仮想通貨の狼狽売りは絶対ダメ?仮想通貨初心者がやりがちなミスは大損を招く!個人投資家がガチホ・買い増しを勧める理由

買った仮想通貨が暴落しました……。全部売ろうと思います……。

ちょっと待った!狼狽売りは止めた方がいいよ。

購入した仮想通貨が下落し、パニックに陥る方は大変多いです。しかし、焦って投げ売りするのは得策ではありません。

今回は、初心者がやりがちな「仮想通貨の狼狽売り」について解説します。下落相場に動じず、ピンチをチャンスに変えていきましょう。

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目次

仮想通貨における狼狽売りとは?

狼狽売り

狼狽(ろうばい)売りとは、急激に下落した仮想通貨を慌てて売却することです。仮想通貨は値動きの激しい資産なので、「朝起きたら価値が大きく下がっていた」というのはよくあります。

相場の格言の一つで、相場の急落や悪材料が出たことなどに動揺して、あわてて売り注文を出す投資行動をいう。

狼狽売りは初心者に多い失敗の1つです。仮想通貨の知識が浅く経験も少ないため、ちょっとした変動でパニックに陥りがちです。

冷静さを欠き、心理的にパニックになった状態で、今後の価格変動を考慮せずに売却に走った結果、大きな損失につながります。つかめるはずのチャンスも失ってしまうので、急な暴落には落ち着いて対処する必要があります。

仮想通貨の狼狽売りと損切りの違い

損切りと狼狽売りは、「価値が下がった資産を売却し、損失を確定させる」という点では共通しています。ですが、意味合いは大きく異なります。

  • 損切り…損切りラインを設定し、ラインを割った段階で売却する。
  • 狼狽売り…突発的な下落に対して、慌てて売却する。

自分で設定したルールを機械的に実行するのが損切り、一時の価格変動から感情的に売るのが狼狽売りです。損切りは資金効率の悪化を防ぐという目的がありますが、狼狽売りは目的がなく感情だけで動くため、損失を重ねやすい点に注意してください。

仮想通貨は狼狽売りしない方がいい理由

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狼狽売りをしない方がいい理由として、以下の3点が挙げられます。

  • 長期保有が得策な場合が多い
  • 仮想通貨相場は調整が入る
  • 狼狽売り後は結果的に相場が上がりやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

理由:長期保有(ガチホ)が得策な場合が多い

下落は焦りますが、我慢も大切ですね。

短期的な値動きに一喜一憂せずに、長期保有(ガチホ)して辛抱強く見守った方がうまくいくケースは多いです。投資期間は長ければ長いほど、平均収益率が安定する傾向にあります。

長期保有(ガチホ)のメリット

  • 今後のゆるやかな値上がりを期待できる
  • 相場の細かな動きを気にしなくて済む
  • 取引回数が少なく余計な手数料がかからない

購入した銘柄の値上がりを信じ、戦略的に長期保有を続けるのは有効です。相場を気にせずに済むため、初心者のうちは精神面でも楽になります。短期的な値動きに踊らされずに、じっと我慢し、堅実な長期保有を行いましょう

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理由:仮想通貨相場は調整が入る

ある程度時間が経てば、適正な価格に調整されるんだ。

調整とは、大きく変動した価格が適切な価格に安定していくことを指します。価格が急激に変動した場合、ある程度の時間が経つと、それまでの値動きとは反対方向に動く傾向があります。なお、調整は投資家たちの集団心理によって発生するのが特徴です。

調整の例

ある仮想通貨が下落

→「値下がりしているから今が買い時だ」と判断した投資家たちが購入

→値上がり傾向を見た他の投資家たちが一斉に購入

→結果的に価格が安定する

価格が急激に下落すると焦るかもしれませんが、ある程度時間が経てば調整が入る可能性があります。短絡的に投げ売りする前に、価格の動きがどのような方向に向いていくか、落ち着いて様子を見るのも大切です。

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理由:狼狽売りは結果として相場が上がる理由となる

初心者の狼狽売りで、上級者が得をするんですね……!

仮想通貨は調整が入るため、急激な下落はいずれ落ち着くことが多いです。熟練の投資家は相場の変動を冷静に観察しており、初心者の狼狽売りも含めて値動きをとらえています

相場が上がる例

ある仮想通貨が暴落

→パニックになった初心者が狼狽売りに走る

→さらに相場が下落

→値が下がり切ったタイミングで投資家が大量に購入する

→下落傾向が上向きになった段階で多くの投資家が一斉に購入

→相場が上がる

熟練の投資家は、初心者が狼狽売りで手放した仮想通貨によって大きな利益を得ています。狼狽売りを我慢し、冷静に見極められるようになれば、中・上級者へとステップアップできるでしょう。

仮想通貨投資初心者が知っておきたいコツ・投資手法

「仮想通貨を購入したものの、どのように運用すべきか分からない」という初心者の方のために、投資手法や運用のコツをお伝えします。下げ相場でも利益を出す手法があるので、効率よく稼ぐためにもおさえておきましょう。

  • 空売り(ショート)を行う
  • レンディングで仮想通貨を貸し出す
  • 相場が下がった時に買い増すのもアリ
  • 損切りの目安を決めておく

以下で詳しく解説します。

相場が下がっても儲ける手法がある=空売り(ショート)

下落相場がチャンスに変わるんだ。

空売り(ショート)は下落相場を逆手に取り、「価格の高い時に売って、低い時に買い戻す」手法です。信用取引で利用できるテクニックなので難しく思われがちですが、うまく使いこなせば効果的な運用につながります。

信用取引の売り注文では、下落が予想されるコインを見極める必要があります。狙い通りに下落すれば利益が出るので、下落相場でも稼ぐことが可能です。

空売りの流れ

証拠金を預け、本来自分が持っていない仮想通貨を売却する

→相場が下落したところで安く買い戻せば利益が出る

ロング(買い)とショート(売り)を併用できればリスクヘッジにもつながり、運用も安定します。下落相場をチャンスととらえて効率的に利益を出しましょう。

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持っている仮想通貨を貸し出す(貸仮想通貨・レンディング)

預けているだけのコインにも、使い道があったんですね!

レンディング(貸仮想通貨)とは、所有する仮想通貨を貸し出して賃借料をもらう仕組みのことです。取引所を通して別の利用者に貸し出すため、持ち逃げなどのリスクが少なく済みます。

  • 簡単にはじめられる
  • 難しい知識は不要
  • 銀行預金よりも利率がよい

レンディングの手続きは取引所がすべて行ってくれるので、知識がゼロでも簡単にはじめられます。仮想通貨の貸出金額と期間を設定すれば、後は放っておくだけで大丈夫です。相場の変動で精神面が削られることがないため、気楽な気持ちで取り組めるのもうれしいですね。

賃借料は大きな額ではありませんが、預けているだけのコインが収入を生むのは大きな魅力です。短期間の預け入れが可能な取引所もあるので、まずは短い期間から試してみてはいかがでしょうか。

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相場が下がったときこそ買い増しのタイミング?

購入タイミングは難しいけど、当たればリターンは大きいよ。

所有している仮想通貨が下落したタイミングで、さらに買い増すのも1つの方法です。下落しているため買値も下がっているので、長期的に見て価値が上がればプラスに転じます。

ただし、下落相場での買い増しにはリスクがつきものです。

買い増しの例

保有しているコインを下落相場で買い増し

相場が上昇に転じた場合> 安く買えたので利益アップ

相場の下落が進んだ場合> 損失がいっそう拡大する

下落相場で買い増しを考える場合、「このまま下落が続いて大損するかも」という不安から、なかなか購入に踏み切れない方もいるでしょう。購入タイミングを見極めるのは難しいですが、その分リターンの大きい手法といえます

仮想通貨の損切りの目安を決めておく

自分でルールを決めておくのが大事ですね!

損切りの目安を決めておけば損失額を小さくできます。不要な狼狽売りを防ぐためにも、自分で損切りラインを決めておくのは有効です。下落時には感情に流されず、自分が決めたルールに従って冷静に対応しましょう。

損切りの目安(例)

  • サポートライン(直近の安値同士をつないだ線)を下回るポイントで損切りする
  • 自分で決めた価格を下回ったら損切りする
  • 買値の〇%まで下落したら損切りする など

自分で設定した目安を下回ったら、粛々と損切りを行いましょう。損失の拡大を防ぐためにも、仮想通貨を購入した時点で損切りラインを設定するのがおすすめです。

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仮想通貨で狼狽売りは厳禁!

下落相場でパニックになり、慌てて売却に走るのは禁物です。ある程度時間が経てば、適正な価格に調整される可能性があります。むやみな狼狽売りは損失拡大につながるだけなので、効果的な運用を目指すなら他の手法を取り入れるのが有効です。

空売りできるDMM Bitcoinや、レンディングに強いCoincheckを利用すれば、下落相場もチャンスに変わります。焦る気持ちをグッとこらえて、堅実に仮想通貨を運用しましょう!

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(監修者)新井智美

(監修者)新井智美

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保有資格
CFP(R)認定者一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)DC(確定拠出年金)プランナー住宅ローンアドバイザー証券外務員

プロフィール
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、現在は年間300本以上の執筆・監修をこなし、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。

専門・得意分野
家計・ライフプランニング, 住宅ローン・不動産, 老後資金, 教育資金, 結婚, 出産・子育て, セカンドライフ, 株式, 投資信託, NISA・iDeCo, 不動産投資, ふるさと納税

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