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OPTIMISM(オプティミズム/OP)の買い方は?エアドロップ(給付金)の概要や将来性を紹介
OPTIMISMはイーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するために考案された仮想通貨だよ!
OPTIMISMは2021年にローンチされた仮想通貨です。OPTIMISMの目的は、イーサリアムにおけるスケーラビリティ問題を解決することです。
OPTIMISMは2022年4月にエアドロップ後、海外の仮想通貨取引所で立て続けに上場しました。同年7月には短期間で一気に3倍くらいの価格にまで跳ね上がっています。
この記事ではOPTIMISMの将来性や買い方について、詳しく解説します。今後投資を考えている方は参考にしてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
OPTIMISM(オプティミズム/OP)とはどんな仮想通貨(暗号資産)?特徴を解説
通貨名 | OPTIMISM(オプティミズム) |
シンボル | OP |
注目度 | ★★★★☆ |
取扱取引所 | ・Binance ・Coinbase ・KuCoin など |
時価総額(2023/03/08時点) | ¥98,657,482,635 |
公式HP | https://app.optimism.io/ |
OPTIMISMにおける特徴や仕組みは以下の通りです。
- イーサリアムのL2ブロックチェーンとして高速かつ低コストで利用可能
- EVMとはイーサリアム仮想マシン|仕組みを解説
- 2022年5月に独自のOPトークンを発行・エアドロップ(給付金)
- Optimism Collective(オプティミズム・コレクティブ)を採用したガバナンストークン
各特徴や仕組みについて、詳しく確認していきましょう。
イーサリアムのL2ブロックチェーンとして高速かつ低コストで利用可能
OPTIMISMは、イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するため、イーサリアム開発者によって開発されたL2ブロックチェーンです。
スケーラビリティ問題とは需要増によるガス代の高騰や処理遅延などを意味します。
L2ブロックチェーンとは、L1となるイーサリアムレイヤー以外でトランザクション処理を行う部分のことです。計算処理を外部のL2で行うことで、L1は主要なデータの送受信処理に専念できて送信速度が改善できます。
また、OPTIMISMはEVM(イーサリアム仮想マシン)を使用しており、スマートコントラクトを実装可能です。
EVMとはイーサリアム仮想マシン|仕組みを解説
EVMとは、イーサリアムのスマートコントラクトを展開し実装するための翻訳機です。スマートコントラクトはプログラミング言語で書かれていますが、実装するためには機械語で命令する必要があります。
人間にはプログラミング言語が読めても機械にはプログラミング言語が読めません。また、逆に機械は機械語が読めますが、大半の人間は機械語を読めません。そこでEVMが間に入り、プログラミング言語と機械語を変換する必要があるのです。
EVMはブロックが生成されるたびにトランザクションやスマートコントラクトを翻訳・実行して、ネットワークの状態を計算します。EVMを利用している代表的な銘柄として、OPTIMISM以外にAVAXやASTRが該当します。
2022年5月に独自のOPトークンを発行・エアドロップ(給付金)
OPTIMISMは2022年5月に、1回目のOPトークンを発行しエアドロップ(給付金)しました。1回目のエアドロップ対象者はオプティミズムにおける早期利用者・イーサリアムのアクティブユーザーです。
今後も参加基準は変わらないと予想されているので、確認しておきましょう。
- Optimism User(オプティミズムを利用した経験がある)
- Repeat Optimism user (オプティミズムを所定の期間で使ったことがある)
- DAO Voter(L1のDAOで投票した経験がある)
- Multi-sig signers(マルチシグを利用した経験がある)
- Donated to Gitcoin Grants on L1(L1であるitcoin Grantsに寄付をしたことがある)
- Priced out of Ethereum(イーサリアムトランザクションを継続的に利用している)
上記2つがオプティミズムの早期利用者に、下4つがイーサリアムのアクティブユーザーに該当します。また、2023年2月にもエアドロップを行っており今後も継続する予定です。
Optimism Collective(オプティミズム・コレクティブ)を採用したガバナンストークン
OPTIMISMのガバナンストークンOPは、Optimism Collective(オプティミズム・コレクティブ)を採用しています。
Optimism Collectiveは、2つの投票システム(トークンハウス・シチズンハウス)が並列しています。それぞれのシステムについても確認しておきましょう。
- トークンハウス:インセンティブなどの初期分配を管理する
- シチズンハウス:プロトコル収益の分配について管理する
仮想通貨OPTIMISM(オプティミズム/OP)の買い方・始め方
OPTIMISMは国内で上場していないため、日本円で購入する場合以下のステップを踏む必要があります。
- Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
- Coincheckに日本円を入金してビットコインを購入する
- 海外の仮想通貨取引所へビットコインを送金する
- 海外の仮想通貨取引所でOPTIMISM(OP)を購入する
各手順について、詳しく確認していきましょう。
1. Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
まずはCoincheckで口座を開設しましょう。口座開設はメールアドレスと本人確認書類があれば最短5分でできます。
本人確認書類での認証手順は免許証・マイナンバーカード・住民票などのいずれかを写真で撮って送るだけです。
2. Coincheckに日本円を入金してビットコインを購入する
Coincheckで口座開設が完了し、日本円を入金できるようになったらビットコイン(BTC)を購入しましょう。
ビットコインは通貨単位でも日本円単位でも購入できます。また、最低購入額は500円です。大金を投資して失うリスクを避けたいなら、まずは少額から試すと良いです。
3. 海外の仮想通貨取引所へビットコインを送金する
Coincheckでビットコインを購入したら、海外の仮想通貨取引所へビットコインを送金しましょう。送金時にあて先アドレスを間違えてしまうと返金に時間がかかったり、返ってこなかったりします。
送金ミスを避けるためにも、あて先アドレスはコピー&ペーストでの入力がおすすめです。また、送金時に少額で送金して試してみるのも良いです。
4. 海外の仮想通貨取引所でOPTIMISM(OP)を購入する
海外の仮想通貨取引所にビットコインを送金できたら、OPTIMISM(OP)に換金しましょう。OPTIMISMを扱っている取引所はBinance・KuCoin・Coinbaseなどです。
Binanceで購入予定であれば以下の記事も参考にしてください。
OPTIMISMネットワークをMetamask(メタマスク)に追加する方法
OPTIMISMをMetaMaskに接続する手順は以下の通りです。
- 公式サイトからMetaMaskをインストールする
- MetaMaskのウォレットを作成する
- ウォレットからOptimism(ETH)を追加する
- トークンをウォレットにインポートする
MetaMaskをまだインストールしていない場合、以下の記事を参考にウォレットを作成しておきましょう。
OPTIMISM(オプティミズム/OP)の2023年現在のチャートと今後の価格動向
2022年にOPTIMISMはエアドロップをし、その後上場したことでかなり値動きをしました。以下の時点における値動きを理由とともに確認しておきましょう。
- 2022年7~8月:エアドロップ後70円台を低迷するも200円台後半まで急騰
- 2022年9~12月:仮想通貨市場全体の冷え込みとともに110~150円で停滞
- 2023年1~3月:年初から上昇トレンドに乗り2月下旬に一時400円を突破
2022年7~8月:エアドロップ後70円台を低迷するも200円台後半まで急騰
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/optimism-ethereum/
OPTIMISMは2022年5月にエアドロップを開始したものの、しばらくは70円台を低迷していました。
しかしエアドロップ開始後海外で複数の仮想通貨(暗号資産)取引所に上場したことをきっかけに、200円台後半まで急騰しています。
2022年9~12月:仮想通貨市場全体の冷え込みとともに110~150円で停滞
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/optimism-ethereum/
2022年9月~12月はFTXの破綻や金利引き上げにより仮想通貨全体が落ち込み、冬の時代を迎えました。
OPTIMISMも煽りを受け、100円~150円まで暴落しています。
2023年1~3月:年初から上昇トレンドに乗り2月下旬に一時400円を突破
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/optimism-ethereum/
2023年に入ると、OPTIMISMの大型アップデートに対する期待の高まりから、一時400円を突破するほどに急騰しました。
OPTIMISMはこれからも複数のアップデートを予定しているため、価格動向から目を離せません。
OPTIMISM(オプティミズム/OP)の将来性は?
OPTIMISMに投資するかどうかの判断基準として、将来性は重要です。OPTIMISMの将来性を判断するポイントとして、以下の4つがあげられます。
- 初回エアドロップ以降、海外取引所への新規上場が相次いでいる
- DApps(分散型アプリ)やDeFi(分散型金融)への導入が検討されている
- 2022年6月に約23億円のOPトークン不正所得されている
- イーサリアムの大型アップデートによる影響が懸念されている
それぞれのポイントについて確認しておきましょう。
初回エアドロップ以降、海外取引所への新規上場が相次いでいる
OPTIMISMは2022年5月31日の初回エアドロップ後、いくつもの海外取引所に相次いで上場しました。具体的な海外取引所は以下の通りです。
- Binance
- KuCoin
- Coinbase
今後も上場とともに価格上昇が見込まれます。
DApps(分散型アプリ)やDeFi(分散型金融)への導入が検討されている
OPTIMISMはDApps(分散型アプリ)やDeFi(分散型金融)を導入予定です。いずれも非中央集権型の管理方法になるため、サービスを円滑に利用できると期待されています。
特にDeFiが導入されれば、手数料が下がり金利が上がるメリットを受けられます。
2022年6月に約23億円のOPトークン不正所得されている
OPTIMISMは良いニュースだけではありません。2022年6月には、約23億円分のOPトークンが不正取得されています。ガバナンスに悪用された形跡はないものの、運営側の失態であるためネガティブ要因です。
エアドロップをデジタル資産のマーケットメイカー企業に依頼したところ、マーケットメイカー企業が提供したアドレスが間違っていたことが第一の原因です。
参考:イーサリアムL2「Optimism」のOPトークン、23億円相当が不正取得の被害に
イーサリアムの大型アップデートによる影響が懸念されている
OPTIMISMはイーサリアム(ETH)のL2ブロックチェーンなので、イーサリアム自体のアップデートからも影響を受けます。イーサリアムの価格変動に連動しやすく、イーサリアムが伸びればOPTIMISMも伸びるケースが多いです。
イーサリアムの機能改善などで、さらに需要が伸びる可能性も考慮しておきましょう。
OPTIMISM(オプティミズム/OP)に関するよくある質問
OPTIMISMに関するよくある質問をまとめました。
- OPTIMISM(OP)とArbitrumの違いは?
- OPトークンの価格はいくら?
- OPトークンは国内取引所で購入・売却できない?
OPTIMISM(OP)とArbitrumの違いは?
ArbitrumもOPTIMISM同様、イーサリアムのレイヤー2として開発されたブロックチェーンです。OPTIMISMとArbitrumは、資本効率や不正防止機能の点で異なります。
二者間の具体的な違いは以下の通りです。
OPTIMISM | Arbitrum | |
資本効率 | 不正判断の資本効率は悪い | 不正判断の資本効率は良い(資本不要) |
不正防止機能 | OVMと呼ばれるバーチャルマシンを使用し、一度きりの検証で不正かどうか判断する。 | AVMと呼ばれるバーチャルマシンを使用し、何度も検証を重ね、不正かどうか判断する。 |
OPトークンの価格はいくら?
OPトークンの価格は2023年3月時点で300円前後です。現在の価格を知りたい場合、CMCや海外取引所を確認しましょう。
OPトークンは国内取引所で購入・売却できない?
OPトークンは国内取引所では購入・売却できません。
日本円で購入・売却する場合、Coincheckなどの国内取引所で一旦ビットコイン(BTC)など、別の仮想通貨を購入し海外取引所へ送金して購入しましょう。
OPTIMISM(オプティミズム/OP)の買い方まとめ
OPTIMISM(オプティミズム/OP)はイーサリアム(ETH)の弱点であるスケーラビリティ問題を解決するために開発されており、実用性は高いです。
定期的なエアドロップもあり投資家から期待されています。今後のアップデートや新規上場により、価格が上昇する可能性は十分に考えられます。
もしOPTIMISMに投資するなら、まずはCoincheckに登録しましょう。Coincheckなら5分で口座開設できるため、すぐに運用を開始できます。
OPTIMISMは定期的にエアドロップを行っており、先行投資のメリットが大きい仮想通貨です。2023年以降も大型アップデートを控えており、今後の動向から目が離せません。上場するたびに値上がりが期待できるので、価格が低い今のうちに投資しておくのも一つの手です。
(監修者)佐野孝矩
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
保有資格
日商簿記2級・FP2級・情報処理安全確保支援士・3級ウェブデザイン技能士
プロフィール
一部上場企業での経理・SEの実務実績に加え、個人事業主として2年、法人経営として1年の経験を通し、会計・セキュリティ・教育の面での助言・サポートをさせていただきます。大企業と小規模企業の両方を経験しているからこその視点でお役に立てればと思います。
専門・得意分野
企業経営理論、経済学、経営情報システム