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仮想通貨・NFTで使われる『Mint』の意味は?Mintのやり方やMintできるマーケットプレイスを紹介
よく「NFTをMintする」って聞くけど、どういう意味なのかな?
NFTや仮想通貨のMintは「鋳造」という意味だよ。詳しい内容ややり方を解説していくね。
NFTの世界では「Mint」という言葉が使われていますが、どのような意味で使われる言葉なのか気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、NFTや仮想通貨におけるMintの意味や、やり方などを解説します。Mintを行えるおすすめのNFTマーケットも紹介するため、NFTを始めたい人は必見です。
- NFT・仮想通貨におけるMintはNFTを新しく生成すること。
- NFTをMintするマーケットプレイスはOpenSeaがおすすめ。
- NFTのMintをするには、基本的に仮想通貨ETHの購入が必要。
送金手数料が無料で安くMintできる!
参考:当社親会社に関する報道について(FTX Japan公式)
NFT・仮想通貨におけるMint(ミント)の意味は?
NFTや仮想通貨におけるMintは簡単に解説すると、NFTを新しく生成・発行する作業を指します。
元々はブロックチェーン上でトークンを発行する意味を指しており、NFTは発行者がブロックチェーンにデータを刻むことでNFTを発行(Mint)できます。
ブロックチェーンにデータが刻まれると発行者がデータに残り、NFTの特徴であるコピーや改ざんができないデータとなるのです。
Mintという言葉を知らないと何か複雑な手順を踏まないといけないと思いがちだけど、実際はNFTを作成することを指すんだよね。
NFTのMintのやり方
実際にNFTのMintのやり方を解説します。NFTのMintはNFTマーケットプレイスで行うことができ、本記事ではOpenSeaを例に解説します。
- 1.FTXJapanで無料口座開設を行う
- 2.日本円を入金して、ETH(イーサ)を手に入れる
- 3.OpenSeaでアカウントを作成する
- 4.メタマスクにETH(イーサ)を送金し、OpenSeaと接続
- 5.OpenSeaでフォルダを作成する
- 6.自分だけのNFTを作成し、アップロード(Mint)する
1.FTXJapanで無料口座開設を行う
まずはFTX Japanで無料の口座開設をしましょう。
MFTをMintするには仮想通貨を独自のウォレットへ送金する必要がありますが、FTX Japanは仮想通貨の送金手数料が無料のため、他の取引所より費用を安く抑えて送金できます。
FTX Japanの口座開設は5分ほどで終わり、本人確認書類を提出するのでマイナンバーカードや運転免許証を準備しておきましょう。
参考:当社親会社に関する報道について(FTX Japan公式)
2.日本円を入金して、ETH(イーサ)を手に入れる
口座開設ができたら、日本円を入金します。日本円を銀行振込で入金する場合は振込手数料を自己負担することになります。
日本円の入金方法は、FTX Japanにログイン後「ウォレット」をクリックします。
1番下までスクロールすると日本円の入出金欄があるため、クリックして入金しましょう。
入金ができたら、FTX Japanへログインして「マーケット」へ進み、「ETH/JPY」をクリックしましょう。
あとは購入したいETHの価格・数量を入力して購入すれば購入完了です。
3.OpenSeaでアカウントを作成する
NFTをMintできるOpenSeaでアカウントを作成しましょう。
OpenSeaのアカウントを作成するには、まずウォレットであるメタマスクを作成する必要があります。
メタマスクはウォレットの中で最も人気があり、GoogleChromeから簡単にインストールできます。
OpenSeaの公式サイトへアクセスすると「Create」があるためクリックし、メタマスクと接続しましょう。
4.メタマスクにETH(イーサ)を送金し、OpenSeaと接続
FTX Japanで購入したETHをメタマスクに送金しましょう。
メタマスクへの送金方法は、まずメタマスクにログインをし、0x〜から始まるアドレスをコピーします。
そしてFTX Japanに戻り、「ウォレット」をクリックしてETHの出金ボタンをクリックします。
あとは先ほどコピーしたアドレスをペーストして出金したい金額を入力すれば送金完了です。
次に、Openseaにログインして右上のアイコンマークをクリックします。
メタマスクのマークが表示されるため、「Popular」をクリックします。あとはメタマスクとの接続を許可して接続完了です。
5.OpenSeaでフォルダを作成する
OpenSeaのトップページからアイコンマークをクリックし、「My collections」をクリックします。
「Create your collection」という表示をクリックすると、NFTをMintするための情報を入力する欄が表示されます。
それぞれ入力する内容は以下のようになっており、入力しましょう。
- Logo image:ロゴ画像
- Featured image:アイキャッチ画像
- Banner image:バナー画像
- Name:フォルダの名前
- URL:フォルダのURL
- Description:フォルダの概要説明
- Category:フォルダのカテゴリー
- Links:連携するSNSなどのリンク
- Creator earnings:二次販売された際に受け取るロイヤリティの設定
- Blockchain:ブロックチェーンの選択(EthereumでOK)
- Payment tokens:売却に使用する仮想通貨
- Display theme:フォルダの表示方法
入力後に「Create」をクリックすると、フォルダが作成できます。
6.自分だけのNFTを作成し、アップロード(Mint)する
フォルダを作成したらOpenSeaのトップページに戻り、「Create」をクリックします。
「Create New Item」が表示されるため、発行(Mint)したい作品をアップロードし、作品の概要を入力しましょう。
- Image, Video, Audio, or 3D Model:MintしたいNFT作品
- Name:NFTの名前
- External link:NFTを宣伝するためのリンク
- Description:NFT作品の概要
- Collection:コレクションの選択
- Supply:販売する量
- Blockchain:販売するブロックチェーン
入力し終えたら、「Create」をクリックします。これでNFTのMintは完了です。
MintしたNFTを販売するには、OpenSeaのトップページのアイコンマークから「My Profile」をクリックし、右上の「Sell」をクリックすると販売情報の入力に進みます。
NFTをMint(ミント)できるおすすめのマーケットプレイス
NTFをMintして販売するには、できるだけ大手でユーザーが多いマーケットプレイスの利用がおすすめです。
本記事では、NTFがMintできるおすすめマーケットプレイスを3つ紹介します。
- OpenSea(オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
- SuperRare(スーパーレア)
OpenSea(オープンシー)
OpenSeaは世界最大のNFTマーケットプレイスです。取引量が最も多く、2022年1月は48億5千万ドル、当時のドルレートで5580億円を超えています。
OpenSeaを利用するメリットは以下の通りです。
- 取引量が多いため売れやすい
- NFTのMintが簡単
- さまざまなチェーンに対応している
OpenSeaはイーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)など、NFT取引が活発に行われている主流のブロックチェーンに対応しています。
MintできるNFTも、アートや音楽などさまざまなNFTを取り扱っているため、初めてNFTをMintする方におすすめのマーケットプレイスです。
Rarible(ラリブル)
Raribleは3種類のブロックチェーンに対応しているNFTマーケットプレイスで、NFT取引を行うとRaribleのトークンである「RARI」が配布される特徴があります。
Raribleを利用するメリットは以下の通りです。
- NFT取引をするとトークンがもらえる
- イーサリアムチェーンの他にFlowチェーンやTezosチェーンに対応している
RaribleはOpenSeaにはない、取引によってトークンが配布される特徴を持ち合わせており、収益化につながりやすいメリットがあります。
また、FlowやTezosなど、他にはあまりないブロックチェーンにも対応しているため、これら2つのブロックチェーンでNFTをMintしたい方はRaribleがおすすめです。
SuperRare(スーパーレア)
SuperRareは質の高いNFTが販売されているマーケットプレイスです。ただ、NFTを販売するには厳正な審査に通る必要があります。
SuperRareを利用するメリットは以下の通りです。
- 審査に通れば、NFTが高値で取引される可能性が高い
- NFTを購入してもらえるとVRギャラリーで公開してもらえる
SuperRareの審査は厳しいため1回で通ることは難しいですが、出品できれば質の高いNFTと判断され、高値で取引されて大きな利益を得られる可能性が高いでしょう。
NFTのMint(ミント)に関するよくある質問
NFTのMintに関するよくある質問をまとめました。
- Mint時にガス代はいくらかかりますか?
- Mint(ミント)とList(リスト)の違いは何ですか?
- Free Mint(フリーミント)とは何ですか?
Mint時にガス代はいくらかかりますか?
NFTのMint時にかかるガス代(手数料)はNFTマーケットプレイスによって異なり、以下の通りです。
OpenSea | 無料 |
Rarible | 約2,000円 |
SuperRare | 無料 |
NFTのガス代とは NFTなどを取引した際に発生する料金ですが、これはブロックチェーンを利用した際の手数料です。
ガス代は使用するブロックチェーンが混雑しているほど高騰するため、無料のOpenSeaがおすすめです。
イーサリアムは現在ガス代の高騰が続いているので、コストを極限まで抑えたい方はポリゴンやソラナなど、トランザクション処理速度が速いブロックチェーンを使用しましょう。
Mint(ミント)とList(リスト)の違いは何ですか?
MintとListの違いは、以下の通りです。
- Mint:NFTを発行すること
- List:発行したNFTに価格を設定して販売すること
Mint段階ではNFTを保有しているだけで所有者は自分になりますが、Listするとマーケットで取引されるため、売れれば所有者が変わります。
どちらもNFTを売買する上で必要な作業だから抑えておこう!
Free Mint(フリーミント)とは何ですか?
Free Mintは無料でNFTをMintすることを指します。
Free Mintは新規NFTプロジェクトでNFTを発行する際に使われる方法で、基本的にホワイトリストと呼ばれるNFTが優先的に購入できる権利を獲得しておくと、NFTをFree Mintでき無料で保有できます。
無料で保有できれば、いつ売却しても利益がでるってことだね。
ただ、無料でNFTをMintできるからといってむやみやたらにFree Mintを繰り返していると、詐欺プロジェクトに遭ってしまいウォレットの情報を盗み取られてしまう可能性があります。
詐欺プロジェクトに引っかからない方法としては、Free Mintは信頼できるプロジェクトしか行わず、ウォレット内に何も保有されていない捨てウォレットでチャレンジすると安全です。
仮想通貨・NFTで使われる『Mint』の意味まとめ
Mintは仮想通貨・NFTを新しく発行する作業を指します。本記事で解説した用語をおさらいしておきましょう。
- Mint:NFTを新しく発行する
- List:発行したNFTに価格を設定して販売する
- Free Mint:無料でNFTをMintする
自分でNFTをMintするにはNFTマーケットを使う必要があり、NFTを出品するには仮想通貨が必要になります。
基本的にNFTはイーサリアムブロックチェーンが主流になっており、仮想通貨ETHを購入します。
FTX Japanであれば送金手数料が無料のため、他の取引所よりコストを抑えてMintできておすすめです。
- NFT・仮想通貨におけるMintはNFTを新しく生成すること。
- NFTをMintするマーケットプレイスはOpenSeaがおすすめ。
- NFTのMintをするには、基本的に仮想通貨ETHの購入が必要。
送金手数料が無料で安くMintできる!
※記事中には「仮想通貨」と表現していますが資金決済法の改正により公では「暗号資産」が正しい表記となりました。
参考:当社親会社に関する報道について(FTX Japan公式)
(監修者)鮫島久彦
https://crypto-on.co.jp/supervision/samejima-hisahiko/
保有資格
ファイナンシャルアドバイザー
プロフィール
個人むけの保険や金融商品、不動産、年金、資産運用の相談・金融知識を含む記事の監修・保険の見直し相談・家計に関する相談やアドバイス・税制についての相談・補助金支援金についての相談・起業等の相談。1000件以上の相談実績。40代に好評。家庭の家計相談から個人事業主の経理・経営相談までお金に関することなら何でもワンストップで対応可能。
現在デジタルアート作品やゲーム内のアイテムなどの販売・購入が注目されていますが、将来的には全く異なるプラットフォーム間での取引が行われることで市場の開拓が進む可能性があります。現在は以前に比べれば世界経済の影響もあり市況は落ち着いていますが逆にこれまでが加熱しすぎていたという見方もあり、企業の参入等も多く行われていて将来性は非常に高いと考えられます。落ち着いている今NFTを開始して慣れておくことで次の上昇に備えるのもアリだと思います。※専門家個人の見解です。