

NFT(非代替性トークン)が話題に上がるとともに、メタバースも注目されています。2021年10月28日には、Facebookがメタバースを連想させる「Meta Platforms,Inc.」へと社名を変更したことが取り上げられました。
ビットコインの売りが加速し仮想通貨の市場が全体的にレートを下げる中、メタバース関連銘柄が急騰しています。追い風が吹くメタバース関連銘柄の状況を見て、投資を始めたいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では注目が集まるメタバース関連銘柄のおすすめランキングを紹介しています。メタバースに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
- メタバースは3DCGを利用した仮想空間で、ビジネス転用にも期待されている
- メタバースの市場規模は拡大しており、投資対象としても注目を集める
- 国内でメタバース関連銘柄を購入するならCoincheckがおすすめ
もくじ(タップでジャンプ)
そもそもメタバースとは?その意味について
メタバースとはインターネット上に作られたデジタル仮想空間(世界)や、それに関連するサービスのことです。ここではメタバースの特徴として以下の3つを解説しています。
- metaとuniverseをあわせた造語で仮想空間内でのやり取りを楽しむ
- 2021年、仮想空間をビジネスプラットフォームとして機能させる意味で注目が集まる
- FacebookやMicrosoft、Disneyなど米国大手企業がこぞって参入。
metaとuniverseをあわせた造語で仮想空間内でのやり取りを楽しむ
メタバースは「meta(超)」と「universe(宇宙)」を合わせた造語です。 メタバースが最初に提唱されたのは1992年のことであり、仮想通貨が誕生するよりも前からその概念が存在していたことになります。
エンジンコインなどの関連銘柄では、メタバースとブロックチェーン技術を組み合わせたサービスを提供しています。
メタバース内では現実世界に近い形でコミュニケーションを取ることが可能です。またNFTアイテムの売買など収益化システムも用意されています。
国や地域を制限されることなく、自由な交流や経済活動を楽しめることもメタバースが注目される理由のひとつです。

2021年、仮想空間をビジネスプラットフォームとして機能させる意味で注目が集まる
メタバースと呼ばれる仮想空間としてよく例に挙がるのは、以下のようなゲームタイトルです。
これらのゲームではアバターが存在しており、ユーザー同士は仮想空間で自由にコミュニケーションが可能です。
そして今まではゲームの世界で機能していたメタバースを、ビジネスプラットフォームに転用する動きが注目を集めています。
メタバースのビジネス利用が実現すれば、ZoomやGoogle Meetで行われていたWeb会議が、VRを利用したバーチャル空間で実施される可能性もあるでしょう。

FacebookやMicrosoft、Disneyなど米国大手企業がこぞって参入。
メタバースの分野にはFecebookやMicrosoft、Disneyなどの米国企業が参入し始めています。
各大手企業の動きにより、メタバース関連銘柄の価格が急騰し、時価総額で1.5兆円超えを記録しています。米国大手企業がメタバース分野に注目していることから、今後も成長に期待できる銘柄と言えるでしょう。

ブロックチェーン技術「NFT」との掛け合わせで仮想空間上での物事に価値を付与できる
メタバースにブロックチェーン技術のNFTをかけ合わせることで、仮想空間に存在する事物に価値を付与できます。
従来のメタバースでは、アバターを介したユーザー同士のコミュニケーションがメインでした。しかしブロックチェーン技術を応用したことで、仮想空間内の土地やアイテムをNFT化して取引が可能です。
仮想空間上の事物はブロックチェーンのネットワーク上に存在するため、NFTマーケットプレイスへの持ち出しにも対応しています。
またユーザー自らがNFTアイテムを作成して、メタバース上で取引できるシステムも導入済みです。

メタバースのメリット
メタバースはゲーミングプラットフォームだけでなく、ビジネスの場としての活用にも期待されています。ここではメタバースのメリットとして以下3つを紹介します。
- 仮想空間がビジネスの場として機能する
- 仮想空間上で資産が生まれる
- リモートワークなど非対面が生む障壁を克服する
それぞれのメリットを確認していきましょう。
仮想空間がビジネスの場として機能する
メタバースは3Dアバターと仮想空間により、現実のようなミーティングを再現できると期待されています。
実際にMicrosoftはメタバースに対応した「Mesh for Teams」を発表し、2022年前半にプレビュー版をリリース予定です。メタバースを利用したMesh for Teamsは、ミーティングや共同作業のリアルな再現を目指して開発されています。
また、メタバース内の土地に価値を持たせたり、メタバース内の看板などに広告を設けたりと、仮想空間自体がビジネスの交流を生み出すものとなり得ます。

仮想空間上での資産が生まれる
メタバース関連銘柄のプラットフォームには、仮想空間上の事物に価値を付与する機能があります。
例えばNFTゲームのAxie Infinityであれば、NFT化されたモンスターは価値を持ち、それらの取引が可能です。またThe Sandboxではランドと呼ばれるゲーム内のNFT化された土地にも価値があります。
今後はゲーム内アイテムだけでなく、イラストや音楽などのアート作品も仮想空間上で盛んに取引されるようになるでしょう。

リモートワークなど非対面が生む障壁を克服する
新型コロナウイルスの流行により、多くの労働者がリモートワークを強いられ、今なおその状態が続いています。リモートワークには生産性の向上が期待できる反面、労働者は孤独感を抱えやすいとの報告もあります。
しかしメタバースを利用した仮想空間のオフィスがあれば、ひとつの仮想空間を同僚と共有して体験ができます。実用化が進めばリモートワークにおけるチームの効率化にも期待できるでしょう。

メタバースのデメリット
メタバースには以下のようなデメリットも存在しています。
- オンラインゲームのような依存性がある
- 現実世界でのコミュニケーションが希薄になる
無料で利用できるメタバースは多く、小学生でも気軽に参加できる環境が整っています。実際に友達と会って遊ぶのではなく、仮想空間の中で遊ぶ機会も珍しくありません。
メタバースはユーザー同士のコミュニケーションには便利な空間ですが、オンラインゲームのような依存性も有しています。深い没入感を得られるメタバースだからこそ、現実と仮想空間を区別するのは大人でも難しいものです。メタバースの普及に伴い、現実世界でのコミュニケーション能力が低下することを危惧する声も上がっています。

メタバース関連の仮想通貨銘柄ランキング
メタバースに注目が集まることで関連銘柄の価格が急騰しました。ここではおすすめのメタバース関連銘柄をランキング形式で紹介します。
- エンジンコイン(Enjin/ENJ)
- サンドボックス(The Sandbox/SAND)
- アクシーインフィニティ(Axie Infinity/AXS)
- ディセントラランド(Decentraland/MANA0
- スターアトラス(Star Atlas/ATLAS)
- エバードーム(EVERDOME/DOME)
- ブロックトピア(Blocktopia/BLOK)
- シータネットワーク(Theta Network/THETA)
- ワックス(WAX/WAXP)
- スシスワップ(SuchiSwap/SUSHI)
1位:エンジンコイン(Enjin/ENJ)
通貨名 | エンジンコイン(Enjin) |
シンボル | ENJ |
注目度 | ★★★★★ |
取扱取引所 | Coincheck/GMOコイン |
時価総額 | 141,252,063,333円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://ja.enjin.io/company |
- 2,000万人以上が利用するプラットフォーム内の基軸通貨
- 異なるゲーム間でのアイテム売買が可能
- MicrosoftやSamsungと提携している
エンジンコインには、ゲーミングプラットフォーム内で利用される基軸通貨の役割があります。
35種類以上のゲーム間でエンジンコインを用いてアイテムの売買が可能です。
またプラットフォーム内でNFTアイテムを作成できるため、人気が出ればNFTマーケットにて高値で取引される可能性もあります。


2位:サンドボックス(The Sandbox/SAND)
通貨名 | サンドボックス(The Sandbox) |
シンボル | SAND |
注目度 | ★★★★★ |
取扱取引所 | Binance/Huobi Global |
時価総額 | 389,462,906,064円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://www.sandbox.game/jp/ |
- メタバース内の土地に自分で作成したゲームを設置できる
- アバターやアート作品の取引が可能
- 手数料が発生しないマーケットプレイスがある
サンドボックスはゲーム内でNFT化された土地を所有して、その土地にジオラマや自作ゲームを設置できるプラットフォームです。
プレイヤー同士はゲーム内通貨のSANDを使って、NFTアイテムの取引を行えます。
アイテムを取引するためのマーケットプレイスで手数料が発生しないのも魅力です。


3位:アクシーインフィニティ(Axie Infinity/AXS)
通貨名 | アクシーインフィニティ(Axie Infinity) |
シンボル | AXS |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Binance/Coinbase |
時価総額 | 343,257,478,826円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://axieinfinity.com/ |
- アジアを中心に人気を集めるNFTゲーム
- ゲームのプレイでAXSを稼げる
- 2021年に入り価格が急騰中の銘柄
アクシーインフィニティはベトナム初のゲーミングプラットフォームです。
キャラクターや土地の取引のほかに、ゲームをプレイすることでSLPやAXSを稼げる仕組みが導入されています。
AXSは、2021年1月には50円台でしたが、2022年3月9日現在は5,600円台を推移しており、勢いのある銘柄と言えます。


4位:ディセントラランド(Decentraland/MANA)
通貨名 | ディセントラランド(Decentraland) |
シンボル | MANA |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Binance/Coinbase |
時価総額 | 531,567,515,165円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://decentraland.org/ |
- ブロックチェーンを利用したVRプラットフォーム
- NFTアイテムを作成して取引が可能
- ほかのゲームで入手したNFTを利用できる
ディセントラランドはメタバース内を探索できるVRプラットフォームです。
プレイヤーはゲーム内通貨であるMANAを利用して、さまざまな経済活動を自由に行えます。
また、異なるゲームで入手したNFTアイテムをディセントラランドで利用できるのも、ほかのプラットフォームにはない特徴です。
2011年下期には、一気に価格が上昇しました。


5位:スターアトラス(Star Atlas/ATLAS)
通貨名 | スターアトラス(Star Atlas) |
シンボル | ATLAS |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Gate.io/MEXC |
時価総額 | 6,904,353,019円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://staratlas.com/ |
- 2620年の宇宙をテーマにした仮想空間
- 2022年春にリリースを控えるプラットフォーム
- ローンチ済みのゲーム内通貨は価格が上昇中
スターアトラスは2022年の4月にリリースを控えるブロックチェーンゲームです。
MMOゲームであるため、従来のブロックチェーンゲームと比べてコミュニティ性の高さに期待できます。
Solanaのブロックチェーンを基盤に開発されており、イーサリアム基盤のプラットフォームよりもガス代が安いのも魅力です。


6位:エバードーム(EVERDOME/DOME)
通貨名 | エバードーム(EVERDOME) |
シンボル | DOME |
注目度 | ★★★★★ |
取扱取引所 | パンケーキスワップ/OKX |
時価総額 | 31,124,540,714円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://everdome.io/ |
- 超リアルなメタバース世界を実現
- エバードーム内の世界で自由に経済活動ができる
- 青汁王子をはじめ、世界から大注目される銘柄
エバードームでは、まるで現実世界を映し出したかのようなハイクオリティのメタバース空間を実現しています。2022年現在では、まだエバードームが未実装にもかかわらず、独自トークンの値動きは大きいです。
大手企業との提携もあり、信用性が高いことからも、将来性が高い仮想通貨です。


7位:ブロックトピア(Blocktopia/BLOK)
通貨名 | ブロックトピア(Blocktopia) |
シンボル | BLOK |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Gate.io/OKX |
時価総額 | 15,401.913.095円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://www.bloktopia.com/ |
ブロックトピアは、メタバース空間に建設された21階建てのビルを中心に経済圏を作るといった、一風変わったプロジェクトです。
学ぶ・稼ぐ・遊ぶ・創るをコンセプトにしており、楽しめる要素満載です。
アバターはリアリティが高く、カスタマイズに富んでいます。


8位:シータネットワーク(Theta Network/THETA)
通貨名 | シータネットワーク(Theta Network) |
シンボル | THETA |
注目度 | ★★★★★ |
取扱取引所 | Binance/Gate.io |
時価総額 | 356,186,235,113円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://www.thetatoken.org/ |
- 非中央集権型の動画プラットフォームを提供
- マルチレベルのBFTにより、高度なセキュリティを実現
- ステーキングサービスもあり
シータ(THETA)は、他のメタバースと異なり、非中央集権的な動画プラットフォームTHETA.tvを提供しています。
ソニーやグーグルといった、大手企業からも出資を受けており、将来性は非常に高いです。
ステーキングサービスもあるため、長期保有もおすすめです。


9位:ワックス(WAX/WAXP)
通貨名 | ワックス(WAX) |
シンボル | WAXP |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Binance/Gate.io |
時価総額 | 65,167,936,712円(2022年3月9日現在) |
公式HP | https://on.wax.io/wax-io/ |
- 世界最大規模のゲーム内アイテム売買サイト。OPSkinsから立ち上げられた仮想通貨プロジェクト
- 2020年には注目すべき9つのブロックチェーンにランクイン!
- 金融プラットフォームSALTと連携したため、WAXPを担保としてキャッシングローンを組める!
ワックス(WAXP)は、世界最大規模いのゲーム内売買サイトOPSkinsによって立ち上げられた分散型台帳取引プラットフォームの1つです。
ゲーム上のアイテムをスムーズに取引できるため、多くのゲーマーから注目され、2021年には時価総額を大きく伸ばしました。
2020年にも注目すべき9つのブロックチェーンにランクインしており、将来的にも伸びる可能性は高いです。

10位:スシスワップ(SuchiSwap/SUSHI)
通貨名 | スシスワップ(SushiSwap) |
シンボル | SUSHI |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | Binance/Gate.io |
時価総額 | 45,766,698,625円 |
公式HP | https://sushi.com/ |
- 最近話題のDEXの1つ
- トークンを貸し借りしたり、資産を預けて報酬を得たりできる
- セキュリティ性と流動性が高い
スシスワップ(SushiSwap/SUSHI)は、2020年にローンチしたDEXの1つです。ユーザが個々で取引できるため、流動性が高く注目を集めました。
報酬を得る手段としても、トークンの貸し借りや預け入れなど、多岐にわたります。


メタバースを展開する注目のNFTゲーム
メタバースを展開するNFTゲームにはさまざまなタイトルがありますが、以下3つのタイトルは特に注目されています。
- Axie Infinity
- The Sandbox
- Enjin Craft
Axie Infinity
名称 | Axie Infinity |
ゲームジャンル | ストラテジーゲーム |
対応言語 | 英語 |
公式HP | https://axieinfinity.com/ |
Axie Infinityはユーザー同士でポケットモンスターのようなキャラクターを戦わせる、ストラテジーゲームです。2021年11月現在の対応言語は英語のみですが、国内にも多くのプレイヤーが存在しています。
プレイにおいてNFT化された3体のモンスターが必要であり、参入するには少々ハードルが高めです。

The Sandbox
名称 | The Sandbox |
ゲームジャンル | サンドボックスゲーム |
対応言語 | 英語/日本語 |
公式HP | https://www.sandbox.game/jp/ |
The Sandboxはプレイヤーが自由に目的や目標を決めて遊べるサンドボックスゲームです。ゲーム内にはNFT化された土地が存在しており、オリジナルゲームやキャラクターの作成ができます。
またプラットフォーム内のマーケットプレイスでは、土地やアイテムの取引を自由に行えるのも魅力でしょう。

Enjin Craft
名称 | Enjin Craft |
ゲームジャンル | サンドボックスゲーム |
対応言語 | 英語/日本語 |
公式HP | https://ja.enjin.io/products/platform |
Enjin Craftは人気ゲームMincraftとブロックチェーンをつなぐためのプラグインです。Enjin Craftを利用することで、Mincraft内の土地やアイテムをNFT化できるようになります。
Enjin Craftを利用できるのはJava版のみで、スマホやCS機には対応していないので注意が必要です。

メタバース関連の仮想通貨銘柄が購入できる仮想通貨取引所はCoincheck
名称 | Coincheck |
取扱手数料 | 無料 |
取扱通貨 | エンジンコイン(ENJ) |
安全性/セキュリティ | コールドウォレット/マルチシグ/二段階認証 |
運営企業 | コインチェック株式会社(マネックスグループ) |
公式HP | https://coincheck.com/ja/ |
- アプリダウンロード数No.1
- 初心者でも利用しやすい取引画面
- アカウント登録から取引開始までがスピーディー
Coincheckは東証プライム上場企業が主要株主の取引所です。シンプルな取引画面を採用しているので、初心者でも迷うことなく使いこなせます。
アカウント登録から取引開始までの速さも魅力であり、最短1日で希望銘柄の取引が可能です。

メタバース関連の仮想通貨銘柄の購入方法・買い方について
メタバース関連銘柄は以下のステップで購入できます。
- Coincheckで無料口座開設する
- 日本円を入金し、エンジンコインを購入する
国内で購入できるのはエンジンコインのみなので、ほかの銘柄を希望する方は海外取引所を利用してください。利用する海外取引所はBinanceなどメタバース銘柄の取扱数の多いところを選びましょう。
STEP1:Coincheckで無料口座開設する
メタバース銘柄のエンジンコインを購入するなら、Coincheckがおすすめです。まだ口座開設が済んでいない方は、公式サイトからアカウントを登録してください。
氏名や住所などの必要事項を入力すれば、アカウント登録は完了します。実際に取引を開始するには本人確認が必要なので、運転免許証などの本人確認書類を手元に用意しておきましょう。
本人確認は早ければ2~3時間で完了するため、アカウント登録から最短1日で取引を開始できます。
また日本円の入金用にネット銀行などの口座を用意しておくのがおすすめです。
STEP2:日本円を入金し、エンジンコインを購入する
Coincheckの口座開設が完了したら、エンジンコインを購入するために日本円を入金しましょう。
日本円の入金方法には以下の3つがあります。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
銀行振込を利用する場合は、振込手数料が無料の「住信SBIネット銀行」や「GMOあおぞらネット銀行」の口座を用意するのがおすすめです。
Coincheckの取引画面を開いたら、販売所(購入)をクリックします。エンジンコインを選択して、希望する数量を指定してください。
合計金額の確認後に「購入する」をクリックすることで、エンジンコインの購入が完了します。
番外編:海外取引所に送金して仮想通貨を購入する
エンジンコイン以外のメタバース関連銘柄を購入するには、海外取引所を経由する必要があります。
メタバース関連銘柄は以下の取引所で購入が可能です。
- Binance
- Huobi Global
- Coinbease
- Gate.io
- MEXC
海外取引所を利用するには英語の知識が必要ですが、Binanceのように日本語に対応しているとろこもあります。英語に自信のない方は日本語対応の取引所を利用しましょう。
また海外取引所は日本の金融庁から認可されていないため、詐欺や倒産などのリスクがゼロではありません。リスクを許容したうえで、自己責任で利用してください。
メタバース関連の仮想通貨銘柄の今後の将来性は?
メタバースが注目されたことで関連銘柄が人気を集め価格が上昇中です。ここでは今後の将来性について以下2点を考察しています。
- 数々のグローバル企業がメタバース分野への参入を決定している
- ソフトバンクグループのThe Sandboxへの出資など、投資対象としても注目を集めている
数々のグローバル企業がメタバース分野への参入を決定している
世界中の大手企業がメタバースに注目しており、参入を次々と発表しています。メタバースに関心を示す企業は以下のとおりです。
メタバース分野への参入表明はITやテクノロジーを扱う企業に目立ちます。Disnyのようなエンターテイメント業界でも注目されており、メタバースは社会に密接な関わりを持つことを予想できるでしょう。

ソフトバンクグループのThe Sandboxへの出資など、投資対象としても注目を集めている
ソフトバンクが設立した投資ファンドの「Vision Fund 2」が、ゲーミングプラットフォームのThe Sandboxに投資をしたことで話題となりました。
Vision Fund 2が独自の仮想通貨を発行する企業に投資するのは初めてのことであり、メタバースやNFTゲームに対する期待の大きさが伺えます。
The Sandboxではプラットフォーム上での取引量が1億4,400万ドルを超え、投資対象としても注目できる存在です。

参考:ソフトバンクら、メタバースNFTゲーム企業「The Sandbox」に約105億円出資
メタバースに関してよくある質問
メタバースに関してよくある質問として以下の2つを紹介します。
- Q.「メタバースを体感できるアプリはある?」
- Q.「メタバースの市場規模はどれくらい?」
Q.「メタバースを体感できるアプリはある?」
メタバースを利用したNFTゲームはブラウザでのみ遊べるものばかりです。NFTゲーム以外であればFortniteやMincraftなどのアプリでメタバースを体感できます。
しかしFortniteはAndroid向けのアプリしか配信されていないので、スマホアプリで気軽にメタバースを楽しみたいならMincraftをダウンロードしてみましょう。
Q.「メタバースの市場規模はどれくらい?」
アメリカの市場調査会社「Emergen Research」によると、メタバースの市場規模は2028年までに8,289億5,000万ドル(約94兆5,193億円)に達する見込みです。
2020年の時点で市場規模は476.9億ドルに達しており、今後の8年間で急激な成長を見せると予想されています。このような市場規模の拡大は新型コロナウイルスによるリモートワークの増加が主な要因でしょう。
参考:米市場調査会社、世界のメタバース市場規模が2028年に8,289億5,000万ドルに達すると予想
メタバース関連仮想通貨銘柄まとめ
メタバースにはグローバル企業の多くが注目しており、その市場規模がどんどん拡大しています。
2021年現在はNFTゲームなど、エンターテイメントでの導入がメインです。メタバースはビジネスプラットフォームとしての機能にも期待されているため、仮想空間でビジネスを行う将来も近づいています。
メタバースが普及すれば関連銘柄の価格上昇が予想されるので、興味のある方は今のうちから投資しておきましょう。
- メタバースは3DCGを利用した仮想空間で、ビジネス転用にも期待されている
- メタバースの市場規模は拡大しており、投資対象としても注目を集める
- 国内でメタバース関連銘柄を購入するならCoincheckがおすすめ

(監修者)新井智美 https://marron-financial.com/
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員 個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、年間100件以上の執筆・監修業務を手掛けている。