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ファクトム(FCT)の今後の将来性や買い方は?運営企業が解散して終わりの噂について最新情報を用いて解説


ファクトム(FCT)ってビットコインに連動した仮想通貨らしいけど、ビットコインとの違いはあるの?



分散型プラットフォームとして注目されていて、非常に有望なプロジェクトとしても期待されていたよ!
ファクトム(Factom/FCT)は、マイクロソフトや米国エネルギー省との連携をしたことがある仮想通貨です。運営元のFactom,Incが倒産したとはいえ、価格はまだまだ伸びると期待されており、2025年ころには時価総額約1兆円規模になるともいわれています。
また、日本の大手取引所であるCoincheckにも上場しており、気軽に投資できます。ファクトムの将来性や特徴について気になる方は、この記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
ファクトム(FCT)とはどんな仮想通貨?特徴を解説
通貨名 | ファクトム |
シンボル | (FCT) |
注目度 | ★★★☆☆ |
取扱取引所 | Coincheck |
時価総額 (2021年12月時点) | ¥1,504,332,444 |
公式HP | http://www.factom.jp/ |



ファクトム(FCT)ってどんな特徴があるのかな?
それでは早速、ファクトムの特徴について確認してみましょう。
具体的な特徴としては以下の4つが挙げられます。
- 書類をデータ管理できる分散型のプラットフォーム
- ファクトイド(FCT)とエントリークレジット(Entry Credit)の違い
- ブロックチェーンの仕組みを利用したスマートロック・ファクトハーモニーの2つが注目プロジェクト
- マイクロソフトや米国エネルギー省との連携経験あり
それぞれの特徴について解説していきます。
書類をデータ管理できる分散型のプラットフォーム
ファクトム(FCT)は、アメリカのFactom,Inc.が2015年に開発した分散型プラットフォームで、あらゆる電子情報データ(住民票や証券など)を記録できます。
書類のデータ管理プロジェクトが実現することで、住民票や謄本をはじめ、あらゆる資料が電子化されるため非常に便利になると期待されていました。
電子化された書類は記録・保管・追跡・監査が可能で、第三者機関がなくても証明可能であり、書類などの電子化は一層スムーズになります。(参考:Coincentral)



文書のデータ化自体はすでに多くのツールで見られるけど、ファクトムの場合ブロックチェーンに保存されるから、誰がいつ更新したのかもわかって正確性を確保できるといった強みがあるんだよ!
ファクトイド(FCT)とエントリークレジット(Entry Credit)の違い
ファクトム(FCT)のプラットフォーム上では、ファクイド(FCT)と、エントリークレジット(Entry Credit)といった、2つの仮想通貨が利用されています。
ファクトイドは主に、FCTが取引所で取り扱っているファクトムと表記されている仮想通貨に該当します。



Coincheckで取り扱っているファクトムはファクトイドと同じ意味ってことだね!



言われてみればシンボルもFCTで同じだね!
エントリークレジット(Entry Credit)は取引所で取引されることはなく、あくまでファクトムを利用するための権利といった位置づけです。エントリークレジット自体にはあまり価値がないものの、ファクトムを利用するためにはエントリークレジットが必要であり、ファクトイドから変換しなければいけません。



エントリークレジットを利用することで、やっとファントムのプラットフォームにアクセスできるよ!
それぞれの通貨における詳しい解説動画もあるため、ご覧ください。
ブロックチェーンの仕組みを利用したスマートロック・ファクトハーモニーの2つが注目プロジェクト
ファクトム(FCT)では過去にもさまざまなプロジェクトが企画されてきましたが、現在注目を浴びているのはスマートロックとファクトハーモニーの2つです。
スマートロックでは、QRコードを読み込むことでネット上の書類に関するデータを検索して表示することができます。医療分野の電子カルテや、行政の戸籍情報を読み出せることができれば事務手続きが圧倒的に楽になります。ブロックチェーン技術を用いて、情報の改ざん等が不可能なので公的文書やプライバシーを扱うことにも長けています。また、人件費を抑えることで経費の削減にもつながります。
一方で、ファクトムハーモニーは、世界中に点在している土地や建物などの不動産に関する当期情報や、住宅ローンなどのデータを保管する仕組みです。不動産取引や管理費の削減にもつながるため、不動産業界にも大きな影響を与えると期待されています。
マイクロソフトや米国エネルギー省との連携経験あり
ファクトムはマイクロソフトや、米国のエネルギー省との連携経験もあり、非常に大きなプロジェクトにかかわってきたことがわかります。
過去には米国エネルギー省からは、20万ドル(約2千万円)の助成金を受けており、将来的にはデバイスの中にある各種データも、ファクトムブロックチェーン上に保存することを検討しています。
ブロックチェーン上に保存できれば、より強固なセキュリティの実現にもつながるのです。
ファクトム(FCT)の2021年現在のチャートと今後の価格動向



2021年に入ってから、ファクトム(FCT)は激しく価格変動したみたいなんだけど、具体的にはどう動いたのかな?
2021年におけるファクトムの価格変動を確認してみましょう。
具体的には以下のタイミングで大きく変動しました。
- 2021年2月:DEX、DeFiへの期待の高まりから300円台到達、約2倍の価格上昇
- 2021年5月:DeFi系のイーサリアムの急騰(最高値を記録)に影響を受け2021年の最高値330円台を更新
- 2021年7月:ビットコインなどを含む仮想通貨全体の不況の煽りを受け117円台まで下落
- 2021年12月:その後は大きな上昇も下落もなく200円前後を推移
2021年2月:DEX、DeFiへの期待の高まりから300円台到達、約2倍の価格上昇


引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/factom/
2021年2月にはDEX、DeFiといった分散型プラットフォーム市場が注目を集めました。この煽りを受けてファクトム(FCT)も価格が急上昇し、300円台に到達しています。



初旬と比較すると、中旬ごろに約2倍まで伸びたね!
2021年5月:DeFi系のイーサリアムの急騰(最高値を記録)に影響を受け2021年の最高値330円台を更新


引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/factom/
2021年5月あたりまではDeFi市場は好調で、中でもイーサリアムは急騰し最高値を記録しました。イーサリアムの急騰はファクトムにも良い影響を与え、2021年における最高値330円台を記録しています。



ファクトムに限らず、DeFi系の仮想通貨は軒並み伸びていたみたいだね!
2021年7月:ビットコインなどを含む仮想通貨全体の不況の煽りを受け117円台まで下落


引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/factom/
2021年7月になると、テスラ社がビットコインによる決済を行わない旨の声明を出し、結果としてビットコインの価格が暴落しました。
主要通貨の暴落により仮想通貨全体が不況に陥り、ファクトム(FCT)も例外なく下落しています。



117円まで落ちたみたいで、全盛期と比較すると3分の1程度になってるね
2021年12月:その後は大きな上昇も下落もなく200円前後を推移


引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/factom/
2021年12月になると暴落した仮想通貨市場も徐々に盛り返し、ファクトム(FCT)も大きな上昇や下落なく、200円を切るかどうかの価格帯で推移しています。
9日前後には一時期80円台まで落ちていますが、その日のうちに回復しているため、あまり気にする必要はありません。
ファクトム(FCT)の将来性は?気になる価格動向や上げ幅を考察





2021年においてファクトム(FCT)は、上がったり下がったりで変動が激しかったみたいだけど、2022年以降の将来性はあるのかな?
これからファクトムに投資しようと考えている方にとって、将来性があるのかどうかは非常に気になるポイントかと思います。
将来必ず伸びると断言こそできないものの、判断材料はいくつかあるので確認しておきましょう。
- ファクトムハーモニーの文書データ管理プロジェクトは市場規模が2025年で1兆円規模になると予想されている
- 2025年に450円台・2028年には790円台を突破するとの海外投資家による意見
- 価格がビットコイン・イーサリアムと連動しているため上昇の可能性はあり
ファクトムハーモニーの文書データ管理プロジェクトは市場規模が2025年で1兆円規模になると予想されている
ファクトム(FCT)が得意とする文書データの管理市場は今後も伸びると予想されています。
2021年8月25日にREPORT OCEANが発表したレポートによると以下のように報じられました。
文書管理システムの市場規模は、2020年には50億米ドル以上となり、2021年から2027年の予測期間中には12%以上のCAGRで成長すると予想されています。
海外では特に医療業界やヘルスケア業界の発展が著しく、データ処理やカルテ管理などが煩雑であったため、文書データ化が進むことでファクトムの需要が上がることは簡単に想像できます。



ペーパーレス化は世界中で注目されていて、文書管理システムとセットで考えられるケースも多いみたいだよ!
2025年に450円台・2028年には790円台を突破するとの海外投資家による意見
海外の投資家によると、ファクトム(FCT)は2025年には450円台、2028年には790円を突破するといった意見が見られます。2021年の最高額が330円であるため、4年で1.5倍、7年で2.5倍の伸びしろが期待できます。
どちらかと言えば中長期的な投資になるため、短期間での投機目的よりもガチホに向いているでしょう。


価格がビットコイン・イーサリアムと連動しているため上昇の可能性はあり
過去の値動きでもわかる通り、ファクトム(FCT)はビットコインやイーサリアムの影響を受けやすいです。
したがって、ビットコインやイーサリアムの価格を常にチェックし、値動きにアンテナを張っておくことで売買のタイミングを外しにくくなります。
常にチャートを見ることは難しいですが、ニュースサイトやCoincheckなどのアプリで度々価格を確認しておきましょう。



仮想通貨は変動が激しいから、タイミングを逃すと後悔するよ!
ファクトム(FCT)の購入方法・買い方





ファクトム(FCT)は将来伸びる可能性もあるみたいだし、買ってみたいんだけどどうやって買えば良いのかな?
ファクトムの購入方法はいたって簡単です。
具体的には以下の2ステップを踏むだけです。
- 1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
- 2.Coincheck(コインチェック)でファクトム(FCT)を購入する
それぞれのステップについて解説します。


1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をする
まずはCoincheckにて、無料口座開設をしましょう。
無料口座開設は非常に簡単で、会員登録のボタンを押した後、フォームからメールアドレスや氏名などの情報を打ち込むだけです。
打ち込んだアドレス宛に、本人確認書類の送付を求めるメールが届きますが、マイナンバーカードや免許書をスマホで写すだけなので、すぐに手続きを済ませられます。



早いときは5分で承認されるみたい
以上の流れで登録は完了です。
2.Coincheck(コインチェック)でファクトム(FCT)を購入する
Coincheckで口座開設ができたら、日本円を入金してファクトムを購入しましょう。
日本円の入金は主に以下の2通りでできます。
- コンビニから入金
- 銀行振込
入金するとすぐにCoincheckに反映されるため、FCTと書かれている通貨を選び購入しましょう。



ちなみに購入するときは通貨単位(FCT)と円単位の好きな方を選べるよ!
ファクトム(FCT)に関するよくある質問





ファクトム(FCT)を購入する場合に、気を付けないといけないことってあるのかな?
ファクトムの購入にあたって、気を付けるべきポイントやよくある質問をまとめてみました。
購入する前に一度、確認しておいてください。
- ファクトム(FCT)が終わりと言われるのはなぜ?
- ファクトム(FCT)の運営元解散後の動きは?
ファクトム(FCT)が終わりと言われるのはなぜ?
ファクトム(FCT)はオワコンとたまに言われることがあります。理由は明白で、運営元のFactom,Incが倒産しているためです。
倒産の理由としては運用資産不足であり、2020年4月に解散しています。そこからメディアでもファクトムのことが取り上げられなくなり、動いているプロジェクトも非常に少なくなっています。
ファクトム(FCT)の運営元解散後の動きは?
Factom,Incが倒産したことにより、ファクトム(FCT)も将来性がないのではないかと考える方が多いです。
しかしその点に関しては、ファクトムのオープンソースを開発している「Factom Protocol Operators」が存続しているため、すぐに消えることはほぼ考えられません。将来性について先ほど述べた通り、今後は文書データ管理に焦点が当たる可能性が高いので、安心してよいでしょう。
ファクトム(FCT)の買い方・今後の将来性予想まとめ
今回は、文書データ管理に関するプロジェクトと密接な関係にあるファクトム(FCT)について解説しました。
運営元が倒産しているとは言え、開発はまだまだ続いており、将来的には伸びるであろうと海外投資家からも注目を集めています。
何より、国内大手の仮想通貨取引所であるCoincheckにも上場していることから信頼性は高いです。少しでも気になった方は、価格が急騰する前に購入しておきましょう。


(監修者)佐野孝矩
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
保有資格
日商簿記2級・FP2級・情報処理安全確保支援士・3級ウェブデザイン技能士
プロフィール
一部上場企業での経理・SEの実務実績に加え、個人事業主として2年、法人経営として1年の経験を通し、会計・セキュリティ・教育の面での助言・サポートをさせていただきます。大企業と小規模企業の両方を経験しているからこその視点でお役に立てればと思います。
専門・得意分野
企業経営理論、経済学、経営情報システム









