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ビットコインと仮想通貨の未来【2025年から2050年の価格予想】
ビットコインと主要仮想通貨の2025年から2050年までの価格予想です。
最新の分析と専門家の意見を基に、将来の市場動向と投資の見通しを提供します。
仮想通貨は今後どうなっていくのだろう?将来性ないのかな?
値動きは激しいけれど、長期的に見れば価格は上がるかもしれないよ。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は、高騰と暴落を繰り返しつつも価格を上昇させている傾向にあります。
結論、仮想通貨全体は今後も価格が上がり続ける可能性もあります。2023年の初めから徐々に回復している状況です。以下は、海外の仮想通貨価格予想サイト「CryptoPredictions.com」によるビットコインの予想平均価格を記しています。
- 2023年:年末までに約480万円台に下落(2023年11月時点より約13.98%マイナス)
- 2025年:年末までに約450万円台に下落(2023年11月時点より約19.35%マイナス)
- ※2023年11月20日時点の為替レート(1ドル=150円, 1BTC=558万円)で算出
今回は、仮想通貨の5年後・10年後の見通しや、ビットコインやイーサリアムの価格考察を紹介します。ニュースや投資家の意見を踏まえた上で、仮想通貨の将来性を考察していきましょう。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
仮想通貨市場が冷え込んでいる期間での仮想通貨の購入がおすすめ
2023年11月20日現在のビットコイン価格は約558万円で、仮想通貨(暗号資産)市場全体が冷え込んでいる状態です。しかし、今後は価格が伸びていくと予想されているため、購入するチャンスでもあります。
仮想通貨を代表するビットコインやイーサリアムは、将来的な価格上昇に期待できるでしょう。
例えば、ビットコインの総発行数は2,100万枚と決まっているため、デジタル・ゴールドとしての希少性があります。イーサリアムはプラットフォームに活用されており、さまざまなプロジェクトの要です。
ビットコインやイーサリアムを購入するなら、大手取引所のCoincheck(コインチェック)を利用してみてください。シンプルな取引画面のため、初めての方でも迷わずに取引できます。
どちらも今後の伸びが予想されているので、価格が落ち込んでいる今のうちに購入しておきましょう。
ビットコインの5年後〜10年後、それ以降の価格予想まとめ
海外投資家や海外の価格予想サイトによると、ビットコインの価格は今後も上昇するというポジティブな意見が多く見られます。
まずは、ビットコインの5年後~10年後、それ以降の価格予想を見ていきましょう。
- 2023年:745~840万円で高騰する予想が多い中、下落する予想も一定数存在
- 2024年:770万円~1160万円に到達する見方
- 2025年:1,187万円~1,413万円に到達する見方
- 2028年:2,650~4,400万円に到達する見方のほかに1,100万円の厳しい見方もあり
- 2030年:仮想通貨運用市場は1兆円規模へ。さらなる流動性が期待できる
- 2040年:価値の保存手段として金を超える
- 2050年:グローバル金融の主流手段として普及する
- ※なお、価格予想は海外投資家や海外の価格予想サイトによる予想であり、確実性を保証するものではありません。
年が明けて仮想通貨全体のトレンドは回復してきているね!
2024年:770万円~1160万円に到達する見方
海外予想サイトの多くが、ビットコインの価格は765万円~1168万円に到達すると見ています。
ポジティブな予想が多い一方で、402万円~591万円を推移するというネガティブな予想もありました。
ビットコインが1,000万円台に乗る日が待ち遠しいね!
2025年:1,187万円~1,413万円に到達する見方
2025年にはビットコインの価格が1187万円~1,413万円に到達すると予想されています。
Business2communityも以前は強気な予想を出していましたが、現在は他と同様の見方をしています。
ビットコインは2024年3月に半減期を迎えるから、その後は価格上昇が期待できるよ。
2028年:2,650~4,400万円に到達する見方のほかに1,100万円の厳しい見方もあり
海外予想サイトでは、ビットコインの価格について2,650~4,400万円に到達するとの意見がありました。
かなり強気な予想では、最大4,400円台まで到達すると見ています。
1,100万円台と厳しい予想を出しているサイトもあります。
2030年:仮想通貨運用市場は1兆円規模へ。さらなる流動性が期待できる
アメリカで市場調査を行うAllied Market Researchのレポートによると、仮想通貨の価格は2030年までに1兆円規模に成長する見込みです。
予想通りに市場規模が拡大すれば、仮想通貨市場は毎年30%ずつ成長する計算になります。
Allied Market Researchは新型コロナウイルスの流行が、金融機関が仮想通貨に参入するきっかけになるとも予想していました。今後の10年で仮想通貨への投資者は増え、金融サービスがデジタル化されるとも考えられています。
仮想通貨は今後どのように成長するかわからないから、予想を信じすぎないようにしましょう。
2040年:価値の保存手段として金を超える
2040年には価値の保存手段として、ビットコインが金を超えると言われています。ビットコインは金に代わる価値の保存手段として注目されており、投資家の中にはビットコインを「デジタル・ゴールド」と呼ぶ方もいるほどです。
2024年現在、ビットコインはいまだ投機的な金融商品として認識されていますが、価格が安定すれば金に取って代わる日がくる可能性も十分にあります。
ビットコインは希少性と金にはない利便性を兼ね備えているので、価値の保存手段としても期待できるでしょう。
参考:BITTIMES
2050年:グローバル金融の主流手段として普及する
ビットコインは2050年までにグローバル金融において主流な手段として普及すると言われています。Personal financeが調査した回答者の54%がビットコインが金融の主流手段になると答えており、残りの44%はその説を否定していました。
特に発展途上国での採用によりビットコインの影響力が強まると予想されています。実際に中米エルサルバドルでは2021年9月7日から、ビットコインが法定通貨として利用され始めました。
今後30年間で発展途上国を中心にビットコインが普及する可能性は大いにありえるでしょう。
エルサルバドルの事例が成功すれば、金融の主流手段として普及するかもしれませんね。
参考:Nasdaq
イーサリアムの2023〜2028年の価格予想
イーサリアムは時価総額ランキングで2位を維持しており、ビットコインとともに将来性が期待されています。ただ、2023年11月20日現在は30万円付近を推移しており、価格は徐々に回復しています。
※予想価格は2023年11月20日時点の為替レートで算出しています。
2023年:好調に推移すれば59万円台にも到達する見込み
2023年にはイーサリアムが1,607ドル(約24万円)~3,904ドル(約59万円)で取引されると、CryptoNewzが予想しています。
イーサリアムは3段階におよぶ大型アップデートの「シャドーチェーン」を、2023年に実施する予定です。詳しい実施日が発表されれば、価格が変動する可能性があります。
アップデートの実施前に購入しておくのが良さそうです。
2024年:53万円台を推移し76万円に到達する可能性あり
CryptoNewzによると、2024年のイーサリアム価格は3,541ドル(約53万円)~5,097ドル(約76万円)を推移する見込みです。
イーサリアムは分散型金融(DeFi)の発展や、有名企業との提携が注目されています。信頼性の高いプラットフォームとして、今後も活用するプロジェクトが増えていくでしょう。
DeFiやNFTが日常生活にも浸透しつつあるね!
2025年:多くのパートナーシップ統合が期待され69~98万円へ到達する見方
CryptoNewzは2025年にイーサリアムの価格が4,559~6,564ドル(約69~98万円)に到達すると予想しています。
2025年には多くのパートナーシップ統合が行われ、イーサリアムを活用したプロジェクトが多数展開される見込みです。
機能性や信頼性の高さから、多くの企業が注目していますよ。
2026年:128万円に到達する見通し
CryptoNewzによると、2026年にはイーサリアムの最高価格が8,515ドル(約128万円)に到達する見通しです。
イーサリアムのスマートコントラクトは利便性が高く、さまざまなプロジェクトで活用されています。イーサリアムに注目する企業は多いので、将来的な価格の上昇が期待できるでしょう。
イーサリアムにはさまざまな用途があって、「デジタル・オイル」と呼ばれているよ。
2028年:うまくいけば199万円に到達する可能性あり
海外予想サイト「CryptoNewZ」に掲載されているイーサリアムの価格予測によると、2028年にはイーサリアムの価格が13,263ドル(約199万円)に到達する見込みです。
また、低く見積もっても9,213ドル(約138万円)まで上昇するとの予想もあります。
仮想通貨市場は長期的に見て、上昇している状態です。ビットコインの価格が上がるにつれて、イーサリアムの成長にも期待ができるでしょう。
イーサリアムが波に乗れるかどうか、今後のチャートから目が離せません!
5年後〜に伸びると予想されることが多い仮想通貨を取引できる取引所
仮想通貨の利用目的は投機である可能性が高いと紹介しました。
これは5年後も多分変わることはないと予測されており、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)と金融犯罪対策に従事するプロフェッショナル向けの国際会員制組織ACAMSにおける調査でもそのような報告が上がっています。
今後も投機性が高いとされる仮想通貨ですが、その中でも上昇が予想されることが多い仮想通貨として以下の5つをご紹介します。
それぞれについて特徴と、おすすめの取引所をご紹介します。
ビットコイン
ビットコインは先ほども紹介した通り、2025年には現在と比較して変動率が250%越えと予測されている海外サイトもあり、今後も上昇を続けることが期待されている仮想通貨です。
現時点で投資対象の1つとして保有しておくことで今後上昇した際に大きな利益を得られることが期待できますね。ビットコインの取引所としてはCoincheckがおすすめです。
Coincheckはスマートフォン一台でも簡単に取引できるので、複雑な処理や知識は必要なく気軽に始められます。
イーサリアム
イーサリアムは今後しばらく上昇が続くと予想される仮想通貨の一つです。
時価総額も拡大を続けており、ビットコインを除く仮想通貨の中では時価総額第1位となっています。イーサリアムではスマートコントラクトと呼ばれるシステムを採用している点に注目です。
スマートコントラクトとは契約を自動化できるシステムのことで、ブロックチェーン上に送金情報以外の条件も記入できるようになっています。スマートコントラクトの仕組みはビジネスにも活用できると、注目を集めています。
イーサリアムの取引所も、Coincheckが一番おすすめです。Coincheckは手数料が安く、少額投資が気軽にできる点が嬉しいですね!
XRP(リップル)
XRPもイーサリアムに次いでおすすめできる仮想通貨です。XRPは時価総額第5位の仮想通貨となっており、注目されつつあります。
XRPの良い点は時価総額が高いだけでなく、国際送金を簡単に行える点です。従来、国際送金は手数料も高く、送金確認まで時間もかかるといったデメリットがありました。
しかしXRPの場合、送金が数秒・手数料も数円しかかかりません。スピードが大事な仮想通貨の世界でこれだけ早く取引を行える点は魅力ですね。XRPは日本でも注目されている仮想通貨で、三菱東京UFJや、みずほ銀行とも提携しています。
XRPの取引所としてはCoincheckがおすすめです。Coincheckは初心者でも使いやすいUIです。仮想通貨取引に慣れていない方でも気軽に始められる点が嬉しいですね。
ポルカドット(Polkadot・DOT)
ポルカドット(DOT)は4か月で約10倍まで上昇した経験を持つ仮想通貨です。
ブロックチェーンをつなぐ「相互運用性」に特化しており、異なるブロックチェーン同士を接続できます。
分散型(非中央集権型)のインターネットを目指す「Web3.0」の実現を掲げており、今後のWeb3.0関連銘柄の上昇とともに伸びが期待できます。
ポルカドットの購入におすすめの取引所は、Coincheckです。
ポルカドットはイーサリアム共同創立者のギャビン・ウッド氏が開発しているから、将来性が期待されているよ。
Polygon(POL)
Polygon(POL)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発された仮想通貨です。レイヤー2ポジションであるため、イーサリアムとの互換性を持っています。
ブロックチェーンだけでなく、AaveやPolymarketなどDeFi関連のプロジェクトにも活用されているのが特徴です。
また、デジタルグッズの開発企画でウォルト・ディズニー・カンパニーとパートナーシップを結んでいます。世界的な大手企業と協業していることで、注目が集まる銘柄のひとつです。
仮想通貨全体は5年後の2028年〜2033年にどうなっていると考えられているのか?
一方で、仮想通貨における時価総額の推移を見ても乱高下が激しく法定通貨として利用するのは難しいと言った意見も多いです。
仮想通貨は国内に限らず世界中で取り扱われているため、国内の政策で時価総額を一定にすることも難しく、当面今後は投機対象商品といった位置づけで良いとされています。
2028年〜2033年へ向けての仮想通貨の価格上昇にて考えられる理由
仮想通貨が2028〜2033年に向けて価格上昇すると考えられる理由は以下の3つです。
決済手段としての普及など日常での利用シーンが増える
仮想通貨は今後決済手段として普及し日常での利用シーンが増えると予想されます。
現在はまだ価格の安定性が低く、決済に使用できない店舗が多いため普及していませんが、2030年頃にはビットコインを始めさまざまな仮想通貨が決済に対応しているでしょう。
より多くのサービスの「決済方法」として採用される
仮想通貨はすでに大企業が決済方法として採用しています。ビットコインを決済方法として採用した企業は主に以下の通りです。
2023年時点でこれらの企業が採用していると考えると、今後はより増えていくと予想され、それに伴い仮想通貨の認知度や資金流入が増加し価格上昇にも期待できます。
大企業や有名人が仮想通貨プロジェクトの利用を開始する
仮想通貨は大企業や有名人がプロジェクトの利用を開始したことを発表すると、ミームコインを筆頭に価格上昇が起きやすくなります。
プロジェクトの開始だけではなく、SNSで有名人が特定の仮想通貨について言及しただけで価格変動が起きる場合もあります。
例えばイーロンマスク氏がTwitterで新CEOに扮した犬の画像をツイートしたところ、ミームコインのフロキイヌ(Floki Inu/FLOKI)が約41%急上昇しました。
ツイートの内容とフロキイヌの直接的な関係は不明ですが、仮想通貨は他の金融商品にはない価格変動を引き起こす場合があるのです。
ビットコインの将来性
ビットコインの将来性はどうなっていくのか、詳しく考察していきます。
- ドイツ銀行がビットコインは他の金融商品よりも優位性が高く通貨としても普及すると言及
- ジェレミー・リー氏とBlockchainのCEOピーター・スミス氏は2030年までに50万ドルへ到達すると予想
- 仮想通貨アナリストのPlan B氏は2025年には100万ドルへ到達すると予想
- 世界の金融企業や投資銀行が将来的にビットコインは価格が上昇するとの見解を述べている
ドイツ銀行がビットコインは他の金融商品よりも優位性が高く通貨としても普及すると言及
ドイツ銀行によると、ビットコインは通貨として普及すると予想されています。ビットコインはセキュリティが強固で決済スピードも速く、手数料が安いのが特徴的です。
ドイツ銀行はドイツ国内最大手のメガバンクで、分析にも期待できます。
参考:仮想通貨Watch
他の仮想通貨(暗号資産)と比べても優位性が高く、実用性の部分も高まってきています。仮想通貨が金融商品の主流になれば、保有する人も増えて価値の上昇が期待できるでしょう。
セキュリティの強固さと取引スピードの速さは、ビットコインならではの強みだね!
ジェレミー・リー氏とBlockchainのCEOピーター・スミス氏は2030年までに50万ドルへ到達すると予想
Snapchatの最初の投資家ジェレミー・リー氏とBlokchainのCEOピーター・スミス氏は2030年までに50万ドルへ到達すると予想しています。
理由は以下の通りです。
世界銀行によると、外国への送金もしくは電子送金額は過去15年で倍増しています。ビットコインは既存の送金システムより安価で速く送金できるため、今後ますますビットコインの需要は高まるでしょう。
仮想通貨アナリストのPlan B氏は2025年には100万ドルへ到達すると予想
仮想通貨アナリストのPlan B氏は、2025年にはビットコインが100万ドルへ達すると予想しています。
予想の理由はストックフローモデルであり、現在備蓄されている量(ストック)と新規供給量(フロー)の比率を考慮したモデルです。
ビットコインは新規供給量が発行上限と半減期によって制限されているため、比率が高まり価格上昇しやすいと予想しています。
世界の金融企業や投資銀行が将来的にビットコインは価格が上昇するとの見解を述べている
世界の金融企業や投資銀行は、ビットコインに対して高い評価を示しています。例えば、大手投資銀行のJPモルガンによると、1BTCの価格が将来15万ドルになると予想していました。
参考:Consider Digital Assets Instead of Still-Pricey Real Estate, Say JPMorgan Strategists
また、金融テクノロジー企業ブルームバーグのマイク・マクグローン氏は、1BTCの価格が10万ドルに到達すると分析しています。
世界の金融企業や投資銀行が注目していることから、ビットコインの価格上昇が期待できるね!
仮想通貨(暗号資産)の価値が暴落する未来と要因について
仮想通貨(暗号資産)の価値が暴落する今後の要因として考えられるのは以下の7つです。
価格が暴落する要因を把握したうえで投資を行いましょう。
ビットコイン(BTC)の半減期は2024年に迎えるとの指摘
ビットコインには発行量を調整するために半減期が設定されています。半減期は4年に1回のペースで、次の半減期を迎えるのは2024年です。
過去のチャートを見てみると、半減期が起こる前に価格が上昇しています。半減期により発行数量が減る前に、ビットコインを購入する方が増えるからです。
半減期を迎えるとビットコインの売却が増えて価格が暴落しますよ。
中国でのさらなる仮想通貨の法規制・経済指標の低迷
中国で仮想通貨の法規制が行われたことで、2017年9月と2021年5月に仮想通貨の価格が暴落しました。
2021年9月24日には中国人民銀行が仮想通貨の関連事業を全面禁止にすると発表しています。このときにもビットコインの価格が急落しており、今後も中国政府が仮想通貨に関するさらなる規制を行えば価格が暴落する可能性があるでしょう。
また、2022年5月には中国指標における経済の減速が示され、株式市場や仮想通貨市場の急落を招く一因となりました。
世界的な仮想通貨取引を制限する枠組みの策定
中国のように仮想通貨取引に関する制限は、市場価格に大きな影響を与えます。
仮想通貨に投資を行ううえで動向を確認しておきたいのが、世界的な仮想通貨取引を制限する枠組みが策定されるかどうかです。
実際にアメリカでも1.5兆ドル規模の仮想通貨市場に関する規制を協議しています。米証証券取引委員会は「株式と同様の投資家保護が必要である」と考えているため、規制の対象は個人投資家となる可能性もあるでしょう。
市場規模が大きいほど個人投資家を守る制度も必要になりますね。
マイニングによる環境問題の露呈
世界中で仮想通貨のマイニングが盛んに行われていますが、マイニングによる環境問題が露呈し始めました。
米テスラ社CEOのイーロン・マスク氏が言及したように、ビットコインのマイニングは電力の消費量が多く問題となっています。特に中国で行われていたマイニングでは電力を化石燃料からまかなっており、環境に優しくないと言われていました。
このため今後は電力の消費量が少ない銘柄が注目される可能性もあります。
投機的商品に終止すること
ビットコインを始めとする仮想通貨は投機的な商品として認識されています。しかし仮想通貨が投機以外の目的で成長できないようであれば、将来的に価格が暴落する可能性も十分にあるでしょう。
仮想通貨には決済手段や国際送金の簡略化を目的として開発された銘柄も多く、社会での普及に向けてさまざまなプロジェクトが進行中です。仮想通貨を利用したサービスが世界中に普及すれば、暴落は避けられるかもしれません。
国際送金が実用化されて普及すれば多くの方が利用するようになりそうですね。
アルトコインの暴落による仮想通貨市場全体の信頼性の低下
2022年5月にはステーブルコインのUST暴落を発端に、あらゆる仮想通貨が急落しました。UST発行元プロジェクトのテラ(LUNA)は、1日で約95%の歴史的暴落を記録しています。
USTとLUNAの崩壊によって仮想通貨市場全体の信頼性が低下し、仮想通貨市場から多くの資金が引き上げられました。
その結果、ビットコインは前年度の安値を割り込み、アルトコインは10%~20%前後の大幅下落に見舞われました。
大暴落を経験して、「仮想通貨に終わりの日が来る?」と思った人もいるかもしれないね。
一部のコインのトラブルや不祥事は、他の仮想通貨にも多大なる影響を及ぼすことが示された事件だよ。
ロシア・ウクライナ戦争によるディグローバリゼーション(反グローバル化)の影響
ディグローバリゼーションとは、グローバル化(国際化)を脱する現象を指しています。
ここ数十年のグローバル化によって自由貿易が進み、安い輸入品が手に入りやすくなりました。しかし、ロシア・ウクライナ戦争によってエネルギーや食料の輸出が縮小し、さまざまな国でモノ不足が深刻化しています。
他の国への依存を見つめ直す動きが進む中、ビットコインに金(ゴールド)のような資産価値が見出され、インフレヘッジとしての役割を果たすかどうかに注目が集まっています。
※インフレヘッジ…インフレによる資産の目減りを防ぐために、相対的に価値上昇が見込める通貨に投資すること
ビットコインが「デジタルゴールド」としての地位を確立できれば、5年後・10年後の安定した値動きが期待できるね。
ビットコインの将来性がないと言われる理由
ビットコインは以下のような理由から将来性がないと言われています。
例えば、2021年5月に中国でマイニング禁止令が発令された際には、ビットコインの価格が約9%下落しました。
同年9月には、ビットコインを法定通貨として認めたエルサルバドルで、公式ウォレットにアクセスできないトラブルが起き、わずか1日で10%も下落しています。
また、2022年5月のUST暴落は、仮想通貨市場に対する信頼性を揺るがす事態となりました。
株やFXと比べて新興市場で価値が不安定だから、ちょっとしたことで影響を受けてしまうよ。
5年後に価格が下落する可能性のある仮想通貨(暗号資産)の特徴
ビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)の中には、5年後に価格が下落する可能性を秘めたものもあります。将来的に下落する可能性を秘めた仮想通貨の特徴は以下の通りです。
- セキュリティのレベルが低くハッキングなどの恐れがある仮想通貨
- 価格が安定せず大口投資家の売却で一気に価格下落する可能性のある草コイン
それぞれ詳しく解説します。
セキュリティのレベルが低くハッキングなどの恐れがある仮想通貨
セキュリティレベルの低い仮想通貨は、将来的に価格が下落する恐れもあります。ハッキング対策を施していない通貨は危険と判断され、将来的に価格が下落する可能性は高いです。
実際、セキュリティ対策ができていなかったことが原因でハッキングされ、暴落した仮想通貨も存在します。
ハッキングされると、通貨の価格を不正操作されたり取引所がストップするなどのトラブルが発生するから要注意だよ!
そのため、仮想通貨を購入する際にはセキュリティ対策がしっかりされているかの確認が大切です。
安全性の高い仮想通貨を購入するには、金融庁の認可を得た取引所が取り扱う銘柄から選ぶのがおすすめです。認可を受けた取引所はセキュリティ対策がされているため、安心して取引できます。
価格が安定せず大口投資家の売却で一気に価格下落する可能性のある草コイン
常に価格が安定しておらず、大口投資家の売却によって価格が下落する可能性を秘めた草コインも暴落する恐れがあります。草コインとは、時価総額の小さい銘柄です。
価格変動が激しい仮想通貨のため、ハイリスク・ハイリターンの投資先でもあります。市場全体が下落傾向になると価格が暴落しやすいため、投資をする際には注意が必要です。
5年後を考えるなら、信憑性のあるビットコインやイーサリアムといった有名銘柄を選ぶべきだね。
5年後に価格が上昇する可能性のある仮想通貨(暗号資産)の特徴
5年後に価格が上昇する可能性を秘めた仮想通貨(暗号資産)の特徴は以下の通りです。
- 時価総額が伸びている仮想通貨
- 金融庁がコインの安全性を確認済のホワイトリストに掲載のある仮想通貨
それぞれ詳しく解説します。
時価総額が伸びている仮想通貨
時価総額が伸びている仮想通貨は、将来的に見ても価格が上昇する可能性が高いです。仮想通貨が世界的に見てどれだけ注目を集めているかは、時価総額を見ることで確認できます。
時価総額は、仮想通貨市場の価格と発行枚数から算出することが可能です。数値が高い通貨ほど需要が高く、数値が低い通貨は需要が低いため暴落する可能性を秘めています。
仮想通貨投資を始めるなら、常に価格が変化し続ける時価総額は見ておく必要がありますね。
金融庁がコインの安全性を確認済のホワイトリストに掲載のある仮想通貨
金融庁がホワイトリストに示した仮想通貨であれば、信憑性が高いことから5年後も価格が伸びる可能性を秘めています。ホワイトリストとは、改正資金決済法に従って金融庁の登録を受けた暗号資産交換業者が取り扱う暗号資産が掲載されたリストです。
審査時には、「不正利用はないか」「利用した際にリスクはないか」などをチェックしています。チェック済みの仮想通貨は信頼のある通貨として判断されているため、将来的にも価格が上昇する可能性が高いです。
また、ホワイトリストのほかに、日本暗号資産取引業会が作成したグリーンリストがあります。詳しい通貨一覧が掲載されているので、購入時の参考にしましょう。
5年後〜10年後の仮想通貨(暗号資産)考察まとめ
今回は5年後を見据えて仮想通貨における時価総額がどのように変わっていくのか、ビットコインとイーサリアムを例に挙げて考察しました。
仮想通貨は今後も拡大を続けると予測している方も多く、どの銘柄に投資するかといった判断ができれば大きな利益を上げられる可能性はあります。
特にビットコイン・イーサリアム・XRPは今注目されている仮想通貨なので、投資に興味がある方は参考にしてみてください。
- 仮想通貨を始めるならまずコレ
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak