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ファイルコイン(FIL/Filecoin)の買い方や将来性は?【2023年最新】Web3.0で再注目!マイニング可能な将来性の高いコインを徹底解説
ファイルコイン(Filecoin)って、リリースされてからわずか半年くらいで時価総額ランキングTOP10に入ったことがあるみたいなんだけど、どんな仮想通貨なの?
ファイルコインはファイルと名前にある通り、人が情報を保存するファイル的な役割を果たすことを期待して作られた通貨だよ!
モノと情報がつながるIoTや、高速インターネット接続5Gが普及した昨今のIT社会において、情報は重要な資産と見なされています。各個人の行動や情報が「ビッグデータ」として資産となり、今後の世界のあり方をつくっているのです。
しかし、情報を保管するうえでネックとなり得るのが「その情報をどこに保管をするか」という問題です。日に日に膨大化していく情報のために、GoogleなどのIT企業は世界各国に巨大なデータセンターを保有するなどして対策をしています。しかし、そのような方法での情報の保管は天変地異のリスクや、土地の問題など多くのデメリットを抱えています。
仮想通貨ファイルコインは、ブロックチェーン技術を用いてストレージ問題を解決するとして非常に注目を集めています。
本記事では、ファイルコインの仕組みや特徴、将来性の有無や買い方についてまとめています。数々のストレージ問題を解決し得るファイルコインに投資したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
ファイルコイン(FIL/Filecoin)とはどんな仮想通貨?特徴を解説
通貨名 | ファイルコイン |
シンボル | (FIL) |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | 海外取引所 |
時価総額 (2022年1月時点) | ¥547,226,369,355 |
公式HP | https://thefil.jp/ |
ファイルコイン(Filecoin)って、具体的にどんな特徴があるのかな?
ファイルコインに関する具体的な特徴は以下の4つです。
- ストレージの空きスペースを利用する分散型ストレージネットワークのトークン
- Googleも採用する新たなプロトコル「IPFS」を考案
- 本格運用が始まる時点で、34か国から400人を超えるマイナーがマイニングに参加
- 仮想通貨時価総額ランキングにて一時8位にランクイン|2021年の年初来騰落率にて約800%の上昇を記録
それぞれの特徴について確認しておきましょう。
Web3.0の筆頭株・ストレージの空きスペースを利用する分散型ストレージネットワークのトークン
データの保存方式として、以前は作動する機械そのものや、外付けの記憶装置と言ったハードディスクに保存することが主流でした。
今でもHDDとかSSDとか、使ってる人は多いよね!
その後はクラウドサービスと呼ばれ、オンライン上にデータを保存できるストレージサービスが普及し、複数人でのデータ共有も可能となりました。
AppleのiCloudをはじめ、DropBoxやOneDriveが該当するよ!
しかし、これらのサービスにはいくつかデメリットがあります。具体的にはデータセンターやハードなどにトラブルが生じた場合、データにアクセスできなくなるリスクがあるということです。加えて、セキュリティ問題によるデータの漏洩・改ざん・破壊などの不正アクセスも考えられるでしょう。
そこで、ファイルコインはデータを分散化し、P2P(Peer to Peer)ネットワーク上に保存する新しい方式を採用しました。データをデータセンターなどの中央に集中させるのではなく、分散をさせることで中央集権におけるデメリットを解消しています。
ブロックチェーン技術を用いたインターネットの分散化は、Web3.0の根幹とも呼ばれ、全世界で多くの注目を集めています。
Googleも採用する新たなプロトコル「IPFS」を考案
データを分散化してP2Pのネットワーク上に保存するプロトコルを、IPFS(InterPlanetary File System:インターネット世界間でのファイルシステム)と呼びます。
詳細としては、世界中の全デバイス中で、余っている空き容量を活用し、従来のような中央集権型ストレージではなく、P2Pの分散ストレージを提供すると言ったものです。これにより、データセンターを一箇所に作る必要がなくなります。
世界中の空いた容量(ストレージ)を寄せ集めて有効活用するんだね!
IPFSはGoogleも採用する注目されているプロトコルであり、今後の発展が期待できます。
また、利用者が増えて人気が出れば出るほど、データの通信速度が速くなると言った強みも持ち合わせています。
The more popular data is on the IPFS network, the faster it’ll be retrieved.
今後ファイルコインを使うユーザが増えるほど、利便性も上がっていきそうだね!
本格運用が始まる時点で、34か国から400人を超えるマイナーがマイニングに参加
ファイルコインはマイニングによっても増やすことが可能です。マイニングと言うと、ビットコインのように大規模な土地に工場を買って、設備で埋め尽くしてマイニングをするような光景を思い浮かべる方も多いことかと思います。
個人だと、それくらいの大規模投資はまず不可能だよね・・・
しかしファルコンコインのマイニングは少し手法が異なります。自身が持つストレージを貸し出すことがマイニングにつながるのです。
つまり、多額の資金を投資して設備や電力を供給しなくてもよいわけだね!
余ったストレージを貸し出すだけでよいので、ハードルは他の通貨におけるマイニングと比較しても低いと言えるでしょう。
仮想通貨時価総額ランキングにて一時8位にランクイン|2021年の年初来騰落率にて約800%の上昇を記録
ファイルコインは、2021年初頭において爆発的な伸びを記録しました。年初来騰落率においては800%を記録し、3月末には25,000円台まで伸びています。
短期間でこれほどの伸びを見せた仮想通貨は、ファイルコイン以外ではあまり見当たらず、注目されたプロジェクトであることが伺えます。
約3か月で10倍近くって驚異的だね!
ファイルコイン(FIL/Filecoin)の2022年現在のチャートと今後の価格動向
ファイルコイン(Filecoin)が2021年にどんな動きをしたのかも確認しておきたいな!
2021年におけるファイルコインの値動きも確認しておきましょう。
大きな価格変動を起こしたのは、以下のタイミングです。
- 2021年3月:アメリカの投資ファンド会社がファイルコインの投資信託を始めたことで4,000円台から25,000円台まで急騰
- 2021年7月:仮想通貨全体の不況の煽りを受け4,400円台まで下落
- 2021年9月:正式サービスリリースから1年が経過、7,000円台を推移
- 2022年1月:一時よりは落ちるも大きな変動はなく4,000円台を堅調に推移
それぞれ詳細を解説していきます。
2021年3月:アメリカの投資ファンド会社がファイルコインの投資信託を始めたことで4,000円台から25,000円台まで急騰
引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/filecoin/
2021年3月は、ファイルコインが最も伸びた時期で、最高25,000円台まで急騰しました。
グラフを見てもすごい伸び方をしていることがわかるね!
伸びた要因としてはアメリカの投資ファンド会社グレースケールがファイルコインの投資信託を始めたことで、注目を集めたためと考えられています。
Grayscale Investments is offering new trusts to invest specifically in five different cryptocurrencies$BAT $LINK $MANA $FIL $LPT
via @markets @kgreifeld @olgakharifhttps://t.co/9PABzSDCVk
— Barry Silbert (@BarrySilbert) March 17, 2021
加えて、他プロジェクトとの連携やファイル(FIL)トークンにおける減産により、ファイルコインの価値が上がったことも要因と言えます。
2021年7月:仮想通貨全体の不況の煽りを受け4,400円台まで下落
引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/filecoin/
2021年7月になると、ビットコインが中国においてマイニング規制を受け、その影響もあって仮想通貨全体の市場価値が下落しました。
ファイルコインも例外なく不況の煽りを受け、4,400円台まで下落しています。
3月末と比較すると5分の1以下になってるね・・・
2021年9月:正式サービスリリースから1年が経過、7,000円台を推移
引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/filecoin/
2021年9月には正式サービスリリースから1年が経過し、価格も7,000円台を推移しています。
最盛期ほどではないものの、7月時点での下落から比較すると随分と回復しました。
2022年1月:一時よりは落ちるも大きな変動はなく4,000円台を堅調に推移
引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/filecoin/
2021年の年末頃にも再び仮想通貨全体が落ち込み、ファイルコインも例外なく下落しました。
この頃も3,000円台まで落ち込むことが多かったよね
年が明けた2022年1月には、大きな変動はなく4,000円台を堅調に推移しています。
今後どこまで伸びるか、目が離せないね!
ファイルコイン(FIL/Filecoin)の将来性は?気になる価格動向や上げ幅を考察
ファイルコイン(Filecoin)は一時期時価総額TOP8になったみたいだけど、今は4,000円台で落ち着いているみたいだし、今後は伸びるの?
これからファイルコインに投資しようと考えている方は、過去における値動きよりも、将来性の方が気になるかと思います。
投資に「絶対」はないので、必ず伸びると断言はできないものの、以下の要因によって将来性はあると考えることができます。
- 2026年頃に53,000円台に到達する可能性もあるとの海外投資家の意見
- アメリカの電子証券取引所より「今後ビットコインを超える可能性を持った暗号資産3選」に選出
- 有名投資家よりICOにて280億円以上の資金を調達
それぞれ詳しく解説していきます。
2026年頃に53,000円台に到達する可能性もあるとの海外投資家の意見
海外の投資家によると、2026年には53,000円台に達する可能性があると言われています。
2021年の過去最高記録である。25,000円と比較しても倍以上です。ファイルコインは長期的な観点で投資する場合でもおすすめです。
あくまで投資家一個人の意見だけど、プロのトレーダーだから信ぴょう性は高いよね
アメリカの電子証券取引所より「今後ビットコインを超える可能性を持った暗号資産3選」に選出
ファイルコインは、アメリカの電子証券取引所・ナスダックによると、2020年12月に発表した「今後ビットコインを超える可能性を持った暗号資産3選」に選出されました。
現時点で仮想通貨の代名詞と言えばビットコインですが、機能的な面ではそこまでの強みを持ち合わせていません。
スケーラビリティ問題をはじめ、課題も多いよね
一方で、ファイルコインは実用性が高く、将来的に市場が成長する可能性は十分あるため、ビットコインを超える可能性は十分にあります。
有名投資家よりICOにて280億円以上の資金を調達
ファイルコインを開発するにあたって、ICO(Initial Coin Offering)が2017年に実施されました。
このICOは、適格機関投資家だけを対象とした小規模なものですが、日本円にしておよそ280億円の調達に成功しました。
リリース前の段階ですでに注目されていたってことだよね!
ファイルコインに対する投資家からの期待はすさまじく、今後の動きにも注目が集まっている可能性が高いです。
ファイルコインの情報が出れば、その時点で大きな変動を起こす可能性は高いため、SNSや公式サイトは定期的にチェックしておきましょう。
ファイルコイン(FIL/Filecoin)の購入方法・買い方
ファイルコイン(Filecoin)を実際に買ってみたいんだけど、どうやって購入すればよいのかな?
ファイルコインは残念ながら日本の取引所では扱われておりません。
したがって、日本円で購入する場合以下の3ステップを踏んで、海外取引所いから購入する必要があります。
- 1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
- 2.Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する
- 3.海外取引所でファイルコイン(FIL/Filecoin)を購入する
登録は数分の手続きで可能ですし、それぞれ日本語でのサポートも受け付けているため安心です。
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
初めのステップとして、Coincheckにて口座開設をします。
上記のURLよりアクセスできるサイトにて、メールアドレスを入力するとメールが送られて来るので、あとは基本的な情報を入力して本人確認書類を送付すれば登録完了です。
本人確認は免許証やマイナンバーを写真で送るだけ!
2.Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する
Coincheckの口座が無事に開設できたら、ビットコインを購入します。
購入手順はシンプルで、画像の通り以下の4STEPで購入可能です。
- 通貨を選択
- 購入ボタンをタップ
- 購入金額を入力
- ボタンタップで購入
3.海外取引所でファイルコイン(FIL/Filecoin)を購入する
Coincheckにてビットコインを購入できたら、海外取引所へと送金してファイルコインを購入しましょう。
海外の仮想通貨取引所はいくつかありますが、日本語対応していてサポートが手厚いバイナンスがおすすめです。
ファイルコイン(FIL/Filecoin)に関するよくある質問
ファイルコイン(Filecoin)を買うときに気を付けておくこととかあるのかな?
ファイルコインを購入するにあたって、よくある質問や注意しておくべきポイントも押さえておきましょう。
具体的には以下の3つがよく聞かれます。
- ファイルコイン(FIL/Filecoin)にステーキング報酬はある?
- 日本国内にファイルコインの上場している取引所はある?
- フィルパワーとは何?
ファイルコイン(FIL/Filecoin)にステーキング報酬はある?
ファイルコインはステーキング報酬があります。したがって、より多くの通貨を長期間にわたって保有することで、一層有利になります。
ステーキング報酬って?
ステーキング報酬について気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
日本国内にファイルコインの上場している取引所はある?
日本国内でファイルコインが上場している取引所は、今のところありません。
ファイルコインの認知度が上昇し、国内でも有名になれば上場する可能性は十分に考えられます。
上場すると一気に価格が上がるから、まだ上場していない今が購入のチャンス!
フィルパワーとは何?
ファイルコインの関連用語として、フィルパワーと言うワードをよく目にします。
フィルパワーとは、ファイルコインが上場する前からファイルコインの販売サービスを提供している企業のことです。
ファイルコインをマイニングする場合、フィルパワーのサイトを参考にする必要があるので、一度目を通しておきましょう。
参照:https://filfox.info/en/address/f0133509
ファイルコイン(FIL/Filecoin)の買い方・今後の将来性予想まとめ
今回はファイルコインの特徴や買い方、将来性について解説しました。
分散ストレージシステムと言った、IoTや5Gが主流となるIT社会にとって、ファイルコインが役に立つ可能性は非常に高いです。
実際過去には時価総額TOP8に輝いた経歴を持ち、将来的にも53,000円は超えるとの意見もあるため、投資する価値は十分にあると言えます。
興味がある方はぜひ、Coincheckに登録のうえ、購入してみてください。
(監修者)佐野孝矩
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
保有資格
日商簿記2級・FP2級・情報処理安全確保支援士・3級ウェブデザイン技能士
プロフィール
一部上場企業での経理・SEの実務実績に加え、個人事業主として2年、法人経営として1年の経験を通し、会計・セキュリティ・教育の面での助言・サポートをさせていただきます。大企業と小規模企業の両方を経験しているからこその視点でお役に立てればと思います。
専門・得意分野
企業経営理論、経済学、経営情報システム