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Magic Eden(マジックエデン)の使い方と特徴を解説|Solanaチェーン最大規模のNFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスのMagic Edenってどんな特徴があるの?使い方も画像付きで知りたいな。
Magic Edenは一時期OpenSeaの取引量を上回るほどの取引量があった人気マーケットプレイスだよ。使い方も解説していくね。
Magic EdenはSolanaチェーン上に構築されたマーケットプレイスで、話題のSTEPNスニーカーやNFTアートが売買できます。イーサリアムベースで構築されたNFTマーケットプレイスのガス代の高騰が問題になるなか、注目を浴びているマーケットプレイスです。
本記事では、Magic Edenの特徴や使い方を解説していきます。
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仮想通貨/NFTマーケットプレイスMagic Eden(マジックエデン)とは?特徴を解説
名称 | Magic Eden |
対応ブロックチェーン | Solana |
売買手数料 | 2% |
ユニーク月間訪問数 | 10,000,000超 |
公式サイト | 公式サイト |
Magic EdenはSolanaチェーン上に構築されているため、イーサリアムチェーン上に構築されたOpenSeaなどと異なり低い手数料でNFTを売買できるマーケットプレイスです。
Magic Edenの主な特徴は以下の5つです。
- Solanaチェーン基盤で最大規模のNFTマーケットプレイス
- 人気NFTマーケットプレイスOpenSeaの取引量を上回った
- 大手ベンチャーキャピタルから資金調達をしており期待感が強い
- 機能は制限されているがMagicDAOがリリースされた
1つずつ解説していきます。
Solanaチェーン基盤で最大規模のNFTマーケットプレイス
DappRaderによると、Magic EdenはSolanaチェーン上のNFTマーケットプレイスの中でも最大の取引量となっています。
参考:DappRadar
すべてのNFTマーケットプレイスと比較しても2022年6月時点ではトップ5に入る規模の大きさがあり、Dappsの中でもAxis Infinityなどと肩を並べてトップ10に入るほど人気を集めています。
Solanaチェーンは昨年340億円規模の資金調達をしており、今後もイーサリアムより早く安い取引が可能なチェーンとして成長していくことが予想されます。
参考:coinpost
Solanaが成長すればMagic Edenに一定数ユーザーも流入すると考えられるので、今後もより取引量が増えるNFTマーケットプレイスになるでしょう。
人気NFTマーケットプレイスOpenSeaの取引量を上回った
Magic Edenは2022年5月に、一時的ではありますが1日あたりの取引量が世界最大規模のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaの取引量を上回りました。
DappRadarの週間データによると、1日あたりの取引件数はOpenSeaの5万件に対し、Magic Edenは約27万5000件に達したそうです。
ただ、ユニークユーザー数や取引高はOpenSeaの方が上回っており、以下の差があります。
過去24時間のユニークユーザー数
- Magic Eden:24,000人
- OpenSea:410,000人
取引高
- Magic Eden:約13億円
- OpenSea:約45億円
Solana上でのNFT出品数が増えればOpenSeaを上回る可能性はあるね。
大手ベンチャーキャピタルから資金調達をしており期待感が強い
Magic Edenは以下の大手ベンチャーCapitalから資金調達をしています。
- Paradigm
- SEQUOIA
- Alameda Research
- Coinbase Ventures
- Solana Ventures
- ELECTRIC CAPITAL
- KIndred
- greylock
- variant
特にParadigmは過去にUniswap、FTX、Sky Mavisなど、一世を風靡したプロジェクトに投資しており、先見性に優れているVCです。
その他大手のVCがMagic Edenに出資をしているため、将来性が期待できるNFTマーケットプレイスと言えるでしょう。
参考:magiceden
機能は制限されているがMagicDAOがリリースされた
まだすべての機能をリリースしているわけではないですが、Magic EdenはDAOも採用しています。
DAOに参加するには専用のNFTを保有する必要があり、保有者はMagic Edenの提案に対して賛成・反対の投票を行えます。
2022年6月時点では、専用のNFTの最低価格は1.4SOLほどになっており、今後Magic Edenの将来性に期待できるのであれば割安な投資とも言えるでしょう。
今後MagicDAOはプレミアム機能や保有するインセンティブの配布なども行っていくようです。
Magic Eden(マジックエデン)を使用するメリット
Magic Edenを使用するメリットは以下の4つです。
- ガス代(売買手数料)が2%と格安
- Whitelist(ホワイトリスト)を獲得した人が参加できるローンチパッドがある
- 作品が二次販売された際にクリエイターも報酬がもらえるロイヤリティ制度がある
- Solanaチェーンを基盤としているので高速取引ができる
1つずつ解説していきます。
ガス代(売買手数料)が2%と格安
Magic EdenはNFT売買をする際の手数料が売買金額の2%と格安です。
トランザクション手数料も2022年6月時点だと0.00025ドルほどと格安だね。
Solanaは手数料が数千円以上かかるイーサリアムとは比べ物にならないほど安価です。
Solana公式もトランザクションは開発者とユーザーの両方にとって0.01ドル未満にとどまると明言していて、イーサリアムのように取引が待たされることもなく、高い手数料を払うこともなく取引できます。
参考:Solana
Whitelist(ホワイトリスト)を獲得した人が参加できるローンチパッドがある
Magic Edenは、プロジェクトで決められた条件などをこなしてホワイトリストを獲得した方が参加できるローンチパッドを行っています。
条件を満たしていなくてもパブリックセールで参加することもでき、運よくNFTを獲得できれば大きな利益を獲得できるチャンスになります。
仮想通貨などは上場後に一時的に価格が高騰する傾向があるので、随時どのようなNFTが登場するのか見ておくとよいでしょう。
作品が二次販売された際にクリエイターも報酬がもらえるロイヤリティ制度がある
Magic EdenにはOpenSea等と同じように、二次販売された際にクリエイターにも一定の報酬がもらえるロイヤリティを設定できます。
Magic Edenで販売されているNFTを見ると基本的には販売価格の7%~10%程度に設定している作品が多く、NFTの製作者は二次販売されればされるほど自動でSOLを稼ぐことができる仕組みが作れます。
ただ、Magic Edenで出品者としてNFTを販売するにはMagic Eden側の審査を受ける必要があるのです。
そのため、一般的なNFTアートなどでは審査に通る確率は低く、収益化するハードルは高いです。
Solanaチェーンを基盤としているので高速取引ができる
Solanaチェーンは安価で高速取引ができるブロックチェーンです。
実際、1秒当たり約1,500件ものトランザクションを行っていて、1秒あたり15件ほどしか行えないイーサリアムと比べると高速取引を実現できています。
また、バリデータノード1000と分散化されており、ネットワークが外部から攻撃される恐れも低いといえるでしょう。
ただ、最近はSolanaネットワークのバグによって数時間停止する場面が複数件見受けられていて、今後もそのような事態に陥る可能性は否定できません。
まれに大量のトランザクションが一気に行われるとネットワークが停止する傾向があるため、今後の改善に期待しましょう。
参考:Coinpost
Magic Eden(マジックエデン)のデメリット・注意点
Magic Edenのデメリットとしては、OpenSeaなどイーサリアムチェーン上で構築されたマーケットプレイスと比べて出品数が少ない点です。
NFTは基本的にイーサリアムチェーン上で構築されているマーケットが多く、世界最大規模の取引量を誇るOpenSeaもイーサリアムチェーンです。
そのため、多くのNFTはイーサリアムに対応するように作られており、Magic Edenで取り扱っているSolanaのNFTは大手と比べるとまだ出品数が少なく、目当てのNFTが売買できない可能性もあります。
2022年6月時点ではMagic Edenのコレクション数は7000件ほどだね。
Magic Eden(マジックエデン)の使い方・買い方
Magic Edenの使い方は以下の手順で進められます。
- 1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をして、ビットコインを購入する
- 2.海外取引所(Binance)にビットコインを送金後、Solana(ソラナ/SOL)にコンバートする
- 3.Solana基盤のウォレットを用意し、Solana(ソラナ/SOL)を送金する
- 4.Magic Eden(マジックエデン)にウォレットを接続する
- 5.買いたいNFTを探し、購入する
1つずつ解説していきます。
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設をして、ビットコインを購入する
まずはMagic EdenのNFT売買に必要なSOLを購入するために必要なビットコインを購入しましょう。
ビットコインは国内取引所のCoincheckがおすすめです。口座開設は5分ほどで完了し、本人確認はマイナンバーカードや運転免許証があれば行えます。
口座開設ができたらビットコインを購入しましょう。
現物取引で「BTC」に設定し、「買」の欄で自分が欲しい数量があればタップし、「注文する」をタップすれば注文を出せます。
ビットコインをBinanceへ送金する際の送金手数料に0.0005 BTCかかることも忘れないようにね。
2.海外取引所(Binance)にビットコインを送金後、Solana(ソラナ/SOL)にコンバートする
Coincheckでビットコインを購入したら、SOLを購入できるBinanceに送金します。Binanceの口座開設もCoincheckと同じように行えます。
CoincheckからBinanceへ送金する手順は以下の通りです。
- Binanceのウォレット欄を開く
- 「入金」をクリック
- 送金したい通貨でビットコインを選択
- 入金アドレスをコピー
Coincheckを開き、送金画面へ移動します。
送金先にBinanceでコピーした入金アドレスをペーストをしましょう。
送金画面に移動するので、以下のように項目を入力します。
- 送金先:Binance
- 受取人種別:本人への送金
- 送金額:送金したい数量を入力
最後に送金ボタンを押して、問題なければBinanceへ送金完了です
Binanceに着金したのが確認できたら、ビットコインをSOLにコンバート(交換)しましょう。
Binanceにログイン後、「トレード」から「Binance convert」をクリックしてコンバート画面を開きます。
- 振替元:BTC
- 振替先:SOL
上記を入力して確認ボタンをタップします。問題なければそのままコンバートして完了です。
3.Solana基盤のウォレットを用意し、Solana(ソラナ/SOL)を送金する
Magic EdenはSolana基盤なので、Solanaに対応するウォレットを作成し、ウォレットへSOLを送金しましょう。
Solana基盤のウォレットはMetaMaskと同じように使用できるPhantomWalletがおすすめです。
PhantomWalletへの送金方法はまずウォレットに表示されているアドレスをコピーします。
あとは、Binanceで先ほどコピーしたPhantomWalletのアドレス宛てに送金すれば入金できます。
4.Magic Eden(マジックエデン)にウォレットを接続する
Magic EdenとPhantomWalletと接続しましょう。公式サイトへアクセスし、「Connect Wallet」をクリックします。
「Phantom」をクリックします。
これで接続は完了です。
5.買いたいNFTを探し、購入する
Magic Edenの「Marketplace」欄からマーケットに移動し、自分の購入したいNFTを探しましょう。
「Details」をクリックするとコレクションの個別ページへ移動でき、購入画面へつながります。
横に販売価格も記載されているため、予算を確認して購入してみましょう。
Magic Eden(マジックエデン)で売買可能な主要アイテム
Magic Edenで売買可能なアイテムは主に以下の3種類です。
- NFTアート
- コレクターズアイテム
- STEPNやGenopets(ジェノペッツ)を始めとしたゲーム内で使えるNFT
1つずつ解説していきます。
NFTアート
NFTアートはほとんどのNFTマーケットプレイスで中心的な存在として売買されているため、Magic Edenでも販売されています。
OpenSeaで売買できるBAYCやCryptopanksなど高額取引された事例のあるプロジェクトはあまりないですが、SolanaチェーンでのNFTが活発になればそのようなNFTが誕生する可能性もあるでしょう。
NFTアートは3つの中でも比較的安価で購入できるため、初めてNFTを購入する方にはぴったりです。
コレクターズアイテム
コレクターズアイテムの一例には「Okay Bears」があります。Okay Bearsは個々のプロジェクトとして初めて、24時間の取引量でイーサリアムの各プロジェクトを上回った経験のある人気NFTです。
10,000頭の多様なクマNFTが保有でき、2022年6月時点でも最低価格は94ETHとまだまだ人気です。
STEPNやGenopets(ジェノペッツ)を始めとしたゲーム内で使えるNFT
話題のMove to Earnである「STEPN」や「Genopets」などのゲーム内で使えるNFTを購入できるのはMagic Edenならではの特徴です。
これらのNFTは購入してもゲーム内で獲得できるトークンの価値が暴落しなければ投資金額を回収できるため、他のNFTより使い道があるといえるでしょう。
Magic Eden(マジックエデン)でのNFTの出品方法
Magic Edenの出品方法は、アカウントのアイコンを選択してマイページに移動します。
自身の保有するNFTの一覧が表示されるので、出品するNFTを選択してください。
出品価格を入力し、出品ボタンをクリックしてトランザクション手数料を支払えば出品完了です。
Magic Eden(マジックエデン)の利用に際し、よくある質問
Magic Edenの利用に関するよくある質問をまとめました。
- Q.「日本語には対応していますか?」
- Q.「スマホ用アプリはありますか?」
1つずつ解説していきます。
Q.「日本語には対応していますか?」
Magic Edenは現時点では日本語に対応していません。そのため、英語のマーケットプレイスに慣れていない方は少し不便に感じる部分もあるでしょう。
CoincheckのNFTマーケットプレイスなら日本語対応でCoincheckの口座開設だけ済ませれば簡単に操作できるので、NFTをこれから始める方はまずCoincheckで慣れておくのもおすすめです。
Q.「スマホ用アプリはありますか?」
Magic Edenはスマホアプリでも簡単にNFT売買を行えます。
公式サイトからインストールできるので、スマホで売買したい方はインストールしておきましょう。
Magic Eden(マジックエデン)の使い方まとめ
Magic EdenはSolanaチェーン上に構築されたNFTマーケットプレイスで、安価で高速取引を実現しています。
OpenSeaを始めとしたイーサリアム上で構築されているDappsにも引けを取らない人気度で、Solanaチェーンの利用者が増えればMagic Edenで売買されるNFTも増えるでしょう。
現在はイーサリアム上のNFTマーケットプレイスが主流ですが、今後に備えてMagic EdenのNFTを保有しておくと長期的に価格高騰のインセンティブを受けられるかもしれません。
Magic Eden(マジックエデン)の運営企業
Magic Edenは株式会社Magic Edenによって運営されています。
4人のメンバーによって設立され、暗号資産、DeFi、消費者向けインターネット企業、経営コンサルティングなどのバックグラウンドを持っています。
参考:MagicEden
(監修者)柴沼直美
保有資格
CFP(R)認定者
プロフィール
生命保険会社勤務を経て渡米。MBAファイナンスを修得後、アナリスト・機関投資家として活動したのち、3人の子育てと親の介護のため家庭に入り以後フリーで活動。不動産投資から教育費捻出、介護施設入所手続きなど多くの経験を踏まえたリアルなアドバイスを提供いたします。