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仮想通貨dYdX(DYDX)とは?入金・出金方法や使い方を解説|将来性やチャートについても紹介
仮想通貨(暗号資産)dYdXにはどんな特徴があるの?
dYdXは、クロスマージン取引に対応した分散型取引所dYdXが発行したガバナンストークンだよ!
イーサリアムレイヤー2上に設計された分散型取引所dYdXは、高速かつ安い手数料での取引が可能です。無期限先物取引に特化しており、ガバナンストークンのdYdXを保有すれば運営への提案・投票ができます。
この記事では、仮想通貨dYdXの特徴や入金・出金方法、将来性や使い方について解説していきます。dYdXへの先行投資による利益を狙いたい方は、この記事を参考にしてみてください。
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仮想通貨dYdX(DYDX)とは?特徴や仕組みを解説
通貨名 | dYdX |
シンボル | DYDX |
注目度 | ★★★☆☆ |
取扱取引所 | Binance、OKX、Bitrueなど |
時価総額(2022年12月21日時点) | ¥11,429,442,793 |
公式HP | https://dydx.exchange/ |
仮想通貨(暗号資産)dYdXは、分散型取引所dYdXが発行したガバナンストークンです。dYdXは元CoinbaseのエンジニアでもあるAntonio Juliano氏によって作られました。
dYdXには、以下のような特徴があります。
- レイヤー2上に設計されていて、高速かつ安い手数料で取引できる分散型取引所(DEX)
- 無期限先物取引に特化しており自分に有利なタイミングで仮想通貨(暗号資産)の取引ができる
- クロスマージン取引に対応しており資金効率のよい取引が行える
- ガバナンストークンdYdX(DYDX)が発行されており、保有することで運営への提案・投票が可能となる
それぞれ詳しく解説します。
レイヤー2上に設計されていて、高速かつ安い手数料で取引できる分散型取引所(DEX)
dYdXはイーサリアムレイヤー2上に設計された分散型取引所(DEX)になります。
レイヤー2ってなんですか?
レイヤー2はブロックチェーン上に記載されないオフチェーンのことだよ。レイヤー1と呼ばれるメインのチェーン上に設計されたプロトコルでもあるね。
もともとレイヤー1で運営をしていましたが、取引速度の遅延やガス代の高騰、スケーラビリティ問題などを抱えていました。しかし、レイヤー2であれば高速かつ安い手数料で取引できるため、2021年4月にレイヤー1からレイヤー2に移行したのです。
StarkWare社の『Stark-net』と呼ばれるZK-Rollup技術を活用したことで、レイヤー2上での運営を可能としています。
無期限先物取引に特化しており自分に有利なタイミングで仮想通貨(暗号資産)の取引ができる
dYdXは無期限先物取引に特化した分散型取引所です。無期限先物取引では仮想通貨(暗号資産)の受け渡し・決済日の指定がないため、自分に有利なタイミングでの取引ができます。
他にも、無期限先物取引を活用するメリットをまとめると以下の通りです。
- レバレッジ取引が可能
- 売りから取引をスタートできる
- 無期限にポジションを保有し続けることが可能
元手が少なかったとしても、大きな利益獲得のチャンスがあります。また、現物取引と組み合わせれば価格変動におけるリスクヘッジをすることも可能です。
クロスマージン取引に対応しており資金効率のよい取引が行える
dYdXはクロスマージン取引に対応しています。クロスマージン取引とは、1つの証拠金取引口座を使って同時に複数の取引ペアにて通貨の売買を行う方法です。
クロスマージン取引を利用すれば、取引ペアごとの証拠金の準備が必要ありません。複数の取引ペアにて取引を行えば、資金効率のよい取引が行えます。
ステーブルコインのUSDCが担保となるから、事前に準備しておけば複数の取引ペアで通貨の売買が可能となるよ。
ガバナンストークンdYdX(DYDX)が発行されており、保有することで運営への提案・投票が可能となる
分散型取引所dYdXはガバナンストークンとして、dYdXを発行しています。ガバナンストークンはdYdXの運営に関する一定の権利を保障するトークンで、保有すれば運営への提案や投票が可能です。
dYdXトークンを受け取る方法は以下の通りとなります。
- 分散型取引所dYdXにて一定の取引を行う
- ステーキング
また、分散型取引所dYdX上にてトレードを行う際、保有しているトークンの量によって手数料割引が適用されます。
仮想通貨dYdX(DYDX)の2022年現在のチャートと価格変動
リリース当初、仮想通貨(暗号資産)dYdXは勢いがあったが、それ以降は徐々に下落傾向となっています。2022年5月以降は安定しており、FTX破綻の影響も特にありませんでした。
ここからは、2021年9月以降におけるdYdXの価格動向を日本円レートで見ていきましょう。
- 2021年9月:取引高が43億USDを記録しCoinbaseを超え、最高値3,000円台を更新
- 2021年12月:2度目のAWS停止により取引の遅れなどが生じ、1,400円台から900円台まで価格下落
- 2022年3月4月:ビットコインの価格回復に連動し500円台から800円台まで価格上昇
- 2022年12月:仮想通貨市場全体の下火で200円台を堅調に推移、今後の価格上昇へ期待
2021年9月:取引高が43億USDを記録しCoinbaseを超え、最高値3,000円台を更新
2021年9月になると、もともと1,000円台だった仮想通貨dYdXは最高値の3,000円台を更新しました。大幅な価格上昇の背景には、分散型取引所dYdX内での取引高が43億USDを記録したことが関係しています。
時価総額ランキングトップ10に入るCoinbaseを超えたことでも話題を呼んだよね。
また、同時期に中国発の中央集権取引所は撤退となったため、本人確認が必要のないdYdXに移行した可能性もあります。
2021年12月:2度目のAWS停止により取引の遅れなどが生じ、1,400円台から800円台まで価格下落
2021年12月、アマゾンが出すクラウドAWSの機能が停止しました。仮想通貨dYdXはAWSを利用して開発されているため、取引が遅延する事態が生じてしまったのです。
Binance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)も同様に取引の遅れが発生していたよ。
最初は2021年の12月7日だけでしたが、12月15日にも2度目の停止を起こしました。結果、1,400円台だったdYdXも800円台まで価格が下落する結果となっています。
2022年3月4月:ビットコインの価格回復に連動し500円台から800円台まで価格上昇
2022年2月、ロシアによるウクライナへの侵攻によりビットコインの価格は暴落しました。仮想通貨dYdXも多少は影響を受けたものの、大きな価格変動が起きるまでには至っていません。
また、4月に入るとビットコインの価格も回復傾向となり、dYdXの価格も連動して500円台から800円台まで上昇しています。
2022年終わりまでに完全なる分散化の達成を目指すツイートが流れたことも、価格上昇の大きな要因と言われているよ。
2022年12月:仮想通貨市場全体の下火で200円台を堅調に推移、今後の価格上昇へ期待
2022年の夏以降は仮想通貨市場全体の下火が続いています。12月には200円台を堅調に推移している状態です。
最高値3,000円の時と比べると、15分の1まで価格が下がっています。
今後の価格上昇に期待しましょう!
仮想通貨dYdX(DYDX)の将来性は?話題の仮想通貨の価格動向や今後の上げ幅を考察
仮想通貨(暗号資産)dYdXの今後の将来性はどうなっていくのか、詳しく考察していきます。
- dYdX(DYDX)の価格は2030年には楽観的に見ると約1,700円、現実的に見ても約1,100円へ達するとの海外投資家の意見もある
- 中央集権型(CEX)大手取引所FTXの破綻により分散型金融DeFiへの関心が高まっている
- プラットフォームdYdXの拡大により仮想通貨dYdX(DYDX)の価格上昇が見込める
dYdX(DYDX)の価格は2030年には楽観的に見ると約1,700円、現実的に見ても約1,100円へ達するとの海外投資家の意見もある
海外の投資家によると、2030年には楽観的に見ると約$12.97(約1,700円)まで高騰すると予想されています。現時点で200円台となっていることを考えると、8.5倍近く伸びるという計算です。
また、現実的にみても$8.65(約1,100円)まで高騰するという意見もあります。あくまで予想ではあるものの、プロの投資家が予想をしているので信憑性は高いと言えるでしょう。
※2022年12月16日のドル円価格(約131円)で計算
参考:AMB CRYPTO
中央集権型(CEX)大手取引所FTXの破綻により分散型金融DeFiへの関心が高まっている
大手取引所でもあるFTXは、2022年11月に破綻しました。業界最大手でもある取引所が破綻したことから、分散型金融DeFiへの関心は非常に高まっています。
実際にFTXの破綻後、分散型取引所での取引量が急増しているよ!
これからDeFiに関心を持つ人が増えれば、分散型取引所dYdXを利用する人も自ずと増えるでしょう。利用者が増えれば、dYdXの価格が高騰する可能性は十分にあります。
プラットフォームdYdXの拡大により仮想通貨dYdX(DYDX)の価格上昇が見込める
分散型取引所dYdXは現在、スケーラビリティ問題を解決するためソフトウェア企業「StarkWare」と連携しています。連携後はレイヤー2に移行し、取引速度が速くなりガス代もかからなくなりました。
ガバナンストークンはプラットフォームの拡大に比例して価格が高騰する傾向にあります。dYdXが目指すのは最大のDeFiプラットフォームでもあるため、今後価格が上昇する可能性は十分にあるでしょう。
仮想通貨dYdX(DYDX)の購入方法・買い方を解説
仮想通貨(暗号資産)dYdXを購入してみたいんだけど、どこで購入できるのかな?
dYdXは日本の仮想通貨取引所で購入できません。日本円で購入する場合は、以下の4つのステップを踏む必要があります。
- STEP1:Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
- STEP2:日本円を入金してビットコインを購入する
- STEP3:ビットコインを海外取引所(Binance)に送金する
- STEP4:仮想通貨dYdX(DYDX)を購入する
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
最初に、国内の取引所にて口座を開設しましょう。初めて仮想通貨を購入するなら、大手取引所のCoincheck(コインチェック)を選べば安心です。
メールアドレスと本人確認書類を用意すれば、口座開設ができます。写真を送れば本人確認が完了するため、免許証かマイナンバーカードを用意して口座の開設を進めていきましょう。
最短だと、1日で口座開設が完了するよ!
2.日本円を入金してビットコインを購入する
Coincheck(コインチェック)の口座開設が完了したら、ビットコイン(BTC)を購入していきます。ビットコインを購入するためにも、日本円の入金を済ませましょう。
日本円の入金方法は、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金の3種類から選べます。
銀行振込であれば、振り込み手数料はかかるけど入金手数料が無料だよ!
日本円を入金したら、ビットコインの購入をしていきましょう。現物取引を選択すれば、初心者でも簡単に購入できます。
3.ビットコインを海外取引所(Binance)に送金する
Coincheck(コインチェック)にて購入したビットコインを、dYdXの購入ができる海外取引所に送金しましょう。dYdXが購入できる取引所には、BinanceやBitgetなどがあります。
以下では、CoincheckからBinanceに送金する手順をまとめます。
- Binanceにてビットコインを入金するための入力アドレスを取得
- Coincheckの「暗号資産の送金」にてビットコインを選択
- Binanceの入金アドレスを送付先の宛先をペーストし、送金先として登録
- 送金したいビットコインの額を入力し、Binanceに送金する
入力アドレスを間違えると、誤送付によって仮想通貨が紛失する恐れもあるので注意してくださいね。
4.仮想通貨dYdX(DYDX)を購入する
着金したビットコインを使って、dYdXを購入していきましょう。Binanceでは現物トレードの他に、Binance Convertを使って簡単にトレードすることもできます。
トレードの流れは以下の通りです。
- Binanceのウォレット情報から「Fiat and Spot」をクリック
- ビットコインの項目から「Convert」をクリック
- Binance Convertにて「DYDX」を選択して手続きを済ませる
手続き自体は2〜3分で済むから簡単だね!
dYdXへの入金方法・使い方を解説
分散型取引所dYdXへ入金したい場合、海外の仮想通貨取引所でUSDC(USD Coin)を購入する必要があります。流れとしては以下の通りです。
- 1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
- 2.ビットコイン購入後、海外の仮想通貨取引所でUSDC(USD Coin)を購入する
- 3.USDCをMetaMask(メタマスク)に送金する
- 4.MetaMask(メタマスク)からdYdXにUSDCを送金する
1.Coincheck(コインチェック)で無料口座開設を行う
まずは国内取引所の口座を開設します。初めての口座開設であれば、大手取引所のCoincheck(コインチェック)を選んでおけば安心です。
公式ホームページにアクセスし、「会員登録」より無料登録を行ってください。本人確認書類として、運転免許証かマイナンバーカードを用意しておきましょう。
「かんたん本人確認」を選べば5分ほどで登録できます。
2.ビットコイン購入後、海外の仮想通貨取引所でUSDC(USD Coin)を購入する
出典:Binance Spot
次にCoincheck(コインチェック)でビットコインを購入します。購入が完了したら、USDCの購入ができる海外取引所(Binance)に送金しましょう。
CoincheckからBinanceに送金する手順は以下の通りです。
- Binanceのビットコイン入金用アドレスを取得
- Coincheckの「暗号資産の送金」からビットコインを選択
- 送付先の宛先にBinanceの入金アドレスをコピーし、送金先に登録
- 送金額を設定してBinanceに送金する
Binance Convertを使えば、簡単にUSDCの購入ができます。
dYdXの取引ペアは全てUSD建てだから、必ずUSDCを購入しましょう。
3.USDCをMetaMask(メタマスク)に送金する
USDCの購入が完了したら、海外取引所BinanceからMetaMaskに送金しましょう。送金方法をまとめると以下の通りです。
- MetaMaskのUSDC入金アドレスを取得
- Binanceのウォレット情報から「Fiat and Spot」をクリック
- USDCの項目から「Withdraw」をクリック
- 送付先の宛先にMetaMaskの入金アドレスをコピーし、送金先に登録
- 送金額を設定してMetaMaskに送金する
混雑していなければ、送金は1分程度で済むよ!
4.MetaMask(メタマスク)からdYdXにUSDCを送金する
出典:dYdX
最後に、MetaMaskからdYdXにUSDCを送金しましょう。送金すればdYdXの利用が可能となります。
送金方法をまとめると、以下の通りです。
- dYdX公式ホームページにアクセスして「取引」をクリック
- 「ウォレットへ接続」を選択し、MetaMaskをクリック
- 送金したいUSDCの金額を入力して送金する
dYdXではUSDCを別の通貨に交換できるから、好きな銘柄を選んで運用してみよう!
dYdXからの出金方法を解説
分散型取引所dYdXから出金をして日本円に変えたい場合、入金とは逆の手順で手続きを進めます。手順としては以下の通りです。
- dYdX公式ホームページにアクセスし「出金」をクリック
- 出金したいUSDCの金額を入力してMetaMaskへ送金する
- MetaMaskから海外取引所(Binance)へ送金する
- 海外取引所(Binance)にてUSDCをビットコインに交換する
- ビットコインをCoiincheckへ送金する
- Coiincheckにてビットコインを日本円に交換する
- 日本円を出金する
dYdXでは、「高速出金」または「通常出金」を選択できます。高速出金は出金速度が速いものの、ガス代が高くなるケースが多いため注意しましょう。
仮想通貨dYdX(DYDX)に関してよくある質問
最後に、仮想通貨(暗号資産)dYdXに関するよくある質問をまとめました。
- Q.「スマホアプリでの取引はできますか?」
- Q.「仮想通貨dYdXは国内取引所で購入できますか?」
Q.「スマホアプリでの取引はできますか?」
分散型取引所dYdXはスマホアプリに対応しています。IOSとandroid両方に対応していて、好きな時に取引が可能です。
パソコンでの取引もできますが、急いで取引を行いたい場合はスマホを選んでおけばスムーズな取引が見込めます。
自分の生活スタイルに合わせて、スマホかパソコンかを選ぼう!
Q.「仮想通貨dYdX(DYDX)は国内取引所で購入できますか?」
仮想通貨dYdXは、国内取引所にて購入ができません。現状、海外取引所のみ上場しており、購入するためにはBinanceといった取引所にて手続きを進める必要があります。
今後、分散型取引所dYdXが注目されるようになれば、国内の取引所でも上場する可能性はあるよね。
仮想通貨dYdX(DYDX)の買い方・将来性まとめ
イーサリアムレイヤー2上に設計された分散型取引所dYdXは、高速かつ安い手数料での取引が可能です。無期限先物取引に特化しており、ガバナンストークンのdYdXを保有すれば運営への提案・投票ができます。
これからDeFiに関心を持つ人が増えれば、分散型取引所dYdXを利用する人も自ずと増えるでしょう。利用者が増えれば、dYdXの価格が高騰する可能性は十分にあります。
この機会にCoincheckで口座開設の上、投資をしてみてください。
dYdX(DXDY)は、取引機能の高さや取引手数料の安さといった管理者がいる中央集権型の取引所のメリットを提供しています。また、分散型取引所なので管理者には左右されません。取引量もたいへん多いです。
これまでガス代がデメリットでしたが、レイヤー2移行により無料となりました。さらに即時処理もできるようになったため、dYdX(DXDY)は非常に優れたDEXといえます。
最近中国の仮想通貨が規制された影響が出てきて、分散型取引所で扱うDYDXトークンがかなり値上がりしてきました。今後も上昇トレンドが続く見込みは大いにあります。日本国内の取引所に上場していない今のうちに、登録・取引してみてもいいでしょう。
※専門家個人の見解です。
(監修者)吉見浩一
CFP(R)認定者・ FP(ファイナンシャルプランナー技能士検定)1級・ TOEIC 975点
プロフィール
会社勤務時に、ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得に取り組み、CFPおよびFP1級を取得。仮想通貨については3年ほど前から興味を持ち、独学に加えセミナー・コンファレンスに参加。同時に取引口座を開設し実際に仮想通貨の投資を行っています。最近の趣味はダーツとファッション。