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【2024年最新版】コインチェックは空売り(ショート)できない?Coincheckで売りから入る人向けのやり方解説


コインチェックは空売りできないと聞いたのですが……。



空売りするなら別の取引所を探さないとダメだよ。
仮想通貨取引でいう空売りは「信用取引を利用して価格の高い時に売り、低い時に買う」投資手法です。
空売り(ショート)を覚えれば、仮想通貨市場が落ちこんでいるときでも利益を狙えます。
複雑ではあるもののメリットも大きいため、中・上級者に人気があります。ただし、取引所によっては空売りができないので、なかなか挑戦できずにいる方もいるでしょう。
今回は、コインチェックを利用している方が空売りをはじめる方法について解説します。仮想通貨運用のテクニックを身につけて、ステップアップを目指しましょう。
Coincheck(コインチェック)ではショート(空売り)できない
Coincheck(コインチェック)は利用者が多い取引所ですが、空売り(ショート)できません。以前はコインチェックでも信用取引が行われていましたが、2017年5月に取引が停止して以来、2024年8月現在も再開の見込みはありません。
「安い時に買って、高いときに売る」という使い方に限るなら問題ありませんが、仮想通貨の運用スキルを上げたいなら空売りは覚えておくべき手法です。テクニックが増えるだけでなく、相場の上がり下がりに関係なしに利益が狙える、効果的な資産運用にも直結します。
空売りをはじめるなら、コインチェックとは別の取引所に登録する必要があります。信用取引に対応している取引所を選んで、新たに口座開設をしましょう。
仮想通貨の空売り(ショート)のメリット


難しそうなイメージのある空売りですが、一方で大きなメリットもあります。
- 下げ相場でも利益を狙える
- 両建てでリスクが少なくなる
順番に解説します。
売り注文から入るのでチャートが下げ相場でも利益を狙える



下落相場をチャンスに変えられるよ。
空売りは価格の下落が予想されるコインを見極め、売り注文から入って利益を狙う手法です。「高い時に売り、安い時に買う」ことで利益が生まれるので、下落相場が大きなチャンスとなります。
現物取引の買い注文において、購入後の下げ相場は歓迎されません。ですが、信用取引の売り注文では下落相場を狙うため、空売りを活用できれば投資の選択肢が大きく広がります。
相場の状況によって取引の手法を使い分けられるようになれば、利益を得られる機会が増えます。仮想通貨運用の中・上級者を目指すなら、押さえておくべき手法です。


ロングとショートの両建てでリスクが少なくなる



大きな損失はできるだけ避けたいです!
仮想通貨の相場は見極めが難しく、突然の変動に対するリスクがつきものです。しかし、ロング(買い)とショート(売り)の両立てでポジションを持っていれば、想定外の相場の値動きにも対応しやすくなります。
- 「ロング(買い)」では、購入時より価格が上がれば利益アップ
- 「ショート(売り)」では、購入時より価格が下がれば利益アップ
下落相場でロングに損失が出ている場合、ショートによって利益を発生させて損失を相殺する、という使い方ができます。ロングとショートの両方をうまく活用できるようになれば、価格暴落に対するリスクヘッジが可能です。
コインチェックでは空売りができないため、相場下落時につかめるはずのチャンスを失っています。機会損失を防ぐためにも、空売りできる取引所を利用しましょう。


仮想通貨の空売りできる国内取引所を紹介
仮想通貨の空売りができる国内取引所のうち、2024年8月現在で特におすすめなのは「GMOコイン」となります。


GMOコイン
名称 | GMOコイン |
取扱銘柄 | 26種類 |
両建て | ◯ |
ロスカットルール | 証拠金維持率75%を下回った場合 |
証拠金 | JPY |
レバレッジ手数料 | 評価レート × 建玉数量 × 0.04% / 日 |
GMOコインは東証一部上場企業の「GMOグループ」が運営する仮想通貨取引所です。インターネット事業を幅広く手掛けており、知名度と信頼性を武器にユーザーを増やしています。
FX取引高No.1の「GMOクリック証券」で培った金融ノウハウを生かし、堅牢なセキュリティを導入しています。
空売りできないコインチェックのデメリット


使いやすさから人気の高いコインチェックですが、空売りができないのは大きなデメリットです。
- レバレッジが終了しているので現物取引のみ
- アルトコインは販売所のため手数料が高い
- 仮想通貨のボラティリティの高さを活かせない
以下で詳しく見ていきます。
レバレッジ(信用取引)が終了しているので現物取引のみ



再開する気配もないし、他の取引所でレバレッジ取引をするといいよ。
コインチェックでは2017年にレバレッジ取引が停止し、現物取引しかできない状況が現在まで続いています。
レバレッジ取引は現物取引に比べ、得られるリターンが大きいのが特徴です。口座に証拠金を預け、実際の金額以上の通貨を取引する形式で、少ない元手から大きな儲けを狙えます。損失も大きくなるため初心者向きではありませんが、ハイリターンを目指す中級者以上の方におすすめできる取引です。
仮想通貨で大きく稼いでいる人は、相場が動くときに信用取引を行っています。コインチェックは信用取引ができないので、一獲千金のチャンスを失っているのです。


ビットコイン以外のアルトコインは販売所のため手数料が高い



販売所は使いやすいですが、手数料が高いんですよね……。
コインチェックは、アルトコインの取扱いが販売所に限られているため、手数料が高いのがデメリットです。販売所はスプレッドが広いため、かなりのコストがかかります。数多くの銘柄を扱っているコインチェックですが、アルトコインの購入には販売所の利用が必須です。
「そろそろアルトコインを買ってみたい」という方は、スプレッドのコストを抑えつつアルトコインが売買できる別の取引所を利用してはいかがでしょうか。




空売り(ショート)ができないので仮想通貨のボラティリティの高さを活かせない



ボラティリティとは価格の変動率のことだよ。ボラティリティが大きいほど、価格変動が大きいんだ。
仮想通貨はボラティリティが大きく、価格が急激に変動することもしばしばです。価格の変動を活かした空売りで稼げるのが仮想通貨の魅力の1つなので、空売りができない取引所を利用し続けるのは得策とはいえません。
相場が乱高下する中で、ロングとショートを使い分けるのが王道です。仮想通貨運用のステップアップを目指すなら、利益を得るチャンスが増える空売りの手法を身につけて、さらなる利益獲得を狙いましょう。
Coincheck(コインチェック)ユーザーが空売り(ショート)するやり方
Coincheck(コインチェック)ユーザーが空売り(ショート)をはじめるには、他の取引所を利用する必要があります。
ここからは、GMOコインを例に挙げ、ショートをはじめるまでの手順を紹介します。
GMOコインの口座を開設する
まずは口座開設を行いましょう。以下でそのやり方を説明していきます。
STEP1:基本情報を入力
まずはGMOコインで無料口座開設をしましょう。GMOコインの公式HPにアクセスします。
「無料口座開設はこちら」をクリックするとメールアドレスの入力欄が表示されるため、メール認証手続きを行いましょう。認証手続きが完了したらメールが届くため、メール内URLを開いて名前や生年月日といった基本情報を入力します。
STEP2:本人確認を実施する


仮口座が開設できたら、本人確認をしましょう。本人確認の方法としては、免許証・マイナンバーなどを用意するスマホ認証と、書類を郵送する認証方法があります。
スマホ認証の場合カメラで書類や自分の顔を写すだけなので、手続きがスムーズでおすすめです。



どちらにしても本人確認書類が必要だから、事前に準備しておきましょう!
STEP3:審査に通ると無料口座開設が完了する


手続きを進めて無事に審査が通るとメールにて通知が来ますメール内には口座開設コードが書かれているため、GMOコインの会員ページにてコードを入力しましょう。
コードの入力が完了することで、初めて口座開設が完了します。
STEP4:日本円を入金する
無料口座開設が完了したら、次に日本円を入金しましょう。日本円の入金方法としては即時入金・振込入金があります。
提携金融機関の「インターネットバンキング」の口座を持っていない場合、振込入金しかできないため注意しましょう。また、利用する金融機関によっては入金反映に時間がかかる場合もあります。
注文方法を選ぶ
GMOコインのレバレッジ取引では、以下の注文方法が選べます。
- 成行注文…値段を指定せず、その時点での市場価格で注文
- 指値注文…レートを指定して発注
- IFD注文…新規注文と決済注文を同時に発注
- OCO注文…異なる2つの注文を同時に発注し、一方が約定するともう一方は取り消される
- IFD-OCO注文…新規注文と指値・逆指値の決済注文が発注される。新規注文が約定すると決済注文が有効となり、決済注文の一方が約定すると他方の注文は取り消される
基本となる注文方法は「成行注文」です。少しずつ取引方法を覚えて、トレード戦略を拡大しましょう。


コインチェックでショート(空売り)できない?解説まとめ
コインチェックでは空売りができないため、下げ相場で利益を狙う機会を失っています。両建てによるリスクヘッジもできないので、仮想通貨の取引にある程度慣れてきた方は別の取引所で信用取引を行うことをおすすめします。
GMOコインは信用取引に対応しており、取引銘柄も多いため中・上級者から人気の高い取引所です。さまざまな取引方法を身につけて、効果的な運用を目指しましょう!


(監修者)新井智美
保有資格
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員
プロフィール
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、現在は年間300本以上の執筆・監修をこなし、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。
専門・得意分野
家計・ライフプランニング, 住宅ローン・不動産, 老後資金, 教育資金, 結婚, 出産・子育て, セカンドライフ, 株式, 投資信託, NISA・iDeCo, 不動産投資, ふるさと納税





