仮想通貨USDDとは?買い方や将来性について解説|利回りが高いステーブルコインの特徴を紹介

仮想通貨USDDにはどんな特徴があるの?

USDDは、非中央集権型のステーブルコインとして注目を集めているよ!

USDDは、2022年5月5日にローンチされた、アメリカドルに連動して値動きをする仮想通貨です。トロンネットワークが基盤となっており、「年利30%の無リスク金利」と高い利回りが期待できます。

この記事では、USDDの買い方や特徴、将来性について解説していきます。USDDへの先行投資による利益を狙いたい方は、この記事を参考にしてみてください。

仮想通貨を始めるなら、まずは口座開設
  • 仮想通貨を始めるならまずコレ
  • アプリダウンロード数No.1
  • 国内No.1の仮想通貨アプリ

\ 国内No.1の仮想通貨アプリ/

目次

仮想通貨USDDとは?特徴を解説

通貨名USDD
シンボルUSDD
注目度★★★☆☆
取扱取引所KuCoin、Bitgetなど
時価総額(2022年8月14日時点)¥99,142,236,082
公式HPhttps://usdd.io/

USDDは、2022年5月5日にローンチされた非中央集権型のステーブルコインです。USDDには、以下のような特徴があります。

  • USDTやUSDCとは異なる非中央集権型のステーブルコイン
  • 高い利回りが期待できる「年利30%の無リスク金利」のステーキング
  • 担保資産が流通量より多く安全性が高い

    USDTやUSDCとは異なる非中央集権型のステーブルコイン

    USDDはアメリカドルに連動して値動きをする、非中央集権型のステーブルコインです。

    ステーブルコインって何ですか?

    ステーブルコインは、仮想通貨の価格を安定化させる仕組みを取り入れた通貨だよ。

    ステーブルコインの中でも有名なのが、USDT(テザー)USDC(USDコイン)です。仮想通貨の発行や管理などは企業が行なっていることから、中央集権型の通貨として取り扱われています。

    しかし、仮想通貨USDDの発行はブロックチェーン上にて行われ、管理しているのはどの機関にも依存していないTron DAOです。そのため、取引先が破綻して預けていた通貨が戻ってこなくなるといったカウンターパーティーリスクもありません。

    高い利回りが期待できる「年利30%の無リスク金利」のステーキング

    USDDは、ステーキングの利回りが高いという特徴があります。

    ステーキングって何ですか?

    ステーキングとは対象の暗号資産を保有し、対価として報酬を受け取ることを意味するよ。

    USDDは初期段階のリザーブで、著名なブロックチェーン業界のパートナーから100億ドルを調達しています。

    リザーブがUSDDを過剰に担保し価格の安定と分散化を確保したことで、「年利30%の無リスク金利」を掲げることに成功しました。

    例えば、分散型取引所(DEX)のSunSwapを使えば、年利30%以上のステーキングができるようになっています。

    USDD発行後は、トロンネットワークのTVL(Defiプロトコルに預けられた仮想通貨の価値)も大幅に増加しています。

    参照:USDDホワイトペーパー

    担保資産が流通量より多く安全性が高い

    USDDの担保資産の総額は流通量より多く、安全性が高いのも魅力の1つです。最低担保比率は130%に設定されており、USDDの流通量を大きく上回っています。

    担保比率が高い理由は、流動性の高いBTCやUSDT、TRONなどのデジタルアセットもプロトコルに導入しているからです。さらに、USDDを管理するTRON DAOのウェブサイトでは、オンチェーンアカウントに保管された全ての担保資産が公開されています。

    透明性が高く、市場の需要に合わせてアルゴリズムが供給量を調整することから、安全性が高いです。

    USDDとTerraUSD(UST)の違いは?

    USDDとTerraUSDは、市場の需要に合わせてアルゴリズムが供給量を調整する、アルゴリズム型のステーブルコインです。ロードマップも似ていていることから、同じものと捉える人も多いです。

    違いとして、USDDはスマートコントラクトとアルゴリズムを使用し、安定性を維持するTRONのステーブルコインになります。TerraUSD(UST)は完全に分散化されており、Terraブロックチェーンで利用することが可能です。

    ただし、TerraUSD(UST)は仕組みを維持できず、2022年5月上旬に大暴落を起こしました。現在は機能しておらず、新しくローンチされたUSDDに注目が集まっています。

    仮想通貨USDDの購入方法・買い方|どこで買うのか解説

    USDDを購入してみたいんだけど、どこで購入できるのかな?

    USDDは日本の仮想通貨取引所で購入できません。日本円で購入する場合は、以下の3つのステップを踏む必要があります。

    • STEP1:Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
    • STEP2:Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する
    • STEP3:海外の仮想通貨取引所で仮想通貨USDDを購入する

      1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする

      コインチェック

      最初に、国内の取引所にて口座を開設しましょう。初めて仮想通貨を購入するなら、大手取引所のCoincheck(コインチェック)を選べば安心です。

      メールアドレスと本人確認書類を用意すれば、口座開設ができます。写真を送れば本人確認が完了するので、免許証かマイナンバーカードを用意して口座の開設を進めていきましょう。

      最短だと、1日で口座開設が完了するよ!

      2.Coincheck(コインチェック)でビットコインを購入する

      Coincheckの購入画面

      Coincheck(コインチェック)の口座開設が完了したら、ビットコイン(BTC)を購入していきます。ビットコインを購入するためにも、日本円の入金を済ませましょう。

      日本円の入金方法は、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金の3種類から選べます。

      銀行振込であれば、入金手数料が無料だよ!

      日本円を入金したら、ビットコインの購入をしていきましょう。現物取引を選択すれば、初心者でも簡単に購入できます。

      3.海外の仮想通貨取引所で仮想通貨USDDを購入する


      出典:KuCoin trade

      Coincheck(コインチェック)にて購入したビットコインを、USDDの購入ができる海外取引所に送金しましょう。USDDが購入できる取引所には、KuCoinやBitgetなどがあります。

      以下では、CoincheckからKuCoinに送金する手順をまとめます。

      • KuCoinにてビットコインを入金するための入力アドレスを取得
      • Coincheckの「暗号資産の送金」にてビットコインを選択
      • KuCoinの入金アドレスを送付先の宛先をペーストし、送金先として登録
      • 送金したいビットコインの額を入力し、KuCoinに送金する

      入力アドレスを間違えると、誤送付によって仮想通貨が紛失する恐れもあるので注意してくださいね。

      しばらくするとビットコインがKuCoinに送金されるので、USDDを購入していきましょう。

      仮想通貨USDDの2022年現在のチャートと価格変動


      出典:CoinMarketCap

      USDDは、2022年5月11日になると価格が下落し、5月25日には125円台まで下がりました。価格が下落した背景には、TerraUSD(UST)の仕組みが崩壊して大幅に下落したことが大きな要因だと考えられます。

      7月に入ると価格が徐々に上昇していき、最高値137円台を記録しました。USDDは「1USDD=1ドル」として取り扱われており、乖離率がプラスに大きく変動すれば「売り」のサインになります。

      USDDはドルに連動しているので、外国為替相場が「売り相場」「買い相場」なのかをチェックしておくことが大切です。

      トロン(TRX/TRON)とUSDDの関係について解説

      USDDは、トロンを基盤として作られた、分散型アルゴリズムステーブルコインです。USDDの価格を安定させるために、トロンを出し入れすることでUSDDの価格を維持しています。

      もしUSDDの価格が1ドル未満になった場合、1USD相当のトロンに交換することが可能です。また、USDDの価格が1USDを超えた場合、1USD分のトロンを1USDに交換できます。

      トロン(TRX/TRON)の価格が上昇している

      トロンはUSDDの価格を決定する際の基準通貨として、流動性も高いネイティブトークンとして扱われています。USDDが2022年5月5日にローンチされたことで、トロンの価格も上昇しました。


      出典:CoinMarketCap

      2022年4月時点では7円台だったトロンですが、5月には11円台まで上昇しています。

      価格が上昇したことで、USDDと一緒にトロンも注目を集めたよね。

      トロン(TRX/TRON)が買える取引所を紹介

      トロンは、国内にある仮想通貨取引所にて購入できます。購入可能な取引所をまとめると、以下の通りです。

      DMM BitcoinやBitPointであれば、入金手数料や出金手数料が無料のためお得に取引できます。BitTrade(旧Huobi Japan)はセキュリティ対策がしっかりしており、2013年の創業以降、一度もハッキングの被害にあっていません。

      トロンの購入を検討している場合、気になる取引所にて口座開設を進めてみましょう。

      仮想通貨USDDの将来性は?話題の仮想通貨の価格動向や今後の上げ幅を考察

      USDDの今後の将来性はどうなっていくのか、詳しく考察していきます。

      • ステーブルコインのニーズが高まっている
      • TerraUSDと同じアルゴリズム型のステーブルコイン
      • ステーブルコインが決済に利用できるようになれば、大きく需要が高まる可能性もある

        ステーブルコインのニーズが高まっている

        USDDを含めたステーブルコインは、ニーズが高まってきています。同じステーブルコインのUSDTやUSDCも伸びてきており、注目度は高いです。

        仮想通貨市場が落ち込んでいる今、ステーブルコインを持っている人は増えてきています。そのため、大きな価格変動が起きないUSDDを購入する人が増えるかもしれません。

        ステーキングの利回りも高いから、今後さらに需要が伸びる可能性もあるね。

        TerraUSDと同じアルゴリズム型のステーブルコイン

        USDDは、TerraUSDと同じアルゴリズム型のステーブルコインです。TerraUSDは仕組みが崩壊しましたが、急速に成長しすぎたことも暴落の要因として考えられます。

        仮想通貨市場において、同じような暴落は早々起きません。1度起きた失敗を活かして対策を施すことが多いので、逆に安心できます。

        リスクはあるけど、その分、得られる利益は大きいよね。

        ステーブルコインが決済に利用できるようになれば、大きく需要が高まる可能性もある

        ステーブルコインが決済に利用できるようになれば、USSDを購入する人が増える可能性があります。2022年3月、金融庁は「資金決済法などの改正案」を国会に提出しました。


        出典:金融庁「安定的資金かつ効率的な資金決済制度の構築を図るため決済に関する法律等の一部を改正する法律の案」

        改正案の中にはステーブルコインについて書かれた項目もあり、注目を集めました。正式に導入されれば、ステーブルコインが電子決済を使えるようになり、USDDの需要も高まるかもしれません。

        規制は厳しいみたいだけど、普及してほしいところですね!

        仮想通貨USDDの今後の見通しとロードマップを紹介

        ここでは、仮想通貨USDDの今後の見通しとロードマップを紹介していきます。

        • USDD 2.0: ISS(2022/10/10実装予定)
        • USDD 3.0: Moon(2022/11/30実装予定)
        • USDD 4.0: Mars(2022/12/30実装予定)

        参照:USDDホワイトペーパー

          USDD 2.0: ISS(2022/10/10実装予定)

          2022年10月10日、USDDには以下の機能が実装される予定です。

          • USDDに対応したTRON v5.0がプレリリース
          • TRON v5.0がTRON Testnet(Shasta と Nile)に配備
          • OracleがTRON Testnet SRの価格フィードシステムのテストするために導入される
          • TRON Testnet SRがUSDDの提案を決定し、TRON Testnetが正式に開始される

            USDD 3.0: Moon(2022/11/30実装予定)

            2022年11月30日、USDDには以下の機能が実装される予定です。

            • USDDに対応したTRON v5.0が正式にリリース
            • 包括的な分散型造幣、スワップ、バーン(焼却)を実装
            • 造幣とバーン(燃焼)の権利は、TRON Mainnetに委譲

              2022年12月30日、USDDには以下の機能が実装される予定です。

              • TRON SRがv5.0にアップデートされる
              • TRON SRはOracleが展開された状態で価格フィードを開始し、システムの安定性を確保する
              • TRON SRがVM提案と市場提案を開始
              • TRON Mainnetが正式に稼働し、TRON DAO ReserveはUSDDの造幣とバーン(燃焼)の権利をTRON Mainnetに委譲

                仮想通貨USDDに関するよくある質問

                ここでは、USDDに関するよくある質問をまとめました。

                • 国内取引所で買えますか?
                • USDDは安全ですか?

                Q.「国内取引所で買えますか?」

                USDDは国内取引所で購入できません。USDDの取り扱いをしているのは海外の取引所のみとなっています。

                また、海外取引所はクレジットカードにも対応しているものの、手数料が高額です。そのため、大手取引所のCoincheck(コインチェック)などを介してから、海外取引所にてUSDDを購入する必要があります。

                Q.「USDDは安全ですか?」

                USDDは、100%安全と言い切れるものではありません。ただし、TerraUSDが暴落した事件以降、ステーブルコインに対して法の整備がされ始めています。

                もし安全性が確立されてしまうと、高い利回りは期待できなくなるでしょう。そのため、リスクとリターンを考えて購入するかを検討する必要があります。

                USDDに限らず、仮想通貨は自己責任にて購入することが大切ですね。

                仮想通貨USDDの買い方・将来性まとめ

                USDDはアメリカドルに連動して値動きをする、非中央集権型のステーブルコインです。トロンネットワークが基盤となっており、「年利30%の無リスク金利」と高い利回りが期待できます。

                USDDを含めたステーブルコインが決済に利用できるようになれば、価格が高騰する可能性も高いです。ステーブルコインの需要も高まっているので、今のうちに投資を検討したいところです。

                この機会にCoincheckで口座開設の上、投資をしてみてください。

                仮想通貨を始めるなら、まずは口座開設
                • 仮想通貨を始めるならまずコレ
                • アプリダウンロード数No.1
                • 国内No.1の仮想通貨アプリ

                \ 国内No.1の仮想通貨アプリ/

                (監修者)大泉稔

                (監修者)大泉稔

                https://www.cfpm.biz/

                保有資格
                証券外務員一種貸金業取扱主任者FP1級衛生管理者1種

                プロフィール
                明星大学で文学を学ぶ。刑務所職員、電鉄系タクシー会社事故係、社会保険庁電話相談員、FP会社役員、保険代理店役員を経て、現在に至る。

                専門・得意分野
                ライフプランニング、保険、老後・年金、資産運用

                >>監修者ページをみる

                あわせて読みたい
                JPYCとはどんな仮想通貨?前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコインの買い方や将来性を解説 JPYCは日常のショッピングに使える仮想通貨って本当ですか? 日本円に連動していて、国内での決済手段として開発されたんだよ。 JPYC(JPY Coin)は日本円と連動するステ...
                あわせて読みたい
                仮想通貨Terra Classic(LUNC)の買い方・将来性を解説|購入方法・買い方まで紹介 LUNCが気になっているんですが、将来性はあるのでしょうか? 投資家からの信用を回復できるかどうかが今後を左右するね。 Terra Classic(LUNC)は、韓国のTerra社が発行...

                当サイトで提供する商品の情報にあたっては、十分な注意を払って提供しておりますが、情報の正確性その他一切の事項についてを保証をするものではありません。 お申込みにあたっては、提携事業者のサイトや、利用規約をご確認の上、ご自身でご判断ください。 当社では各商品のサービス内容及びキャンペーン等に関するご質問にはお答えできかねます。提携事業者に直接お問い合わせください。 本ページのいかなる情報により生じた損失に対しても当社は責任を負いません。また『お金の知恵袋』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。海外サービスは日本居住者を対象としておらず『お金の知恵袋』は利用を推奨しておりません。

                ※当サイトにおける「仮想通貨」の名称は「暗号資産」のことを指します。NFTゲームは暗号資産を用いるゲームのことを指します。

                よかったらシェアしてね!
                • URLをコピーしました!
                • URLをコピーしました!
                目次