- 本サイトにはプロモーション広告が含まれています。本記事は、専門的な知識を持つ編集者が、金融庁、消費者庁、日本暗号資産取引業協会などの信頼できる情報源をもとに、正確で信頼性のある内容を提供することを目的に制作しています。
セキュリティが強固な仮想通貨取引所3選|個人でできるセキュリティ対策・ハッキング対策を6つ紹介


仮想通貨がハッキングされたら困るなぁ…。自分でできる対策方法はあるのかな?



セキュリティが強固な取引所を利用して、仮想通貨を守るといいよ。
仮想通貨はデジタル上の資産であり、過去にはハッキングによる流出事件も起きています。日頃のセキュリティ対策を徹底し、悪質な手口から仮想通貨を守る意識が必要です。
今回は、個人でできるハッキング対策や、セキュリティが強固な仮想通貨取引所を紹介します。自分の資産を守るためにも、セキュリティ対策を講じておきましょう。
仮想通貨取引所においてセキュリティが重要な理由


仮想通貨は株式・FXなどに比べ、ハッキングの被害を受けやすい金融資産です。仮想通貨の流出事件は国内・海外を問わず起きており、過去には数百億円規模のハッキング事件が発生しています。
また、取引所に集まった個人情報が狙われ、情報流出による詐欺や犯罪に発展する恐れもあります。資産や情報流出を防ぐためにも、セキュリティの高い取引所選びが大切です。



仮想通貨のハッキング事件が多いのは、仮想通貨自体に問題があるのかな?



仮想通貨を保管する取引所の方に問題があるんだ。セキュリティの甘い取引所を狙って、ハッカーは攻撃を仕掛けているよ。
個人でできるセキュリティ対策


仮想通貨の取引において、個人でできるセキュリティ対策・ハッキング対策は以下の通りです。
- セキュリティの高い取引所を選んで取引する
- パスワードや暗証番号を複雑にする
- 公共のWi-Fiは使用せず、安全性の高いVPNを使う
- 二要素認証や二段階認証の設定を必ず行う
- セキュリティソフトを導入する
- 初心者は日本国内の安全な仮想通貨取引所を使う
セキュリティの高い取引所を選んで取引する
仮想通貨の取引を行う際は、セキュリティの高い取引所選びが重要です。仮想通貨や日本円を預け入れるため、セキュリティ対策を講じている取引所かどうかを確認しましょう。
取引所のセキュリティ対策として、以下の施策が挙げられます。
- マルチシグ…仮想通貨のデータ送信時に複数の秘密鍵を必要とする技術
- コールドウォレット…仮想通貨の管理をオフライン上で行い、不正アクセスを防止する
- SSL通信…インターネット上の通信を暗号化し、第三者のなりすましや改ざんを防ぐ
- ファイアウォール…外部ネットワークの攻撃からコンピュータを守る
- 二人体制による資金移動…ウォレット間の移動の際、人的ミスや不正を防ぐ



ハッキングされたら大変だし、セキュリティ対策が万全な取引所を選ばないといけないね
パスワードや暗証番号を複雑にする
推測されやすいパスワードや、暗証番号の使い回しをしている方は要注意です。取引所のアカウントが流出し、不正ログインによる被害を受ける恐れがあります。
パスワードを複雑にするコツは以下の通りです。
- 辞書にある単語をそのままパスワードに使用しない
- アルファベットの大文字・小文字、数字、記号を混ぜる
- 同じパスワードの使い回しをしない



「なりすまし」による被害を避けるためにも、複雑な暗証番号を設定しよう。
公共のWi-Fiは使用せず、安全性の高いVPNを使う
VPN(Virtual Private Network)とは「仮想専用通信網」を意味する言葉で、プライバシーと匿名性を守る通信技術を指しています。
各地に設置されているフリーWi-Fiの中には、情報を盗み出すことを目的とした危険なWi-Fiが紛れ込んでいる可能性があります。
外出先でやむを得ずフリーWi-Fiを利用する際は、VPNを導入しておくのが望ましいです。



VPNの利用には、月額数百円~千円程度のコストがかかるんだね。



個人情報が抜かれた場合の大損害を考えると、重要なセキュリティ対策だといえるよ。
二要素認証や二段階認証の設定を必ず行う
取引所を利用する際は、パスワードだけでなく二要素認証・二段階認証の設定を必ず行いましょう。
- 二要素認証…知識・所有・生体のうち、異なる2つの要素を組み合わせて認証を行う仕組み
- 二段階認証…2つの段階を経て認証を行う仕組み
参考:Canon
ワンタイムパスワードや生体認証などを取り入れると、認証強度が高まり安全性がアップします。総当たり攻撃などの不正アクセスから資産を守るためにも、二要素認証・二段階認証を必ず設定してください。
セキュリティソフトを導入する
取引に利用するデバイスには、セキュリティソフトを導入するのがおすすめです。ウイルス対策ソフトを利用すれば、偽サイトへの誘導・マルウェア感染などの危険から身を守れます。
また、セキュリティソフトをインストールしておけば、仮想通貨の取引以外にもさまざまな場面で有効に働きます。



思いがけないところでウイルスに感染するかもしれないし、備えあれば憂いなしだよ。
初心者は日本国内の安全な仮想通貨取引所を使う
仮想通貨の取引に慣れていない方は、日本の仮想通貨取引所を利用しましょう。
海外取引所は取扱い銘柄が多いものの、詐欺やハッキングなどのリスクがつきものです。万が一アクシデントが発生した際も、英語でやり取りしなくてはなりません。
また、金融庁は海外取引所に対する警告を出しており、利用は自己責任です。



金融庁の認可を受けた国内取引所の方が安心だし、いざという時に対応してもらえそうだね。


実際に発生したセキュリティ事故の具体例とハッキング手口


セキュリティ対策を講じるには、過去に起きたハッキング事件を知っておくことが大切です。
ここからは、実際に発生したセキュリティ事故やハッキングを紹介します。
- ハッキングで価格が不正操作された「マウントゴックス事件」
- ハッキングを受けて破産した取引所も存在する
- 大手取引所でもハッキングによる不正流出がある
- 仮想通貨NEMが取引所から大量に流出した
ハッキングで価格が不正操作された「マウントゴックス事件」
マウントゴックス事件とは、2014年に発生したビットコインのハッキング事件です。
日本の企業が運営する「マウントゴックス社」のサーバーがハッキングを受け、当時のレートで約470億円相当のビットコインが流出しました。加えて、預かり金の28億円も消失しています。
- システムの不具合を悪用した不正アクセスが発生
- 2011年にも875万ドル以上のハッキングを受けていたことが発覚
- 元CEOが顧客の預かり資産を横領した疑いで逮捕される(のちに無罪が確定)
巨額の負債を抱え、マウントゴックスは事実上経営破綻しました。
参考:日本経済新聞
なお、マウントゴックス事件の後、改正資金決済法によって利用者保護が強化されています。
- 仮想通貨交換業者の登録を義務化
- 会社資産と顧客資産の分別管理
- 登録業者への財務規制(一定額の資本金が無ければ登録不可)


ハッキングを受けて破産した取引所も存在する
取引所のハッキング被害は世界中で発生しており、中には破産した取引所も存在します。
- ユービット…韓国の仮想通貨取引所。2017年に4,000BTCなどのハッキングを受け破産
- クリプトピア…ニュージーランドの仮想通貨取引所。2019年に約17億円のハッキングを受け破産
※被害額は当時レートで算出
クリプトピアのハッキング事件では、利用者の仮想通貨がひとまとめのウォレットに保管されていたことが問題視されています。
大手取引所でもハッキングによる不正流出がある
大手取引所でもハッキングによる不正流出が起きているため注意が必要です。
2022年11月11日にFTXが、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条を申請しています。連邦破産法11条の申請後、口座をコールドウォレットにする作業を進めていましたが、資金の不正流出が発生しました。
各取引所はハッキング対策に力を入れています。それでも、資産の不正流出が起こらない保証はありません。



大手取引所だからといって、絶対に安全ではないよ。
仮想通貨NEMが取引所から大量に流出した
2018年1月には、国内取引所のコインチェックから約580億円相当のネム(NEM)が流出しました。
当時のコインチェックは仮想通貨をオンライン上で管理する「ホットウォレット」を使用しており、ハッキング対象として狙われたと考えられています。
参考:日本経済新聞
この事件後、コインチェックは約2か月後にネム保有者への補償を行っています。
また、事件後に大手金融企業のマネックスグループの傘下に入り、徹底したセキュリティ改善が実施されました。



Coincheckは、現在は金融庁の認可が下りているよ。相当な資本力があるし、安全性も高いから多くの人が利用しているんだ。
ハッキングされた仮想通貨はどうなるか解説
取引所がハッキングされると、取引所の自己資金から流出した仮想通貨(暗号資産)に相当する額が返金されます。
しかし、自己資金の不足により取引所が返金できない可能性もあるでしょう。その場合には、損害賠償請求が可能です。
ただし、裁判所の判決によって資産を返還できない場合があります。



取引所に預けた資産が返還されないリスクを考慮しておかなければなりませんね。
また、資産が戻ってくる場合でも、返還手続きは面倒です。ハッキング事件に巻き込まれないためには、取引所選びが重要になります。



セキュリティ性の高い取引所を選べばリスクを下げられるよ。
強固なセキュリティを持つ国内取引所3選
自分の大切な資産を守るためにも、セキュリティの高い取引所選びが重要です。ここからは、強固なセキュリティを持つおすすめの国内取引所を紹介します。
Coincheck(コインチェック)
国内大手の取引所を利用したい方には、アプリダウンロード数No.1のCoincheckがおすすめです。主要株主であるマネックスグループの豊富な金融ノウハウを生かし、高いセキュリティを実現しています。
- SMSとデバイスによる2段階認証
- コールドウォレット・マルチシグの採用
- 預かり金の分別管理
Coincheckは日本初となるナスダック上場を目指しており、安定した財務基盤を構築しています。資本力があるため、取引所の破綻リスクが低いのもポイントです。



万が一のことがあったとしても、資本力のある取引所なら補償が受けられる可能性があるね。
DMM Bitcoin
高い技術力を持つ取引所を利用したい方は、DMMグループが手掛けるDMM Bitcoinがおすすめです。DMMグループは株式やFXなどの金融事業を展開しており、積み上げてきた技術を元にセキュリティ体制を整えています。
- 資産の95%以上をコールドウォレットで管理
- 2段階認証・端末認証
- ファイアウォールによるログイン情報の監視
レバレッジ取引に強みを持っており、預け入れられた信託の保全を徹底しているのも特徴です。
なお、DMM Bitcoinでは口座開設するだけで1,000円がもらえるキャンペーンを実施しています。出費を抑えて仮想通貨を買ってみたい方にもおすすめです。※2024年3月1日(金)午前7時00分~2024年9月1日(日)午前6時59分までの期間限定



DMM Bitcoinは手数料のほとんどが無料だから、コスト削減に向いているんだ。
bitFlyer(ビットフライヤー)
セキュリティ面で安心できる取引所を利用したい方には、老舗取引所として信頼の高いbitFlyerがおすすめです。強固なセキュリティに定評があり、業界最長の7年以上ハッキング0を継続しています。
- 最新のビットコインテクノロジー「マルチシグ」を業界に先駆けて導入
- マネーロンダリング対策・本人確認などの施策において業界をリード
- 約100%のビットコインをコールドウォレットで保管
- 大手金融機関よりも強度の高い暗号化技術(SSL通信)を採用
- 2段階認証・ログイン履歴の管理
歴史の長い取引所ということもあり利用者が多く、ビットコイン取引量国内No.1※を誇ります。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
Tポイントとビットコインの交換など、独自のサービスを展開しているのも特徴です。



19種類の仮想通貨を1円から買えるんだ。少額だけ仮想通貨を買ってみたい人にもおすすめだよ。
強固なセキュリティを見極める基準
取引所で口座を開設する際には、セキュリティの高さが重要になります。ここでは、強固なセキュリティを見極める基準について紹介します。
- SSL化による暗号化通信がなされているか
- コールドウォレットによる保管がなされているか
- マルチシグ化による複数の秘密鍵を要求できるか
3つの基準に注目して、利用する取引所を選びましょう。
SSL化による暗号化通信がなされているか
取引所のセキュリティを見極めるには、公式HPのURLがSSL化されているかをチェックしてください。
SSL化を確認するためのポイントは以下2つです。
- URL欄の先頭に鍵マークがある
- URLが”http://~”ではなく、”https://~”と表示されている
以上2つがそろっている取引所の公式HPは、すべてのデータが暗号化されているため信頼できます。



SSL化されていない取引所はリスクが高いから、利用しないように気をつけてね。
コールドウォレットによる保管がなされているか
取引所に預けた資産をハッキングから守るには、資産の保管方法が重要です。コールドウォレットによって資産が保管されている取引所を選ぶようにしましょう。
コールドウォレットとは
インターネットと完全に切り離されたウォレットのことです。
コールドウォレットを利用することで、取引所のユーザーは不正アクセスにより資産が盗まれるのを防げます。



取引所で口座を開設する前に、コールドウォレットであるかどうかを確認することが大切です。
マルチシグ化による複数の秘密鍵を要求できるか
マルチシグに対応した取引所はセキュリティ性が高く、安心して利用できます。
マルチシグとは
仮想通貨を送金する際に、複数の秘密鍵を要求できる技術のことです。
マルチシグを採用することで、ウォレットのセキュリティ性を高められます。もし秘密鍵のひとつが外部に漏れても、ほかの秘密鍵がなくては仮想通貨を送金できないため安全です。
マルチシグを採用していない取引所では、過去に資産の不正流出が起きています。安全のために、マルチシグを採用した取引所を利用してください。



マルチシグは資産を守るために必須の技術だよ。
仮想通貨取引所のセキュリティに関してよくある質問


ここからは、仮想通貨取引所のセキュリティに関するよくある質問を紹介します。
- 仮想通貨取引所がハッキングされた場合はどうなるの?
- セキュリティに関わるコールドウォレットとホットウォレットとは何ですか?
- 取扱銘柄が多くセキュリティが高い取引所は?
- 「海外取引所ならどこがセキュリティ面に強いですか?」
Q.「仮想通貨取引所がハッキングされた場合はどうなるの?」
取引所がハッキングを受けると、最悪の場合はすべての資産を失う恐れがあります。
大切な資産を守るためにも、事前のセキュリティ対策が重要です。安全な取引所を使って資産を管理し、二段階認証やパスワード設定によって不正アクセスを防ぎましょう。



取引所がハッキングされたら、預けていた仮想通貨は戻ってこないのかな…?



補償を行っている取引所もあるけど、取引所が破綻した場合は戻ってこない可能性があるよ。安全で資本力のある取引所選びが大切だ。
Q.「セキュリティに関わるコールドウォレットとホットウォレットとは何ですか?」
コールドウォレットとは、オフラインで仮想通貨を保管するウォレットのことです。インターネット環境から完全に遮断されているため、不正アクセスのリスクを減らせます。
ホットウォレットとは、インターネットに接続された状態のウォレットを指しています。仮想通貨を手軽に移動できるため利便性は高いものの、セキュリティ面に不安が残るのがデメリットです。



取引所を選ぶときは、コールドウォレットで保管されているかどうかを確かめよう。
Q.「取扱銘柄が多くセキュリティが高い取引所は?」
取扱銘柄の豊富さとセキュリティの高さを兼ね備えているのは、国内大手取引所のCoincheckです。
- Coincheck…17銘柄
- DMM Bitcoin…38銘柄
- bitFlyer…19銘柄
Coincheckではビットコインやイーサリアムなどの人気銘柄に加え、他の取引所では取扱いが少ないIOSTを購入できます。
加えて、Coincheckが手掛けるNFTマーケットプレイスも利用できるため、さまざまなNFTや仮想通貨の中から投資先を選択できます。



いろいろな銘柄に投資したいならCoincheckが便利だね。けれど、老舗取引所bitFlyerのセキュリティも魅力だよ。



複数の取引所を併用して、万が一のリスクを分散させるのも有効だよ。
Q.「海外取引所ならどこがセキュリティ面に強いですか?」
海外取引所でセキュリティ面に強いのはBinance(バイナンス)です。FTXと2大巨塔を築いていた取引所であり、世界最大級の規模を誇ります。
2022年11月にFTXが破綻したことで、Binanceの取引量が大幅に増えました。高水準の流動性であるため、危機を乗り切れる強さがあるとされています。
ただし、セキュリティの安全性を求めるのであれば、金融庁から認可を受けた国内取引所を利用するのがおすすめです。
仮想通貨取引所のセキュリティまとめ
仮想通貨を守るためには、日常的なセキュリティ対策が不可欠です。二段階認証や複雑なパスワードを設定した上で、強固なセキュリティを持つ取引所を利用しましょう。
セキュリティに優れる仮想通貨取引所はCoincheckです。さまざまなセキュリティ施策で業界をリードしており、7年連続ハッキング0を実現しています。
信頼の厚いbitFlyerに登録して、今後の資産形成に役立てていきましょう。


(監修者)小川和哉
保有資格
ファイナンシャルプランナー
プロフィール
ジャンルの垣根を超えたオールラウンドなアドバイスが特徴。ライフスタイルに合わせたお金のため方ふやし方、備え方など、オーダーメイド設計と適度なアフターフォローが特に20〜40代に好評。家庭の家計相談から個人事業主の経理・経営相談までお金に関することなら何でもワンストップで対応可能。
専門・得意分野
家計管理・節約・投資・経理/経営相談



































