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JPYCとはどんな仮想通貨?前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコインの買い方や将来性を解説
JPYCは日常のショッピングに使える仮想通貨って本当ですか?
日本円に連動していて、国内での決済手段として開発されたんだよ。
JPYC(JPY Coin)は日本円と連動するステーブルコインです。決済での利用を目的としているため、1JPYC=1円として日常のショッピングに使えます。
本記事ではJPYCの特徴や買い方、将来性について解説しています。JPYCの利用を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
JPYC(JPY Coin)とはどんな仮想通貨?特徴を解説
JPYCはプリペイド型のステーブルコインです。JPYCには以下のような特徴があります。
- 日本円と連動するプリペイド型のステーブルコインで資産保管、決済が行いやすい
- 前払式支払手段によって、仮想通貨の価格変動がもたらす問題点を解決す
- 購入する際の条件は一切なく、本人確認も必要ない
- インターネット上のVisa加盟店なら世界中どこでもクレジットカードと同じように使える
日本円と連動するプリペイド型のステーブルコインで資産保管、決済が行いやすい
JPYCは日本円に連動するプリペイド型のステーブルコインです。
ステーブルコインはボラティリティーが大きなデジタル通貨を決済手段に活用するため、法定通貨などを担保として発行されています。安定性に優れており、高い実用性を維持できるのが特徴です。
法定通貨と比べてほかの通貨に変換しやすく、高速で決済を完了できます。また、銀行に日本円を預けるよりも安全に資産を保管できるのもメリットです。
ほかの仮想通貨と比べて、ボラティリティーが小さいから安心して保有できるよ。
前払式支払手段によって、仮想通貨の価格変動がもたらす問題点を解決する
JPYCは前払式支払手段によって、価格変動のリスクを抑えたステーブルコインです。一般的に以下3つの担保により価格を維持しています。
- 法定通貨担保型:米ドルや日本円などの法定通貨を担保としてコインを発行
- 仮想通貨担保型:ビットコインなどの仮想通貨を担保としてコインを発行
- 無担保型:アルゴリズムによってコインの流通量を調整
例えば、Tether(USDT)は米ドルを担保として発行されるステーブルコインです。USTは独自のアルゴリズムにより流通量を調整して、価格変動を最小限に抑えています。
またJPYCは日本の法規制にもとづいて、1JPYC=1円で取引される前払式支払手段として発行されているのが特徴です。
JPYCはプリペイド型なので、Suicaや楽天Edyのような感覚で使えるんですね!
購入する際の条件は一切なく、本人確認も必要ない
JPYCを購入する際に条件は一切なく、本人確認を行う必要もありません。MetaMaskなどのウォレットさえ持っていれば、誰でも気軽に購入できます。
ご購入にあたっての条件等は一切ございません。どなたでも購入可能です。
引用:https://jpyc.gitbook.io/jpyc/faq/buy-jpyc
ほかの仮想通貨を購入するには取引所の口座が必要です。しかし、口座開設の条件が18歳以上であるため、17歳以下の方は通貨を購入できません。
JPYCには年齢制限もないので、17歳以下の方でも簡単に購入可能である点が特徴です。
決済のみを用途としているから、購入条件がないんだよ。
インターネット上のVisa加盟店なら世界中どこでもクレジットカードと同じように使える
JPYCは世界中どこでもクレジットカードと同じように使えるのが魅力です。JPYCをVプリカギフトに交換することで、インターネット上のVisa加盟店でショッピングができます。
通常の仮想通貨は日本円に交換しなければなりませんが、JPYCは日本円に交換する手間や費用を省けるのが特徴です。今後JPYCの提携先が増えれば、今よりも利用が便利になるでしょう。
日本円と同じような感覚でショッピングに使えるのは便利ですね。
JPYCの価格の仕組み
JPYCは1JPYC=1円として利用できる前払式支払手段です。どのように価格の安定性を維持しているのかについて、仕組みを確認しておきましょう。
- 1JPYCの二次流通価格が1円以下のとき、JPYCの価格が上昇
- 1JPYC二次流通価格が1円以上のときは、JPYCの価格が下落
- JPYC株式会社が業務を廃止や破産したとき
1JPYCの二次流通価格が1円以下のとき、JPYCの価格が上昇
引用:JPCYホワイトペーパー
1JPYCの価格がDEXなどの二次流通で1円を下回った場合には、通貨の発行体であるJPYC株式会社が供託金を増やします。
発行体が供託する額は、資金決済法により定められた供託金(基準日末使用残高の50%)の200%+1,000万円です。例えば、基準日末使用残高が1億円の場合、1億1,000万円が供託されています。
JPYCが1円以下のときは、供託金を出すことで価格を上昇させているよ。
1JPYC二次流通価格が1円以上のときは、JPYCの価格が下落
引用:JPCYホワイトペーパー
1JPYCの二次流通価格が1円よりも高いときには、発行体が1JPYC=1円で売却を続けることにより、価格を下落させています。
それでも価格が下がらず、資金決済法により定められた供託金よりも多い額を供託している場合には、供託金の一部(最大30%)を取り崩すのも価格を下げる方法です。例えば、供託金として1億1,000万円を供託していれば、最大で1,500万円の供託を取り崩します。
価格を調整することで、JPYCは1円台を保っていますね。
JPYC株式会社が業務を廃止や破産したとき
JPYC株式会社がJPYCの発行業務を停止した場合には、1JPYC=1円の払い戻しを受けられます。
また発行体が破産するとショッピングでの利用は不可能です。しかし、利用者の保有残高はブロックチェーン上に記録されています。
未使用分のJPYCがある場合は、利用者に金銭を弁済する手続きが取られるので安心してください。
もし発行業務を停止しても払い戻しを受けられるし、破産の際には弁済金を受け取れるから安心だよ。
「JPYCv1」から「JPYCv2」へのアップデート情報や交換方法
2022年5月22日のアップデートにより、JPYCは「JPYCv1」から「JPYCv2」へと移行されました。
今回アップデートを実施したのは、Polygon・Shiden Network・Gnosis上にあるJPYCです。Avalanche・Astar Network上のJPYCはすでにJPYCv2に対応しています。
5月20日23:59までに入金確認ができた分はJPYCv1にて送信されているので、JPYCの公式HPからJPYCv2への交換が必要です。公式HPの「JPYCv2交換所」でJPYCv1の保有残高と同量を交換してもらえます。
JPYCv2に交換する際には、JPYCv1の数量に対して1%上乗せしたJPYCv2が送信されますよ。
JPYC(JPY Coin)の2022年現在のチャートと価格変動
JPYCはボラティリティーを抑えており、日常のショッピングに利用できる銘柄です。実際にどの程度安定しているのか2021年~2022年のチャートを確認してみましょう。
- 2021年10月,11月,12月:0.95円から1円の間をキープ
- 2022年3月:日本国内で改正資金決済法が提出され、法改正を見越した国内事業者が動き出す
- 2022年5月,6月:Terra(LUNA)の暴落が起きたものの下落はせず
2021年10月,11月,12月:0.95円から1円の間をキープ
JPYCは、2021年1月27日から発行が開始された日本円に連動するステーブルコインです。発行開始から10か月後の10月下旬には1円台を推移しています。
その後は何度か0.95円台に落ちていますが、下落の頻度は少なく1円台を維持していると言っても良いでしょう。
これだけの安定性があるからこそ、たった1年で10億円分のJPYCが発行されているんだね。
2022年3月:日本国内で改正資金決済法が提出され、法改正を見越した国内事業者が動き出す
2022年3月には日本国内で改正資金決済法が提出されました。これにより、法改正を見越した国内事業者はすでに動き出しています。
3月中旬にJPYCの価格が0.7円台まで低下したのは、改正資金決済法の提出が原因でしょう。その後は順調に価格が回復し、1.2円台まで上昇しています。
改正資金決済法には、ステーブルコインを利用するユーザーの保護を目的とした条文も含まれていますよ。
2022年5月,6月:Terra(LUNA)の暴落が起きたものの下落はせず
2022年5月には仮想通貨の相場全体が下がったことにより、米ドルや韓国ウォンを担保とするTerra(LUNA)が暴落しました。
しかし、同じくステーブルコインであるJPYCは市場の影響を受けていません。ほかの仮想通貨には追従せず、安定して1円台を維持しています。
ここまでの安定性を見せてくれるなら、決済用にJPYCを保有していても安心できるね。
JPYC(JPY Coin)の購入方法・買い方|どこで買うのか解説
JPYCにはイーサリアム系専用ウォレットを用意することで、公式HPから購入が可能です。まずはJPYCの買い方を4ステップで確認してみましょう。
- Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
- Coincheck(コインチェック)でイーサリアムを購入する
- MetaMaskなどの対応ウォレットを作成する
- JPYCの公式サイトにウォレットを接続し、JPYCを購入する
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
JPYCを購入するために、まずはCoincheckで無料の口座開設を行ってください。
Coincheckの口座開設は公式HPの「会員登録」から行えます。メールアドレスと任意のパスワードを入力するだけなので、申込みには3分もかかりません。
入力したメールアドレスにメールが届いたら、URLをクリックして本登録を行います。口座開設には本人確認があるので、運転免許証やマイナンバーカードを手元に用意しておいてください。
Coincheckなら申込みから最短1時間で取引を始められますよ。
2.Coincheck(コインチェック)でイーサリアムを購入する
引用:Coincheck公式
Coincheckの口座開設が済んだら、マイページにログインしましょう。ログイン後は「販売所(購入)」ページに進みます。
18種類の取り扱い銘柄が並んでいるので、リストの上にあるイーサリアムを選択してください。必要な数量を入力して、合計額を日本円で確認します。
最後に「購入する」をクリックすると、イーサリアムの購入が完了します。
Coincheckの購入画面は視覚的にわかりやすいから、初めての方でも安心だよ。
3.MetaMaskなどの対応ウォレットを作成する
引用:MetaMask公式
JPYCを購入するにはMetaMaskなどの対応ウォレットが必要です。MetaMaskはイーサリアム系の仮想通貨専用ウォレットで、ブラウザの拡張機能として利用できます。
MetaMaskは以下4つのブラウザに対応しています。
- Google Chrome
- Firefox
- Brave
- Microsoft edge
またiOS版・Android版のアプリもあるので、スマホにも事前にダウンロードしておきましょう。
Coincheckのウォレットは接続できないので、注意してくださいね。
4.JPYCの公式サイトにウォレットを接続し、JPYCを購入する
引用:JPYC公式
MetaMaskなどのウォレットを用意したら、JPYCの公式HPにアクセスしましょう。公式HPにアクセスして、「JPYCを購入する」をクリックします。
「暗号資産で購入」を選択し、「ウォレットに接続」をクリックしてください。JPYCの購入に利用できる仮想通貨は以下3種類です。
- Ether(ETH)
- Dai Stablecoin(DAI)
- USD Coin(USDC)
国内取引所で購入できるイーサリアムを利用するのがおすすめだよ。
JPYC(JPY Coin)の将来性は?
ここではJPYCの将来性について、以下の3つを考察しました。
- USTとLUNAの大暴落以降、JPYCがステーブルコインをけん引していく可能性がある
- 法定通貨と連動して価格が安定するため、決済手段として活用できる可能性あり
- 今後もチェーンが増えていくことが予想される
USTとLUNAの大暴落以降、JPYCがステーブルコインをけん引していく可能性がある
無担保型のUSTと米ドル・韓国ウォンを担保とするLUNAが大暴落したことで、JPYCがステーブルコインをけん引する可能性があります。
WEB3.0が拡大していますが、現状はすべてドル経済圏での出来事です。日本からWEB3.0の世界に進出するには、ドル建てに変換しなければなりません。
しかしJPYCは円への変換を必要とせず、日本経済圏がWEB3.0に進出した際に、基軸通貨となり得る可能性に期待できます。
JPYCは数少ない日本のステーブルコインとして期待されています。
法定通貨と連動して価格が安定するため、決済手段として活用できる可能性あり
JPYCは法定通貨と連動した銘柄であり、従来の仮想通貨と比べて価格が安定しています。ボラティリティーが最小限に抑えられているので、法定通貨との間に価格の乖離がほとんどありません。
決済に利用した場合に価格差でユーザーが損をせず、日常のショッピングにも向いています。
2021年12月には、松屋銀座でJPYCを利用できるようになりました。今後はさらに提携先が広がり、決済手段として日常生活に浸透する可能性もあるでしょう。
インターネット上以外でも利用できる日が近いかもしれないよ!
今後もチェーンが増えていくことが予想される
JPYCが対応するチェーンは今後も増えていくと予想されています。現在対応しているチェーンは以下の6種類です。
さらに対応するチェーンが増えれば、収益の増加を見込めるでしょう。またWEB3.0の拡大スピードは速いため、日本経済圏でもステーブルコインのニーズが増加する確率が高いです。
日本経済圏のWEB3.0進出に向けて、注目しておくべき銘柄ですね。
JPYC(JPY Coin)に関するよくある質問
ここでは、JPYCに関するよくある質問として以下の3つを紹介します。
- JPYC(JPY Coin)の出金方法は?
- JPYC(JPY Coin)のコントラクトアドレスは?
- JPYC(JPY Coin)はいくらから購入できる?
JPYC(JPY Coin)の出金方法は?
JPYCを出金するにはJPYC買取所を利用してください。取引所を経由する場合とは異なり、日本円へと直接換金できるため手間がかかりません。
JPYC取引所は発行体とは異なる企業が運営しています。円へと換金する場合は、5,000JPYCから変換が可能です。
交換レートが1日単位で変化するので、換金の際には必ず確認しましょう。
また日本円への換金には、銀行振込手数料の負担が605円発生します。
買取所を利用すれば、イーサリアムに戻す必要がなくて便利だよ。
JPYC(JPY Coin)のコントラクトアドレスは?
JPYCを購入する際には、Ethereum・Polygon(Matic)・xDaiの3つからネットワークを選択しなければなりません。それぞれのコントラクトアドレスは以下のとおりです。
- Ethereum:0x2370f9d504c7a6e775bf6e14b3f12846b594cd5
- Polygon(Matic):0x417602f4fbdd471A431Ae29fB5fe0A681964C11b
- xDai:0x6AE7Dfc73E0dDE2aa99ac063DcF7e8A63265108c
ネットワークを選択したら、受け取りアドレスを入力しましょう。
JPYC(JPY Coin)はいくらから購入できる?
JPYCは誰でも日本円で10,000円から購入できます。このほかには100,000円・1,000,000円の購入単位が用意されているので、初めての方は10,000円から購入してみてください。
また日本円以外には以下3種類の仮想通貨でも購入可能です。
- Ether(ETH)
- Dai Stablecoin(DAI)
- USD Coin(USDC)
仮想通貨で購入するなら、国内取引所で手に入るイーサリアムを利用するのがおすすめだよ。
JPYC(JPY Coin)の購入方法や将来性まとめ
JPYCはMetaMaskなどのウォレットがあれば、誰でも気軽に購入できるステーブルコインです。
国内における数少ないステーブルコインのため、日本経済圏がWEB3.0に進出する際の基軸通貨になり得ると期待されています。
発行開始からの価格は1円台と安定しており、決済手段としても注目される銘柄です。JPYCに興味がある方は今のうちから保有しておきましょう。
- 仮想通貨を始めるならまずコレ
- アプリダウンロード数No.1
\ DL数No.1の仮想通貨アプリ/
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2023年12月 データ協力:App Tweak
JPYC(JPY Coin)を運営するJPYC株式会社の企業情報
JPYCはJPYC株式会社によって運営される仮想通貨です。平均年齢27歳と若い人材が活躍する企業であり、「社会のジレンマを突破する」というミッションを掲げて開発を進めています。
JPYCの普及促進のほかに、ブロックチェーンやNFT技術を活用した地方創生事業にも取り組んでいるのが特徴です。
(監修者)新井智美
保有資格
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員
プロフィール
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、現在は年間300本以上の執筆・監修をこなし、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。
専門・得意分野
家計・ライフプランニング, 住宅ローン・不動産, 老後資金, 教育資金, 結婚, 出産・子育て, セカンドライフ, 株式, 投資信託, NISA・iDeCo, 不動産投資, ふるさと納税