フレアトークン(FLR)の買い方・購入方法|エアドロップ(無償配布)での受け取り方やデリゲート方法も詳しく解説

フレアトークン(FLR)は、異なるブロックチェーン同士の相互運用を目指して開発された仮想通貨(暗号資産)です。

以前は「Sparkトークン」という名称でしたが、2022年9月に現在のフレアトークンへと名称を変更しました。

本記事では、フレアトークンの購入方法やエアドロップについて解説します。

仮想通貨を始めるなら、まずは口座開設
  • 国内取引量でNo.1を獲得する人気の仮想通貨取引所
  • 第三者機関から安全性の高さが保証されている
  • シンプルかつ高機能なアプリで初心者から上級者まで幅広く使える

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目次

仮想通貨フレアトークン(FLR)とは?特徴を解説

通貨名フレアトークン
シンボルFLR
注目度★★★★☆
取扱取引所bitbank/BITPOINT/bitFlyer
時価総額(2023年5月21日現在)63,447,905,827円
公式HPhttps://flare.network/

フレアトークンは、リップル(Ripple)社の投資部門であるXpringが出資するプロジェクトです。開発された当初は「Sparkトークン」と称していましたが、現在はフレアトークンに名称を変更しています。

  • 独自のコンセンサスアルゴリズム「FBA」を採用している
  • 異なるブロックチェーン上に発行された暗号資産をDeFiやNFTなどで自由に利用可能になる
  • イーサリアム仮想マシン(EVM)を搭載し、イーサリアム上の分散型アプリ(dApps)を手軽に利用できる
  • DAOの運営に関わる意思決定の際、ガバナンストークンとしての利用されている

独自のコンセンサスアルゴリズム「FBA」を採用している

フレアトークンのFlare Networkでは、独自のコンセンサスアルゴリズム「FBA」を採用しています。FBAはFederated Byzanine Agreementの略で、日本語に訳すと「連合ビザンチン合意」の意味です。

FBAはビザンチン耐性を持っており、悪質なノードが存在していても一定数以下であれば、ネットワークを正常に機能させられます。

ビザンチン耐性とは
悪質なノードが含まれていても、安全な合意を達成できる性質のことです。

FBAを採用したことで、利用時に支払う必要があるガス代を比較的安く抑えられます。

異なるブロックチェーン上に発行された暗号資産をDeFiやNFTなどで自由に利用可能になる

フレアトークンは、異なるブロックチェーン上に発行された暗号資産をDeFiやNFTなどで、自由に利用することを目指すプロジェクトです。

相互運用を実現するために、F-Assets(ファセット)というアルゴリズムステーブルコインを発行しています。

F-Assetsは、Flare Network上に発行される対象の暗号資産にスマートコントラクトをもたらすトークンです。最初にローンチされたF-Assetsは以下の銘柄に対応しています。

  • BTC
  • XRP
  • LTC
  • XLM
  • DOGE
  • ALGO
  • FIL

イーサリアム仮想マシン(EVM)を搭載し、イーサリアム上の分散型アプリ(dApps)を手軽に利用できる

フレアトークンはイーサリアム仮想マシン(EVM)を搭載しており、イーサリアム上の分散型アプリ(dApps)を手軽に利用できます。

スマートコントラクトがないブロックチェーンから資産を移動させ、Flare Network上のdAppsで利用することも可能です。

DAOの運営に関わる意思決定の際、ガバナンストークンとしての利用されている

フレアトークンにはガバナンストークンとしての役割があり、DAOの運営に関わる意思決定で利用されている点も特徴です。

フレアトークンの発行元であるFlare Networkは、DAO(分散型自立組織)によって運営されています。意思決定の際に投票権を得るには、フレアトークンの保有が必須です。

フレアトークン(FLR)の2023年現在のチャートと価格変動

ここでは、フレアトークン(FLR)の2023年現在の価格変動を、チャートを用いて解説します。

  • 2023年1月:取り扱い開始から価格が急落し1月末は5.6円を推移
  • 2023年3月:5円付近を推移するが3月から下落、一時3.6円台まで落ちる
  • 2023年5月:4.5円前後からじわじわと下がり、過去最低額を割り込む流れに

2023年1月:取り扱い開始から価格が急落し1月末は5.6円を推移

引用:CoinMarketCap

フレアトークンは2023年1月のエアドロップを受けて、取り扱いが開始されました。エアドロップ直後は10円前後で取引されていましたが、すぐに価格は急落し1月末には5.6円台を推移しています。

2023年3月:5円付近を推移するが3月から下落、一時3.6円台まで落ちる

引用:CoinMarketCap

1月から3月にかけて5円付近を推移していましたが、3月中旬には3.6円まで下落しました。その後は一時的に5.5円まで上昇し、最終的に4.6円で落ち着いています。

フレアトークンは時価総額が低く、価格がなかなか安定しにくい状態です。

2023年5月:4.5円前後からじわじわと下がり、過去最低額を割り込む流れに

引用:CoinMarketCap

5月に入ると4.5円前後からじわじわと価格が下がり、過去最低額を割り込む流れに突入しました。5月17日には3.6円台まで下がってしまった状態です。

しかし、少しずつ価格が上昇し、2023年5月21日現在は3.83円まで回復しています。

フレアトークンは市場に出回ったばかりの新しい銘柄です。新規上場やエアドロップなど、価格上昇の機会に期待しましょう。

フレアトークン(FLR)の取得方法・受け取り方

ここでは、フレアトークン(FLR)の取得方法・受け取り方を解説します。

  • 現在フレアトークン(FLR)を取り扱っている取引所で直接購入する
  • 各取引所から初回エアドロップ(無償配布)されるFLRを獲得する
  • フレアトークン(FLR)をラップ・デリゲートして次回のエアドロップで獲得する

現在フレアトークン(FLR)を取り扱っている取引所で直接購入する

現在フレアトークンを取り扱う取引所で直接購入することがおすすめです。

国内取引所ではbitbankがフレアトークンを取り扱っています。bitbankは国内で最も取引量が多く、セキュリティ対策も万全です。

安心して利用できるため、フレアトークンを取引するなら、口座を開設しておきましょう。

各取引所から初回エアドロップ(無償配布)されるFLRを獲得する

各取引所で実施される初回エアドロップで、FLRを獲得することもフレアトークンを受け取るひとつの方法です。

例えば、大手国内取引所のCoincheckでは、2023年1月19日に初回エアドロップを実施しています。

フレアトークン(FLR)をラップ・デリゲートして次回のエアドロップで獲得する

フレアトークンをラップ・デリゲートすることで、次回エアドロップの配布対象者になれます。

初回エアドロップ対象外の85%については、フレアトークンをラップ(WFLR)したり、デリゲート(委任)したりすることで、無償配布の受け取りが可能です。

ラップとは
仮想通貨を決められたネットワークに預けて、別の暗号資産を代わりに受け取ることです。

FLRの場合はラップすることにより、WFLRを受け取れます。

デリゲートとは
仮想通貨を決められたネットワークに預けることで、預けた期間に応じて一定の報酬を得られる仕組みです。

ただし、個人でのラップ・デリゲート実施はハードルが高い場合があります。

フレアトークン(FLR)の購入方法・買い方|どこで買えるか解説

フレアトークンは国内取引所に上場されており、以下のステップで購入できます。

  1. bitbank(ビットバンク)で新規口座開設する
  2. bitbank(ビットバンク)に日本円を入金する
  3. bitbank(ビットバンク)でフレアトークン(FLR)を購入する

1.bitbank(ビットバンク)で新規口座開設する

bitbank

まずはbitbankで無料の口座開設を行いましょう。公式サイトの画面右上にある「口座開設」をクリックして、メールアドレスを入力するだけで申し込みは完了です。

bitbankから届くメールに記載されたリンクにアクセスし、ログイン用のパスワードを設定してください。

2.bitbank(ビットバンク)に日本円を入金する

引用:bitbank公式

bitbankの口座開設が完了したら、マイページにログインして日本円を入金します。メニューから「入金」をクリックし、入金画面に進みましょう。

bitbankから指定された口座に日本円を振り込むことで、入金は完了です。

3.bitbank(ビットバンク)でフレアトークン(FLR)を購入する

引用:bitbank公式

bitbankに日本円が入金されたことを確認し、フレアトークンを購入しましょう。

画面に表示された「買う」をクリックして、購入額を入力するだけでフレアトークンを保有できます。

フレアトークン(FLR)が購入できる国内取引所

フレアトークン(FLR)は国内取引所でも取り扱われています。購入する場合は、以下3つから口座を開設する取引所を選ぶのがおすすめです。

  • bitbank(ビットバンク)
  • BITPOINT(ビットポイント)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)

bitbank(ビットバンク)

bitbank
  • 仮想通貨の国内取引量No.1
  • 国内最多の37種類の銘柄に対応
  • 第三者機関から安全性が認められた取引所

bitbankは、仮想通貨の国内取引量No.1を記録した大手取引所です。流動性の高さで人気を集め、初心者から上級者まで多くの投資家が利用しています。

業界最狭クラスの販売所スプレッドの実現により、低コストで取引できる点が魅力です。

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BITPOINT(ビットポイント)

BITPOINT
  • 現物取引での取引手数料が無料
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BITPOINTは、初心者から上級者まで幅広い層から選ばれている取引所です。

現物取引での取引手数料が無料であり、低コストで取引を始めたい方に向いています。

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bitFlyer(ビットフライヤー)

bitflyer
  • 各種手数料が無料
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bitFlyerは少額投資に対応しており、初心者でも利用しやすい取引所です。1円から仮想通貨を購入できるため、取引に慣れていない方でも気軽に投資できます。

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フレアトークン(FLR)をラップ・デリゲートする方法

次回エアドロップで配布対象者となるために、フレアトークンをラップ・デリゲートする方法を確認しておきましょう。

  • フレアトークン(FLR)をラップ(WFLRに変換)する場合
  • フレアトークン(FLR)をデリゲート(委任)する場合

フレアトークン(FLR)をラップ(WFLRに変換)する場合

フレアトークンをラップするには、トークンを保有していなければなりません。まずは国内取引所でフレアトークンを購入しておきましょう。

トークンをラップする手順は以下のとおりです。

  1. FLR公式サイトでMetaMask(メタマスク)を接続する
  2. WFLRトークンを追加する
  3. MetaMaskにFLRを送金する
  4. ラップするFLRの数量を選んで完了を押す

フレアトークン(FLR)をデリゲート(委任)する場合

フレアトークンをデリゲートするには、WFLRの保有が必須です。まだ保有していない方は、前述の方法に従ってフレアトークンのラップから始めてください。

フレアトークンをデリゲートする手順は以下のとおりです。

  1. FLR公式サイトから「Delegate」を選ぶ
  2. 「FTSO provider」を選ぶ
  3. 「Main provider」を選択して「Submit」を選ぶ

補足|自分で実施するのが難しいなら国内取引所の代行サービスを利用するのもあり

自分でフレアトークンのラップ・デリゲートを実施するのが難しい場合は、国内取引所の代行サービスを利用するのがおすすめです。

以下の取引所では代行サービスを提供しています。

フレアトークン(FLR)の将来性は?今後の価格予想も紹介

ここでは、フレアトークン(FLR)の将来性や価格予想について紹介します。

  • 海外では2023年末に4.9ドル、5年後の2028年には32ドルに達すると予想されている
  • 今後も追加のエアドロップによるトークン配布が期待される
  • 国内取引所への追加上場が見込まれる
  • 似た性能を持つブロックチェーンとの競争によって急速なプロジェクトの進展が期待される

海外では2023年末に4.9ドル、5年後の2028年には32ドルに達すると予想されている

海外の予想サイト「Price Prediction」によると、フレアトークンは2023年末に4.9ドル(約671円)、5年後の2028年には32ドル(約4,384円)に達する見込みです。

この数値はあくまで予想であり、必ず価格が上昇する保証はありません。しかし、プロの投資家による見立てのため、購入時の参考にする価値はあるでしょう。

今後も追加のエアドロップによるトークン配布が期待される

フレアトークンの初回エアドロップでは、配布数量の15%のみが付与されました。

残りの85%は段階的に配布される予定であり、次回のエアドロップ実施時にフレアトークンの価格上昇が期待できます。

国内取引所への追加上場が見込まれる

2023年5月現在、フレアトークンは4カ所の取引所で取り扱われています。

今後さらに新規上場が増えれば、取引量や需要が増加する見込みです。

似た性能を持つブロックチェーンとの競争によって急速なプロジェクトの進展が期待される

ブロックチェーンの相互運用やEVM互換のブロックチェーンはフレアトークン以外にもいくつか存在します。

そのため、フレアトークンは激しい競争の中で進展し、急速に利便性が向上する見込みです。

フレアトークン(FLR)に関するよくある質問

ここでは、フレアトークン(FLR)に関するよくある質問について回答します。

  • Q.「フレアトークン(FLR)の発行枚数は?」
  • Q.「Coincheck(コインチェック)ではフレアトークン(FLR)を購入できない?」

Q.「フレアトークン(FLR)の発行枚数は?」

フレアトークンの発行枚数は1,000億枚です。そのうちの約半数にあたる450億FLRが、リップルの保有者に割り当てられています。

また、285億FLRのエアドロップが決定しており、すでに42.7億FLRが配布済みです。

Q.「Coincheck(コインチェック)ではフレアトークン(FLR)を購入できない?」

2023年5月現在、Coincheckではフレアトークンの取り扱いがありません。しかし、今後もフレアトークンは国内取引所で追加上場することも考えられ、Coincheckでも取り扱いが始まる可能性はあります。

情報を逃さないように、公式サイトをチェックしておきましょう。

フレアトークン(FLR)の買い方まとめ

フレアトークンは、異なるブロックチェーンの相互運用を目指すプロジェクトです。エアドロップで受け取るには、フレアトークンのラップ・デリゲートが必要です。次回エアドロップに備えてbitbankでフレアトークンを購入し、受け取り準備をしておきましょう。

仮想通貨を始めるなら、まずは口座開設
  • 国内取引量でNo.1を獲得する人気の仮想通貨取引所
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  • シンプルかつ高機能なアプリで初心者から上級者まで幅広く使える

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専門家・久保真樹

独自のコンセンサスアルゴリズム「FBA」を採用し、DeFi・NFT・dApps・ガバナンストークンなど用途も多岐にわたるFLRは、今後の使途の幅広さを見る限り、将来性が高いトークンだといえます。
一方で、似た機能を持つトークンも多く、競合ひしめく中で勝ち残れるかがFLR価格の変動に大きく影響するでしょう。
エアドロップで配布された過去もあり、今後も実施される可能性はあるので、情報をこまめにキャッチアップしときたいですね。

(監修者)久保真樹

(監修者)久保真樹

保有資格
ファイナンシャル・プランナ―2級

プロフィール
金融領域全般の知識と株式・FX・仮想通貨・NFTの投資経験を持つ。本業のメディア運営の知見を活かした多角的な視点での記事監修も担当。自身で記事執筆を請け負い、複数の大手金融メディアへの掲載実績あり。 メディア記事の企画・編集・執筆・監修と資産設計提案業務まで幅広く対応可能。

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