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Blur(ブラー)の使い方・始め方|ロイヤリティ無料で話題のNFTマーケットプレイスの特徴や独自トークンを紹介
BlurはNFTトレーダーにとって使いやすいNFTマーケットプレイスで、OpenSeaを超える可能性が期待されているよ。
BlurはNFT市場をまとめて1つのサイトで取引できるNFTアグリゲーターです。NFT市場が急成長した2021年からNFTマーケットプレイスを牽引しているOpenSeaを超えるほど期待されており、本記事ではBlurの特徴やBlurでのNFT購入方法を解説します。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
Blur(ブラー)とは?世界一のNFTマーケットOpenSeaとの違いに触れながら解説
名称 | Blur |
手数料 | 無料 |
対応チェーン | Ethereum |
アプリ | 無 |
公式サイト | Blur公式サイト |
Blurは2023年に入ってから急成長しているNFTマーケットプレイスで、特徴は以下の4つです。
- 取引高・ユーザー数ともに急増中の注目NFTマーケットプレイス
- NFT市場の46%のシェアを占めOpenSeaの割合を超える
- 複数プラットフォームのNFTを一括取引できるアグリゲーター機能を搭載
- 独自のBLURトークンがエアドロップでユーザー数が増加
取引高・ユーザー数ともに急増中の注目NFTマーケットプレイス
データ分析プラットフォームのNansenによると、Blurの1日の取引高は2月15日にOpenSeaを超えました。
あくまで一時的のため週あたりの取引高ではOpenSeaが上回っていますが、ユーザー数(ウォレット数)も増加しており、OpenSeaと差はあるものの縮まっている時期もあります。
NFT市場の46%のシェアを占めOpenSeaの割合を超える
BlurはNFT市場のトップに君臨していたOpenSeaのシェア率36%を上回り、週間市場シェアの46%を超えました。
引用:nftnewstoday
ただ、取引者数はOpenSeaの方が多い状態です。OpenSeaとBlurの取引者数は2月時点で以下の通りです。
- OpenSea:116,278人
- Blur:33,540人
複数プラットフォームのNFTを一括取引できるアグリゲーター機能を搭載
Blurは複数プラットフォームのNFTを一括取引できるアグリゲーター機能を搭載しています。
BlurはOpenSeaやLooksRareなどさまざまなNFTマーケットプレイスを集約しているのでNFTの価格をまとめて閲覧できます。
独自のBLURトークンがエアドロップでユーザー数が増加
Blurは2023年2月に独自トークン「BLUR」を発行し、過去3ヶ月にBlurでNFTを取引した方、ケアパッケージの所有者、NFTのクリエーターを対象にエアドロップしました。
BLURトークンの役割はガバナンストークンとして機能する予定となっており、エアドロップのタイミングも重なりOpenSeaの取引量を超えたと考えられます。
NFTマーケットBlur(ブラー)を使うメリット
NFTマーケットプレイスBlurを使うメリットは以下の3つです。
- NFT取引の手数料(ロイヤリティ)が無料
- ガス代を大幅に節約して取引できる
- 高速でトランザクション(処理)が進む
NFT取引の手数料(ロイヤリティ)が無料
BlurはNFTの取引手数料が無料です。クリエイターに配分するロイヤリティはNFT購入者が任意で設定する仕組みになっているため、手数料やロイヤリティを払うことなく購入が可能です。
他のマーケットプレイスと比較すると手数料は大きな差があります。
手数料が無料である以上、トレーダーは他のマーケットプレイスを使う理由はほぼありません。
ガス代を大幅に節約して取引できる
NFTアグリゲーター機能を搭載したマーケットプレイスは他にGEMがありますが、BlurはNFTの掲載や取引にかかる時間がGEMの10倍速いと言われています。
そのため取引にかかるガス代を大幅に節約でき、GEMの最大17%ガス代を節約できます。
高速でトランザクション(処理)が進む
BlurはGEMの10倍速いトランザクション処理ができるため、トレーダーにとって嬉しい高速取引が実現できます。
OpenSeaでは、度々トランザクション処理が遅れてガス代だけ持っていかれてしまったり取引が遅延されたりする事態が起きているため、Blurの方が安全かつ円滑に取引を進められます。
NFTマーケットBlur(ブラー)を使うデメリット・注意点
Blurは他のマーケットプレイスにはないメリットが多くありますが、以下のデメリットもあります。
- Ethereumチェーンしか対応していない
- 日本語に対応していない
OpenSeaはAvalancheやPolygon、Solanaなど豊富なチェーンに対応していますが、BlurはEthereumにしか対応していません。
また日本語にも対応していないため、英語がネイティブでない方は翻訳ツールの使用が必須になります。
Blur(ブラー)の始め方・登録方法
Blurの始め方は以下の2ステップで行えます。
- Metamask(メタマスク)のウォレットを作成する
- Blur(ブラー)とメタマスクを接続する
Metamask(メタマスク)のウォレットを作成する
BlurはEthereumチェーンに対応しているため、Ethereum用のウォレットであるMetaMaskを作成しましょう。
MetaMaskはChromeストアやAppStore、Androindのアプリストアでインストールできます。
インストールしたらパスワードを設定してアカウントを作成しましょう。
Blur(ブラー)とメタマスクを接続する
MetaMaskが作成できたら、BlurとMetaMaskを接続します
Blurの公式サイトへアクセスし、「CONTACT WALLET」をクリックすると接続できます。
ウォレットの選択画面ではMetaMaskを選択しよう。
Blur(ブラー)でのNFTの購入方法・使い方
BlurでのNFTの購入方法は以下の4ステップです。
- Coincheck(コインチェック)で無料口座開設する
- イーサリアム(ETH)を購入する
- コインチェックからメタマスクへイーサリアムを送る
- 好みのNFTを選んで購入する
①Coincheck(コインチェック)で無料口座開設する
まずはCoincheck(コインチェック)で無料の口座開設をします。Coincheck公式サイトの「口座開設」に進み、メールアドレスとパスワードを登録すると登録用URLの入ったメールが届きます。
メールの上のリンクをタップすればアカウント作成完了です。
最後に基本情報の入力や本人確認書類の提出を済ませ、審査に通過すると取引を始められます。
②イーサリアム(ETH)を購入する
Coincheckに日本円を入金してETHを購入しましょう。入金方法は以下3種類があります。
- コンビ二入金
- 銀行振込
- クイック入金
入金手数料が無料の銀行振込がおすすめです。
日本円を入金できたら、販売所でETHを購入しましょう。
③コインチェックからメタマスクへイーサリアムを送る
ETHをMetaMaskに送金するため、MetaMaskの送金アドレスをコピーします。アドレスは画面右上の「…」をクリックし、「アカウントをEtherscanで表示」を選択すれば画面中央に表示されます。
Coincheckに戻り、「暗号資産の送金」をクリックして以下のように入力します。
- 通貨:ETH
- 宛先:MetaMaskの送金アドレス
- 送金額:送金したい金額
最後にSMS認証をして送金完了です。
④好みのNFTを選んで購入する
Blurで好みのNFTを選んで購入しましょう。取引量が多いNFTから選んだり、プロジェクトを検索したりなど、基本的な操作は簡単に行えます。
フィルター機能でNFTトレードで稼ぐ際にも便利
Blurにはフィルター機能が用意されており、プロジェクトの選択後、以下の絞り込み検索が行えます。
- STATUS:販売中(ONLY BUY NOW)のNFTのみかすべてのNFT(SHOW ALL)かの絞り込みができる
- RARITY:レアリティの高い順に並べる
- PRICE:価格の範囲を設定できる
- ATTRIBUTES:NFTのパーツ(体や服装)で絞り込みできる
入札方式でNFTコレクションに購入オファーを出せる
BlurはリストされているNFTだけでなく、入札(Bid)方式でNFTコレクションに購入オファーを出せます。
入札を行う際は事前に資金の入金が必要になり、コレクションの中の個別のNFTは選択できません。
また、購入オファーの処理はオファー金額が高い順に処理されていくため、プロジェクトによってはある程度の資金量が必要となります。
スイープ機能でフロア価格のNFTをまとめ買いできる
スイープ機能はフロア価格のNFTをまとめ買いできる機能です。安い順でNFTを何個購入するか設定でき、まとめ買いをしたいプロジェクトがある際は活用しましょう。
Blur(ブラー)で売買可能なアイテム・売れるもの
Blurで売買可能なNFTは2023年3月時点でNFTアートのみとなっています。
品数やチェーンは他のマーケットプレイスに劣りますが、取引量やユーザー数が急増しているため、今後より多くのアイテムを取引できるようになる可能性は高いでしょう。
Blur(ブラー)でのNFTの出品方法・使い方
BlurでのNFTの出品方法は以下の通りです。
- アカウントから出品したいNFTを選ぶ
- 「LIST ITEM」をクリックする
アカウントから出品したいNFTを選ぶ
アカウントをクリックし、出品するNFTにチェックを入れます。同じNFTであれば複数選択での出品も可能になっており、出品するNFTが対応していれば他のマーケットプレイスに同時出品もできます。
「LIST ITEM」をクリックする
出品価格やロイヤリティを設定し、「LIST ITEM」をクリックすれば出品完了です。
MetaMaskでトランザクション処理をしますが、Blurは処理速度が速いためOpenSeaのような不具合が起きる可能性は低いでしょう。
NFTマーケットBlur(ブラー)を利用する際の注意点
Blurを利用する際の注意点は以下の2つです。
- フラッグマーク付きの怪しいNFTの売買には注意する
- 出品時に警告が出たら予備のNFTで試してみる
フラッグマーク付きの怪しいNFTの売買には注意する
NFTによっては購入ページにフラッグマークが付いている場合があります。フラッグマークは怪しい動向が確認されたNFTに付くようになっていて、盗難品の可能性が高いNFTです。
そのため、フラッグマーク付きのNFT売買はできるだけ避けましょう。
出品時に警告が出たら予備のNFTで試してみる
BlurでNFTを出品する際、MetaMaskを起動すると警告が表示される場合があります。警告自体は100%危険とは言えませんが、不安な方は出品後にRevokeを行うとよいでしょう。
Revokeを行うことで、Approveと呼ばれるNFTをプラットフォーム間で移動させる権利の付与を解除でき、NFTの不正な転用から防げます。
NFTマーケットBlur(ブラー)の将来性
Blurの将来性は以下の理由から明るいと言えます。
- BLURトークンの海外仮想通貨取引所での上場やガバナンストークン化を控える
- 大手企業のNFT参入の追い風を受ける
- NFTアートやNFTゲームの普及による需要増加
BLURトークンはCoinbeseやBybit、Kucoinなど海外仮想通貨取引所での上場を控えており、大手企業のNFT参入によるNFT市場自体の追い風もあります。
中でもNFTアートやNFTゲームは特に市場規模が大きくなっているため、今後はよりマーケットプレイスの取引量が増加し、トークン価格も高騰する可能性があるでしょう。
Blur(ブラー)の利用に際してよくある質問
Blurの利用に際してよくある質問をまとめました。
- Blurにアプリはある?
- Blurでクレジットカード決済はできる?
- BLURトークンの現在価格は?
Blurにアプリはある?
Blurにはアプリがありません。ブラウザのみの利用となります。
今後のアプリ実装についても、特に明言はされていません。
Blurでクレジットカード決済はできる?
Blurはクレジットカード決済ができません。仮想通貨による決済が中心になります。
そのため、仮想通貨ETHを保有していない方はCoincheckで口座開設し、購入しておきましょう。
BLURトークンの現在価格は?
CoinMarketCapによると、BLURトークンの価格は2023年3月時点で63円付近を推移しています。
トークンリリース直後は600円台まで上昇していましたが、市場は適正価格でないと判断し、その後下落を続けています。
リリースされたばかりのトークンは初動の価格から大きく変動する可能性があるため、トレードは慎重に行いましょう。
NFTマーケットBlur(ブラー)の使い方まとめ
BlurはOpenSeaにはない手数料無料の仕組みやアグリゲーター機能を備えているトレーダー向けのNFTマーケットプレイスです。
クリエイターにとってはロイヤリティが支払われない可能性があるため、好みのマーケットプレイスとはならないかもしれません。他方、コレクターにとっては手数料の安さが魅力となり、
今後より取引量やユーザー数は増加していくと期待できます。
NFTマーケットBlur(ブラー)の運営企業
運営企業 | Blur foundation |
Blurは昨年からサービス自体存在していたものの、世界第1位の取引高を誇るOpenSeaの存在から、なかなか認知を獲得できていませんでした。
しかし、2023年2月18日にOpenSeaがクリエイター収益を最低0.5%へ変更する旨を発表したことで、取引手数料が無料かつアグリゲーター機能を実装するBlurが注目を集めました。
特に、NFTクリエイター・コレクターの間ではBlurへの移行の流れができているところもあります。
今後独自トークンを持ち安定した運営基盤を持つBlurは、ますます勢いを増し、OpenSeaと覇権争いをすると予想されます。
(監修者)久保真樹
保有資格
ファイナンシャル・プランナ―2級
プロフィール
金融領域全般の知識と株式・FX・仮想通貨・NFTの投資経験を持つ。本業のメディア運営の知見を活かした多角的な視点での記事監修も担当。自身で記事執筆を請け負い、複数の大手金融メディアへの掲載実績あり。 メディア記事の企画・編集・執筆・監修と資産設計提案業務まで幅広く対応可能。