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bitbank(ビットバンク)の手数料は高い?そしてスプレッドは広い?入出金手数料や取引手数料の計算方法を解説


bitbankってどうでしょう?手数料が高いと聞いたのですが。



他の取引所に比べると、ちょっと高めの手数料がかかるよ。
bitbankはアプリの使いやすさやセキュリティの高さに定評のある取引所です。その一方、「手数料が高い」という意見も見られます。
今回は、bitbankの手数料やスプレッドについて解説します。手数料で損をしないように、お得に利用できる取引所をおさえておきましょう。
bitbank(ビットバンク)基本情報
名称 | bitbank |
おすすめ度 |
|
取引手数料 | 販売所 無料/取引所 Maker:-0.02% Taker:0.12% (一部銘柄を除く) |
送金手数料 | BTC:0.0006BTC ETH:0.005ETH |
スプレッド | 約3~5% |
取引可能時間 | いつでも(不定期でメンテナンスあり) |
最小発注量 | 0.0001BTC |
特徴 | 取引量国内No.1※ |
公式HP | https://bitbank.cc/ |
※2021年2月14日 CoinMarketCap調べ
bitbankは仮想通貨の取引量国内No.1の実績をもつ取引所です。流動性が高く、トレードが成立しやすいのが強みといえます。
- 取引量国内No.1の実績
- セキュリティ評価が高い
2018年にはセキュリティ国内No.1の評価を受けており、安全性の高さから人気を集めています。
また、bitbankには仮想通貨のレンディングサービスも用意されています。貸し出すだけで、最高3%で資産が増える点は魅力といえるでしょう。
bitbankはmakerの場合マイナス手数料になる
取引所を利用する際は、一般的にMaker手数料とTaker手数料がかかります。
- Maker…取引板に自分で新しい価格を提示して売買すること
- Taker…取引板にすでに提示されている注文で売買すること
このうちのMaker手数料については、bitbankではマイナス手数料となっています。マイナス手数料とは、取引で本来かかるはずの手数料が報奨金としてもらえる仕組みのことです。
仮想通貨の流動性を高めるために、Maker手数料が安く設定されています。Maker注文は注文の成立に時間がかかりやすいデメリットがあるため、利用の際は価格の変動に注意しましょう。
bitbank(ビットバンク)の手数料の種類


bitbankでかかる手数料は以下の通りです。
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
- 取引所手数料(maker)
- 取引所手数料(taker)
- 販売所手数料
それぞれ詳しく解説します。
入金手数料
銀行振込 | 無料(銀行への振込手数料は自己負担) |



入金手数料は無料ですが、銀行への振込手数料は発生するんですね。
bitbankへの入金は銀行振込のみとなっており、手数料はかかりません。ただし、振込手数料は自己負担となります。
GMOあおぞら銀行・住信SBIネット銀行の銀行口座を持っていれば、銀行への振込手数料が発生せずに済みます。
出金手数料
日本円の銀行振込 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |



bitbankの出金手数料は高く設定されているよ。
3万円未満の出金で550円、3万円以上の出金で770円の手数料が必要です。少額の出金だけでも550円取られてしまうと考えると、かなり負担の大きい手数料といえます。
bitbankを利用するなら出金はなるべくまとめて行い、何度も手数料を支払わないように注意しましょう。
送金手数料
BTC | 0.0006BTC |
ETH | 0.005ETH |
XRP | 0.15XRP |
LTC | 0.001LTC |
MONA | 0.001MONA |



銘柄によって手数料は異なりますよ!
主要通貨の送金手数料は上記の通りです。送金を行うたびに手数料が発生するため、送金の回数はできるだけ減らすように心掛けてください。
コストを抑えたいなら、送金手数料や入出金手数料が無料のGMOコインやDMM Bitcoinをチェックしましょう。




取引所手数料(maker)
Maker手数料 | -0.02%(※一部銘柄を除く) |



メイカーならマイナス手数料だよ。
bitbankでは、Maker手数料はマイナス手数料となっています。取引で本来かかるはずの手数料が、報奨金としてもらえるためお得です。
約定までに時間はかかりますが、Maker注文を利用した方がコストカットできます。
取引所手数料(taker)
bitbank | 0.12%(※一部銘柄を除く) |
GMOコイン | 0.05% |
Coincheck | 無料 |



テイカー手数料の高さが気になります……
bitbankのTaker手数料は高めに設定されています。
取引板による取引の経験が薄い方にとっては、Maker注文・Taker注文の使い分けが難しく感じるかもしれません。少しずつ慣れていきたいなら、両方の手数料が無料のCoincheckを利用するのもよいでしょう。


販売所手数料
販売所手数料 | 無料 |



スプレッドが実質的な手数料だね。
販売所手数料は無料です。ただし、販売所での売買には広めのスプレッドが設定されています。
買値 | 売値 | スプレッド | |
BTC | 4,400,025 | 4,269,974 | 2.96% |
ETH | 301,141 | 286,397 | 4.90% |
XRP | 80.885 | 76.938 | 4.88% |
※2021年8月5日の情報です。
bitbankの販売所スプレッドはやや高めです。スプレッド分が目減りしやすく、特に短期で売買を繰り返す方には不利といえます。
bitbank(ビットバンク)の手数料が高すぎると言われる理由


ここからは、bitbankの手数料が高いと指摘される理由を解説します。
- 出金手数料が高すぎる
- 販売所のスプレッドが広い
出金手数料が高すぎる
bitbank | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
GMOコイン | 無料 |
DMM Bitcoin | 無料 |
Coincheck | 407円 |
bitFlyer | 220~770円 |



他の取引所よりもかなり高いですね……!
bitbankは他の取引所に比べ、出金手数料が高く設定されています。少額の出金でも550円の手数料がかかってしまうため、どうしてもコストがかさみがちです。
なお、2019年の消費税10%増税にともない、出金手数料は最大770円に値上げされています。
販売所だとスプレッドが広い
買値 | 売値 | スプレッド | |
bitbank | 4,400,025 | 4,269,974 | 2.96% |
GMOコイン | 4,400,271 | 4,274,487 | 2.86% |
DMM Bitcoin | 4,380,510 | 4,292,299 | 2.01% |
※2021年8月5日(ビットコイン)の情報です。



比べてみれば差がわかるね。
bitbankの販売所スプレッドは、他の取引所と比較すると広めです。販売所をメインで利用するなら、スプレッドの狭いDMM Bitcoinの方がコストカットにつながるでしょう。




bitbank(ビットバンク)の手数料を他の国内取引所との比較
入金手数料 | 出金手数料 | 仮想通貨入金手数料 | 仮想通貨送金手数料 | 取引所手数料 | |
bitbank | 無料 | 550円/770円(3万円以上) | 無料 | 0.0006BTC | Maker:-0.02% Taker:0.12% (一部銘柄を除く) |
bitFlyer | 銀行振込:無料 クイック入金:無料~330円 |
220~770円 | 無料 | 0.0004BTC | 無料(一部) ※詳細は公式HPをご確認ください。 |
Coincheck | コンビニ入金:770~1,018円 クイック入金:770円~ ※50万円以上 入金金額×0.11% + 495 円 |
407円 | 無料 | 変動手数料制 | 無料 |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% (BTC,ETH,XRP,DAI) Maker:-0.03% Taker:0.09% (その他) |
DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料(販売所) |
bitbankは出金手数料が高く、取引所のTaker手数料も高めに設定されています。手数料を少しでも削減したいなら、別の取引所を検討するのも手です。
bitbankでは入出金や送金に手数料がかかりますが、GMOコインやDMM Bitcoinならどちらの手数料も無料です。
利用者満足度と手数料の安さを重視するならGMOコイン、販売所スプレッドの狭さやレバレッジ取引を重視するならDMM Bitcoinをチェックしましょう。
bitbank(ビットバンク)のデメリット


bitbankは手数料がやや高い上に、販売所スプレッドが広いのが難点です。加えて、他にもいくつかのデメリットが存在します。
- レバレッジ取引がない
- 取引銘柄が少ない
順番に見ていきましょう。
レバレッジ取引がない



投資手法が限られてしまうのは痛いね。
bitbankのレバレッジ取引は、2019年にサービス終了となりました。このため、bitbankでのレバレッジ取引はできません。
レバレッジ取引は少ない元手で多くの通貨を取引できるため、現物取引よりもハイリターンが見込める手法です。また、空売りができる取引所を利用すれば、下落相場でも利益が狙えます。
※空売り…信用取引を利用して価格が高い時に売却し、価格が低い時に買い戻す手法
レバレッジ取引のメリット
- 少ない元手で大きく稼げる可能性がある
- 下落相場でも空売りで利益を狙える
- ロングとショートの両建てでリスクヘッジできる
DMM BitcoinやGMOコインなどレバレッジ取引ができる取引所を利用すれば、さまざまな投資手法を用いた仮想通貨運用が可能です。


取扱銘柄が少ない
取扱銘柄数 | |
Coincheck | 17種類 |
GMOコイン | 26種類 |
bitFlyer | 19種類 |
DMM Bitcoin | 26種類 |
bitbank | 37種類 |



主要取引所に比べるとやや少ないですね……。
bitbankは仮想通貨の銘柄数は、37種類あります。アルトコインの価値上昇を狙って投資するなら、銘柄数が多い取引所の方が有利といえます。
急激に高騰したアルトコインがあったとしても、自分が利用している取引所で扱われていなければ売買できません。タイムリーに投資して稼ぎたいなら、取扱銘柄の多い取引所を選ぶのがよいでしょう。


手数料重視ならGMOコインがおすすめ
出金手数料やTaker手数料の高さを踏まえると、bitbankは手数料負担の大きい取引所といえます。取引が成立しやすいメリットもありますが、ムダなコストを少しでも投資に回したいなら別の取引所も検討してみましょう。
手数料を重視するならGMOコインが筆頭に上がります。多くの手数料が無料となっており、コストカットにぴったりです。
取引所はそれぞれ違った特徴をもっています。自分の目的や運用方法に合っている取引所を使って、収益を少しずつ拡大しましょう。


(監修者)新井智美
保有資格
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員
プロフィール
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、現在は年間300本以上の執筆・監修をこなし、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。
専門・得意分野
家計・ライフプランニング, 住宅ローン・不動産, 老後資金, 教育資金, 結婚, 出産・子育て, セカンドライフ, 株式, 投資信託, NISA・iDeCo, 不動産投資, ふるさと納税





















