

WAVESは、DEX(分散取引所)でもある「Waves Platform」にて発行できる仮想通貨です。2016年6月にローンチされ、独自トークンを発行できるという点で注目を集めています。
この記事では、WAVESの買い方や特徴、将来性について解説していきます。WAVESへの先行投資による利益を狙いたい方は、この記事を参考にしてみてください。
- DEX(分散取引所)でもある「Waves Platform」にて独自トークンの発行が可能
- 専用ウォレット「Waves exchange」を使えば、個人間でもトークンの売買が可能
- WAVESを購入する場合、Coincheckを経由してから購入しよう!
もくじ(タップでジャンプ)
WAVES(ウェーブス)とはどんな仮想通貨?特徴を解説
通貨名 | Wavesコイン |
シンボル | WAVES |
注目度 | ★★★☆☆ |
取扱取引所 | Binance・Bybit・KuCoinなど |
時価総額(2022年6月4日時点) | ¥133,997,611,040.10 |
公式HP | https://waves.tech/ |
WAVESは、2016年に開発された分散型アプリケーションプラットフォームです。WAVESには、以下のような特徴があります。
- 「Waves Platform」個人でも独自トークンの発行が可能
- 専用ウォレット「Waves exchange」にDEX(分散型取引所)を統合しており個人間でもトークンの売買が可能
- 「LPOS」と「Waves NG」という独自の機能を持つ2つのアルゴリズムを採用
それぞれの特徴について、確認していきましょう。
「Waves Platform」個人でも独自トークンの発行が可能
WAVESは、DEX(分散取引所)でもある「Waves Platform」が発行する仮想通貨です。「Waves Platform」には、「Custom Application Token」という独自トークンを発行できる機能が備えられています。
一例として、WAVES以外のプラットフォーム型の仮想通貨を紹介すると以下の通りです。
プラットフォームごとに使用用途は分類されますが、WAVESは特に個人で新しいトークンを発行したいときに利用されます。作成したトークンには送金機能も付与できるので、個人間での取引も可能です。

専用ウォレット「Waves exchange」にDEX(分散型取引所)を統合しており個人間でもトークンの売買が可能
WAVESでは、「Waves exchange」という専用のウォレットを提供しています。「Waves exchange」を使えば、WAVESはもちろんのこと、新しく発行した独自トークンの保管・管理が可能です。
また、ウォレットにはDEX(分散型取引所)を統合しているので、個人間でトークンの売買ができます。仲介者がいない状態で取引をするため、ユーザー自身で秘密鍵を管理しなくてはいけません。

さらに、ブラウザだけでなくAndroid・iPhoneアプリにも対応しているので、いつでもWAVESや独自トークンの取引ができます。
「LPOS」と「Waves NG」という独自の機能を持つ2つのアルゴリズムを採用
WAVESには、「LPOS(Leased Proof of Stake)」と「Waves NG」という、独自の機能を持った2つのアルゴリズムを採用しています。それぞれの特徴をまとめると、以下の通りです。
独自機能 | LPOS | Waves NG |
特徴 | WAVESトークンをマイニングできる人に貸し出し、借り手側がマイニング報酬を受け取った際の一部を貸した側に還元できる | 1秒間で100トランザクションの高速送金が可能 |
通常の「POS」は、仮想通貨の所有量が少ないとマイニングできません。一方でWAVESの「LPOS」なら、WAVESの所有量が少なくてもマイニングに参加できます。
また、「Waves NG」を使えば送金速度が圧倒的に早くなり、取引手数料を安く抑えることが可能です。
WAVES(ウェーブス)の2022年現在のチャートと価格変動
WAVESは過去、サービスのリリースやアルトコイン市場全体の高騰、ロードマップの公開によって2017年12月に1,700円台を記録しています。その後は100円台〜400円台に落ち込み、2021年まで大きな値動きはありませんでした。
ここからは、2021年5月以降におけるWAVESの価格動向を日本円レートで見ていきましょう。
- 2021年5月:NFTやDeFiに注目が集まったことに影響を受け、数ヶ月で1,000円台から4,000円台まで高騰
- 2022年1.2月:年末から下降トレンドに入り1,000円前後を推移
- 2022年3月:2,000円台から急激な価格上昇を見せ、最高値7,000円台を更新
- 2022年5.6月:仮想通貨市場全体の下げ相場に影響を受け1,000円前後を推移
2021年5月:NFTやDeFiに注目が集まったことに影響を受け、数ヶ月で1,000円台から4,000円台まで高騰
2021年4月時点で1,000円台だったWAVEですが、5月には4,000円台まで高騰しました。大幅な価格上昇の背景には、NFTやDeFiに注目が集まったことも大きな要因として考えられます。

2022年1.2月:年末から下降トレンドに入り1,000円前後を推移
2021年10月には3,600円台を出していたWAVESですが、年末から下降トレンドに入りました。2022年1月には、価格が1,000円台まで値下がりしています。
しかし、2022年2月末には1,800円台まで上昇しました。
2022年3月:2,000円台から急激な価格上昇を見せ、最高値7,500円台を更新
3月初旬の時点で2,000円台だったWAVESは、3月末には最高値7,500円台を更新しています。世界的な紛争が落ち着きを見せ始めたことや、FOMCで悪いニュースが流れなかったことが主な要因です。

2022年5.6月:仮想通貨市場全体の下げ相場に影響を受け1,000円前後を推移
2022年4月以降は仮想通貨市場全体が下げ相場となり、WAVESも大きな影響を受けました。2022年5月にはLUNAやステーブルコインUSTが崩壊したことによって、仮想通貨全体の価値が暴落したのです。
WAVESも5月に価格が最安500円台まで下がりましたが、2022年6月時点では1,000円前後を推移しています。
WAVES(ウェーブス)の購入方法・買い方|どこで買うのか解説

残念ながら、WAVESは日本の仮想通貨取引所では上場していません。したがって、日本円で購入する場合は以下の3つのステップを踏む必要があります。
- STEP1:Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
- STEP2:Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する
- STEP3:海外の仮想通貨取引所でWAVES(ウェーブス)を購入する
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
まず、国内にある仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。仮想通貨を購入するなら、大手取引所のCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
口座開設にはメールアドレスに加えて、本人確認用の書類が必要となります。写真を送るだけで確認が済むので、免許証やマイナンバーカードを用意して開設を進めていきましょう。

2.Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する
無事にCoincheck(コインチェック)の口座が開設できたら、日本円を入金してビットコイン(BTC)を購入しましょう。

最終的に、Coincheckにて購入したビットコインは海外取引所へ送金します。ビットコインであれば、ほとんどのアルトコインを購入することが可能です。
また、送金する際の手数料も考慮すると、安く抑えられるビットコインがおすすめと言えます。
3.海外の仮想通貨取引所でWAVES(ウェーブス)を購入する
出典:Binance Spot
Coincheck(コインチェック)にて購入したビットコインを、WAVESの購入ができる海外取引所に送金しましょう。取引所はさまざまですが、おすすめなのは日本語に対応したBinanceやBybitです。
以下では、CoincheckからBinanceに送金する手順をまとめます。
- Binanceにてビットコインを入金するためのアドレスを取得
- Coincheckの「暗号資産の送金」にてビットコインを選択
- Binanceの入金アドレスを送付先の宛先をペーストし、送金先として登録
- 送金したいビットコインの額を入力し、Binanceに送金する

しばらくするとビットコインがBinanceに送金されるので、WAVESを購入していきましょう。Binanceであれば、現物トレード以外にもBinance Convertを使えば簡単にトレードできます。
WAVES(ウェーブス)の将来性は?話題の仮想通貨の価格動向や今後の上げ幅を考察
ここからは、WAVESの今後の将来性について見ていきましょう。
- 5年後の2027年には約$92.6(約12,000円)まで価格高騰するとの海外投資家の予測あり
- 使い勝手の良さから個人や小規模事業主のビジネスシーンへの普及が見込まれる
- 仮想通貨だけでなく法定通貨の取り扱いも可能
5年後の2027年には約$92.6(約12,000円)まで価格高騰するとの海外投資家の予測あり
海外の投資家によると、5年後の2027年には約$92.6(約12,000円)まで高騰すると予想されています。現時点で1,000円台となっていることを考えると、5年後には12倍近く伸びるという計算です。
あくまで予想ではあるものの、プロの投資家が予想をしているので信憑性は高いと言えます。

参考:CryptoNewsZ|Waves Price Prediction
使い勝手の良さから個人や小規模事業主のビジネスシーンへの普及が見込まれる
WAVESは独自トークンの発行ができるので、ビジネスシーンへの普及が見込まれています。例えば、ロシアのバーガーキングは「ワッパーコイン」という独自トークンを発行し、注目を集めました。
他にも、独自トークンをポイントカードとして利用する企業が今後増えると予想されています。使い勝手の良さから、WAVESを購入する人が増えるかもしれません。

仮想通貨だけでなく法定通貨の取り扱いも可能
WAVESには「ゲートウェイ」という機能のおかげで、法定通貨の取り扱いを可能としています。ゲートウェイとはWAVESと特定の通貨を交換する機能のことで、ドルやユーロ、円も取り扱えます。
例えば、WAVESのウォレットに1,000円分の日本円を入金すれば、1,000円分の価値を持った仮想通貨の取引が可能です。利用できる法定通貨の数が増えれば、需要は増えるかもしれません。

WAVES(ウェーブス)に関するよくある質問
ここでは、WAVESに関するよくある質問をまとめました。
- 投資家の与沢翼さんもWAVES(ウェーブス)を購入していた?
- WAVES(ウェーブス)の最新ニュースはどこで確認できる?
投資家の与沢翼さんもWAVES(ウェーブス)を購入していた?
投資家の与沢翼さんも過去に購入、売却した経験があります。
本日WAVESという仮想通貨を56万4510枚取得しました。
— 与沢 翼 - YOZAWA TSUBASA (@tsubasa_yozawa) May 16, 2019
現時点で 1億6127万円(147万2118ドル) 相当です。
溶ける可能性が高いハイリスク投資ですが、まぁメジャーコインの急騰も今日当たりから落ち着くかと予測したのもあり面白いのでやってみます笑
こちらは保有の記録用動画です。
グッドラック! pic.twitter.com/OPXVGj4SWQ
与沢翼さんは、仮想通貨投資を積極的に行っています。そのため、WAVESに高い将来性を見込んでいると言えるでしょう。
WAVES(ウェーブス)の最新ニュースはどこで確認できる?
WAVESの公式HPにて、最新ニュースは確認できます。過去の価格変動にはサービスのリリースやロードマップの公開などが影響しているため、今後も公式HPからの最新情報はチェックをしておくと良いでしょう。

WAVES(ウェーブス)の買い方や将来性まとめ
WAVESは、独自トークンの発行ができるプラットフォーム型の仮想通貨です。資金調達の際に活用するなど、新しいプロジェクトを立ち上げる企業からも注目が集まっています。
5年後には12倍近く伸びると言った予想もされているため、今のうちに投資を検討したいところです。
この機会にCoincheckで口座開設の上、投資をしてみてください。
- DEX(分散取引所)でもある「Waves Platform」にて独自トークンの発行が可能
- 専用ウォレット「Waves exchange」を使えば、個人間でもトークンの売買が可能
- WAVESを購入する場合、Coincheckを経由してから購入しよう!

(監修者)内山 貴博 http://ufp.webin.jp/
ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士、CFP®︎)、MBA(九州大学院経済学府 経営修士課程終了)、九州共立大学経済学部非常勤講師 証券会社に勤務後、2006年に独立。FP相談業務を中心に、セミナー、金融機関研修、FPや証券外務員の資格対策講座を担当。また、中小企業の経営者向けに経営と家計を融合したコンサルティングや、日本の生活やお金のことに疑問を抱える外国人向けのFP相談業務を開始。主な著書:「駆け出しFPの事件簿」「お金の使い方テク」。