行う

Coincheck公式サイトの「口座開設」に進み、メールアドレスとパスワードを登録すると登録用URLの入ったメールが届きます。

メールの上のリンクをタップすれば確認完了です。名前・住所などの基本情報や、金融資産状況・取引経験や利用目的などの入力を行い、本人確認書類を提出しましょう。

口座開設後は2段階認証が必要になるため、スマホアプリの「GoogleaAuthenticator」を事前にインストールしておきましょう。

3.取引所の口座へ日本円を入金し仮想通貨を購入する

仮想通貨を購入するために、まずはCoincheckの口座にお金を入れましょう。入金方法は銀行振込・コンビニ入金・クイック入金から選べます。

日本円を入金したら、取引所へ進みビットコインを購入しましょう。販売所より取引所で購入した方が低いコストで取引できます。

仮想通貨と株はどっちが儲かるのかまとめ

仮想通貨と株はどちらもメリットがあるため両方やるべきですが、短期間で大きな利益に期待したい方には仮想通貨がおすすめです。

仮想通貨は株にはない以下のメリットがあります。

仮想通貨は株式投資にはないメリットが多く存在しますが、その分リスクの高い手法も多くあるため、初心者の方はまずビットコインの積立投資をおすすめします。

Coincheck(コインチェック)なら自動で積立投資を始められる機能が備わっているので、さっそく口座開設して始めてみましょう。

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