【やめとけ？】FXはやめとけと言われる理由と全勢力を論破｜やめさせてくる人への説得材料も

FXについて調べていると、「FXはやめとけ」などネガティブな内容を多く目にすると思います。実際、FXで借金を抱えて辛い思いをした人は多くいます。

しかしFXをやめとけと言われる理由を把握し、自分はFXに向いているかどうかを正しく判断できればFXで利益を安定して得られます。

本記事ではFXをやめとけと言われる理由と合わせて、FXはどのような人に向いているのかを解説します。FXに興味があるけれど周囲の人にやめとけと言われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもFX(外国為替取引)とは？

FX（Foreign Exchange）とは、異なる2つの通貨を交換する「外国為替取引」のことで、現在は「外国為替証拠金取引」と言われています。

利益・損失が出る仕組みは簡単です。

◆日本円(JPY)と米ドル(USD)を取引する場合（1USD＝100JPYのとき）

日本円(JPY)	100,000円
米国ドル(USD)	1,000ドル
収益	±0円

◆1USD＝110JPYのとき

米国ドル（USD)	1,000ドル
日本円(JPY)	110,000円
収益	+10,000円

証拠金取引とは、実際の資産よりも大きな金額で運用する取引です。少ない資産で大きな金額を運用する様を「てこの原理」になぞり「レバレッジ(leverage)」と呼んでいます。

つまりFXとは、レバレッジを利用しながら外国為替で利益を得る投資方法です。少ない資産で大きな利益が狙える一方、大きな損失を負いやすいことはしっかりと理解しておきましょう。

FXはやめとけと言われる理由と謎の理由を論破

FXは運用方法によっては、少ない資産で大きな利益を効率良く得られる投資方法です。

「FXはやめとけ」という人は後を絶ちません。そこで今回はなぜFXはやめとけと言われるのか理由を解説します。

ぞれぞれ順番にみていきましょう。

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FXのハイレバレッジ取引によるネガティブなイメージがあるため

FXには実際の資産よりも大きな金額で運用できる取引・レバレッジ取引があり、国内FXの場合は最大25倍のレバレッジをかけられます。

利益が25倍になる可能性がある一方、損失が25倍になる可能性もあるということなので、一度の取引で大きな借金を抱える可能性もあります。実際にFXで大きな損失を出してしまった人は少なくないため、「FX＝大きな借金を抱える」というネガティブなイメージが広がってしまいました。

特にFX初心者は取引に慣れておらず損失が出やすいので、取引に慣れるまで高いレバレッジをかけるのは控えるのがおすすめです。まずは1～3倍のレバレッジで取引に慣れていきましょう。

FXは結局ギャンブルという人がいるため

FXは通貨の価格変動を予想するため、「競馬などのギャンブルと変わらない」「結局運任せ」という考えがあります。

しかしFXは投資であり、取引方法を工夫することで利益を得られやすくなったり、損失を抑えられたりできるためギャンブルとは基本的に異なります。

ただし工夫や勉強を怠り、ギャンブルと同じように運任せでFXの取引を行った場合、最終的に損失を負う可能性が高くなるので注意しましょう。

FX投資トレーダーの4割は損をしてしまうため

金融先物取引業協会が行った調査によると、FXトレーダーの4割は損失を抱えています。つまりFXは知識がない状態でなんとなく取引を始めてしまうと、高い確率で損失を負う投資方法だということが分かります。

しかし数ある投資の中で、100％利益が得られる投資は存在しません。また投資の多くは損失を出しつつも、トータルで利益が損失を上回っていれば成功と考えられています。

勉強・工夫を繰り返し、損失を最小限にしつつ少しずつ利益を積み重ねれば、誰でも利益を出している6割のFXトレーダーになれる可能性はあるでしょう。

参考：外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査

2chやSNSなどでFXで人生終わった人の報告があるため

2chやSNSで、FXで失敗して大きな損失を抱えてしまった人の報告をよく目にするかと思います。このようなFXの失敗談は取引内容にとっては実際にあり得るため、一概に嘘だとは言えません。

しかし金融先物取引業協会が行った調査によると、FXトレーダーの6割は利益を出して成功しています。FXは必ず失敗する投資方法ではないのです。

「人の不幸は蜜の味」ということわざがあるように、FXの失敗談のようにネガティブな報告はSNSで拡散されやすい、目にしやすいものだと理解しておきましょう。

FXに手を出したら3000万の借金じゃっ

— †無慈悲な殺戮者† (@TG_nanja) November 4, 2021

FXって本当に怖いです。
そもそも人に勧めたりはしません。

僕はFXで人生を狂わせた人を知っていますので。
友人なんですがね笑

本気で取り組む気がない人はオススメしないです。
うまくいく可能性よりも失敗する可能性の方が圧倒的に高いからです。

— れおfx (@leo_fxxm) October 27, 2021

FXに休みなし！常に為替相場が気になってしまうため

上記のように、FXは常に通貨の価格変動をチェックする必要があるため、FXには休みがないと思っている人がいます。実際、取引が行える市場は世界中にあり、常にどこかの市場が動いているため日本が深夜でも価格変動します。

しかし自分で取引時間を決めたり、自動で取引を行ってくれるツールを利用したりすれば、常に通貨の価格をチェックする必要はありませんFXは工夫次第で24時間常に気を張っていなくても済むのです。

FXで利益を出している人は「FXをやめとけ」とは言わない

FXで利益を出している人はFXの良し悪しを理解・経験しています。そしてFXを始めるかどうかは、本人が決めるべきだと考える傾向があります。FXを勧めることがなければ、「FXはやめとけ」と止めることもほとんどありません。

一方正しい知識がないためにFXで大損した人や、FXの失敗談を見ただけのFX未経験者は、FXの悪い部分しか知らないため「FXはやめとけ」としか言えません。

他人の意見を参考にしたい場合は「FXはやめとけ」と言う人の話だけではなく、FXで成功した人の話も聞くようにしましょう。

FXは人生の無駄？FXをやめさせようとする人への説得材料

FXは大きな損失を抱える可能性がゼロになりませんが、勉強・工夫をすれば損失を抑えて、少しずつ利益を増やせる投資だと理解できます。

しかし、FXの良し悪しを理解したと言ってもFXをやめさせようとする人は少なくありません。

そんな時は以下の情報を提示して説得してみてください。FXに対する誤解が解け、FXをやめるように言わなくなるかもしれません。

それぞれ順番にみていきましょう。

2021年時点で900万口座以上があり、投資人口が多い＝みんなやっている

「FXはやっている人が少ないからやめとけ」「もっとメジャーな投資にしとけ」という人に対しては、「FXは意外とみんながやっている！」と説得してみましょう。

金融先物取引業協会の調査によると、FXの口座は毎年約8％の増加が見られます。2021年現在で900万以上の口座が開設されているのです。

1人で複数の口座を開設できるとはいえ、毎年口座数が増加していることからFXトレーダーは増えていると考えられます。つまりFXはマイナーな投資ではなくなってきているのです。

参考：店頭FX、5年で290万口座増

余剰資金とレバレッジ倍率3倍での利益・損の幅を見せる

「FXは急に借金を抱える可能性があるからやめとけ」という人に対しては、「万が一に備えてある！」と説得してみましょう。

FXは一度の取引で大きな損失が出る可能性があります。そのため全資産を用いてFXを行うと、万が一失敗した時、借金を抱えて生活がままならなくなる可能性があるのです。

しかし、生活に必要な分を差し引いたお金・余剰資金だけでFXを行えば、万が一損失が出ても問題なく生活が送れます。余剰資金は、レバレッジ3倍での利益・損失の幅を目安に用意するのがおすすめです。逆に言えば、FXは余剰資金のみで行うものだと考えておきましょう。

ハイレバレッジ取引はやらず、少しずつ稼ぐことを見せる

「FXはハイリスクハイリターンだからやめとけ！」という人に対しては、「ハイレバレッジ取引はしない！」と説得しましょう。

FXは実際の資金よりも大きな金額で取引ができる取引・レバレッジ取引があります。少ない資金で大きな利益が狙える一方、損失も大きくなりやすいので注意が必要です。

しかしレバレッジ率は自分で決められます。1～3倍程度のレバレッジ率で抑えれば大きな利益は見込めませんが、損失も大きくなる心配がありません。

FX投資が向いている人

FXは誰でも始められる投資ですが、人によって向き不向きがあると言われています。FXに興味がある方は、始める前に自分はFXに向いているのかどうか確認してみましょう。

FXに向いている人の特徴は以下の3つです。

それぞれ順番にみてみましょう。

60％のチャンスを掴む意気込みがある人

利益を得ている6割のFXトレーダーの1人になるという意気込みがあり、FXの勉強・工夫を続けられる人はFXに向いています。

利益を得ている6割のFXトレーダーのほとんどは、ただなんとなく取引を行っているのではなく、FXの勉強・工夫をし続けています。一方、損失を出してしまった4割のFXトレーダーは正しい知識がなかったり、勉強・工夫を途中でやめてしまったりするのです。

FXを始める前に、どれほど本気でFXを行えるか、自分の熱量を確かめておきましょう。

然るべきタイミングで損切りができるメンタルを持っている人

損切りを然るべきタイミングで行える、強いメンタルを持っている人はFXに向いています。

損切りとは、損失を大きくしないために保有しているポジションを売却し損失を確定させる対応です。損失を最小限に抑えるための大切な対応ですが、行うには強いメンタルが必要となります。

為替相場のチャートを逐一見れる人

為替相場のチャートをこまめにチェックできる人はFXに向いています。

FXは常に価格変動が起きています。利益を得るチャンスや、損失を抑えるタイミングは、いつ起きてもおかしくありません。チャートをこまめにチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。

また、FXは勉強・工夫を続ける必要があります。取引の時間だけではなく、勉強・工夫をする時間も確保できるか確認しておきましょう。

こんな人はやめとけ！FX投資が向いていない人

FXに向いている人がいる一方、FXに向いていない人もいます。

FXに向いていない人の特徴は以下の2つです。

それぞれ順番にみてみましょう。

ギャンブラー体質で一発逆転を狙いにいってしまう人

ギャンブラー体質で一発逆転を狙いにいってしまう人はFXに向いていません。

FXはレバレッジをかければ、ハイリスクですが一度の取引で大きな利益を狙えます。しかしFXはギャンブルと異なり、かけたレバレッジ率分だけ損失は大きくなります。「思っていたより損失が大きくなってしまった」となりやすいのです。

FXは損失を抑えつつ、少しずつ利益を得ていく投資だと理解したうえで始めましょう。

FXに関する勉強を続けられる自信がない人

FXの勉強・工夫を続けられる自信がない人はFXに向いていません。

FXで損失を抑えつつ、利益を少しずつ得ていくには、FXについて正しい知識を身に付ける必要があります。

また一度上手く取引できても、次の取引では状況が変わり同じ手法が通じるとは限りません。そのためFXに関係する新しい情報をいち早く手に入れ、その都度対応する能力が求められるのです。

FX投資に興味をもったら、とりあえず口座だけでも開設してみよう

今回はなぜ「FXはやめとけ」と言われるのか、理由を詳しく解説しました。

FXは一度の取引で大きな利益が得られる一方、損失も大きくなる可能性があるため、心配して「やめとけ」という人が多いのです。

しかしFXは正しい知識を身に付け、損失を抑えつつ小さな利益を得ていけば、安定して稼ぐことも可能です。

FXに興味がある方は「FXはやめとけ」という人の意見以外にも、FXで成功している人の意見を聞いたり、インターネットで調べたりしてFXを始めるか検討してみましょう。

また、ほとんどのFX業者が新規口座開設は無料で行えます。FXに興味がある方は、とりあえず口座開設だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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