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ビットコインETFとは?メリットやリスクを徹底解説
今年に入ってから「ビットコインETF」ってよく聞くけど、知っておくべき?
ビットコインや仮想通貨の流れが変わる可能性があるから、今のうちに理解しておいて損はないよ!
ビットコインETFとはビットコインに連動する投資信託の一つであり、主に先進国を中心にその承認が進んでいます。承認・却下のニュースだけでもビットコイン価格に影響を与える「ビットコインETF」について、この記事で詳しく解説していきます。
- GMOコインは手数料が非常に安い
- スプレッドが広がることもあるので見極めが大切
- 取引通貨が多い+レバレッジ可能+ステーキングありなので普通におすすめ
- 口座一つで仮想通貨もFXも利用可能
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ビットコインETFについての基礎知識
そもそも「ETF」とは?
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、株式や債券などの資産に連動する投資信託の一種です。取引は株式のように証券取引所で行われます。ETFの柔軟性は、リアルタイムで価格が変動する市場において、迅速な取引が可能になるので、投資家にとって大きな魅力です。またETFは特定の市場やセクターへの投資を容易にするという側面もあります。
ETFは様々な金融商品を株式のように取引できるようにしたものなんだ
「ビットコインETF」とは?
ビットコインETFは、主にビットコインを基礎資産とするETFであり、仮想通貨の価格変動に投資する新しい方法となります。投資家は直接ビットコインを購入する代わりに、従来の証券取引所を介してビットコインETFの株式を購入することで、より透明性が高く、手軽な方法でビットコインに投資することが可能になりました。
なるほど。でもビットコインわざわざETFで取引するメリットはあるの?
ビットコインETFのメリット
ビットコインを現物ではなくETFで取引するメリットは、大きく分けて次の4つです。
ビットコインを直接保有する必要がない
ビットコインETFの最大の利点は、ビットコインを直接購入し、ウォレットで保管する必要がないことです。これにより、セキュリティリスクや保管の手間が軽減され、特に始めたばかりの投資家や技術的な知識に自信がない人にとっては大きなメリットとなります。
ビットコインの取引所やウォレットの手数料やリスクを回避できる
ビットコインETFを通じて投資することで、高額な取引手数料やウォレットのセキュリティリスクを回避することができます。これにより、コストを抑えつつ、仮想通貨市場への参入障壁を低くしています。
証券取引所で取引できるため、流動性や透明性が高い
ビットコインETFは証券取引所で取引されるため、流動性が高く、取引は透明性を持って行われます。これにより、投資家はリアルタイムの市場価格で簡単にビットコインETFの株式を購入・売却することが可能になります。
税制上の優遇措置を受けられる可能性がある
一部の国では、ビットコインETFを通じた投資に対して税制上の優遇措置が適用される可能性があります。これにより、投資家はより効率的な税務計画を立てることができ、長期的な資産成長に寄与します。
そういえば「現行法では仮想通貨の相続税が大変」って話題もあったね
ビットコインETFのデメリットやリスク
ビットコインETFのデメリットやリスクとしては、下記の4つが挙げられます。
ビットコインの価格変動による損失を被る可能性がある
ビットコインETFは、基礎となるビットコインの価格変動に密接に連動します。そのため、市場の変動が大きい場合、投資価値が減少するリスクがあります。
このリスクはビットコインETFに限らず、仮想通貨投資全体に言えるね
ビットコインETFの価格がビットコインの価格と乖離する可能性がある
市場の需給バランスによっては、ビットコインETFの価格が基礎となるビットコインの価格と乖離する可能性があります。これは、ETFの構造や流動性の問題に起因するケースが多く見られます。
ビットコインETFの運用会社や証券会社による不正や破綻の影響を受ける可能性がある
ビットコインETFは、運用会社や証券会社が管理しています。これらの機関に何らかの問題が発生した場合、投資家はその影響を受けるリスクがあります。
これは他の金融商品でも一緒だね
ビットコインETFの規制や税制が変更される可能性がある
仮想通貨市場は新しい分野であり、規制や税制が予期せず変更される可能性があります。これにより、ビットコインETFへの投資戦略に影響を及ぼすことが予想されます。
ビットコインETFはどこで買えるの?
ビットコインETFが承認されている国は?
2024年4月現在でビットコインETFが承認されている国と地域は下記になります。
アメリカ合衆国
2024年1月11日、米国でビットコインの現物ETFが承認され、取引が開始されました。これによりビットコインおよび仮想通貨市場に新たな資金が流入したことも、2024年に入ってからのビットコイン価格高騰の一因と言われています。
カナダ
カナダの金融規制当局は、2021年2月11日にビットコインETFを初めて承認。これは北米地域で初のビットコインETF承認事例となりました。その後、現在カナダでは複数のビットコインETFが取引されています。
上記以外にもブラジルやオランダなどでビットコインETFが承認され、取引されています。
またイギリスや香港でも、ビットコインETFの承認に向けて準備が進んでいるようです。
日本でビットコインETFは買えるのか?
残念ながら、現在ビットコインETFを購入できる日本の証券会社はありません。日本の証券会社がビットコインETFの取引対応を行うには、金融庁からの承認が必要なので、まだまだ時間はかかりそうです。
ビットコインETFはなぜ重要か?
日本で承認されていないのにビットコインETFが注目される理由
まだ日本で取引できないなら、別に注目しなくて良いんじゃないの?
各国でビットコインETFが承認されるかどうかは、ビットコイン価格に大きな影響を与えてきたんだ
ビットコインETFの承認が進むということは、その分仮想通貨市場への資金流入が進むということ。なので過去もビットコインETF承認のニュースは市場に好意的に受け入れられてきました。また実際に米国でビットコインETFが承認され取引開始された2024年1月以降は、ビットコイン価格が1.5倍ほどに高騰しています。
このような資金流入は、特にビットコインETFが直接取引されない国々の市場においても、間接的な影響を及ぼします。ビットコインETFの承認は、仮想通貨への広範なアクセスと投資の機会を提供し、ビットコインを直接保有している投資家にとっても、その価値向上の恩恵をもたらすことになります。これは、ビットコインETF取引が可能でない地域の投資家であっても、ビットコイン保有によって、ETF承認のポジティブな動きを利用できることを意味します。
各国で承認が進むほど、手持ちのビットコイン価格も上がる可能性があるんだね!
ビットコインETFについてのまとめ
ビットコインETFの承認は、仮想通貨市場への資金流入を促し、広範な投資機会を提供することで、市場の成熟と主流化を加速させます。ビットコインETFが市場に与える影響を理解し、今のうちからその恩恵を享受していきましょう。
- GMOコインは手数料が非常に安い
- スプレッドが広がることもあるので見極めが大切
- 取引通貨が多い+レバレッジ可能+ステーキングありなので普通におすすめ
- 口座一つで仮想通貨もFXも利用可能
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(監修者)新井智美
保有資格
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員
プロフィール
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、現在は年間300本以上の執筆・監修をこなし、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。
専門・得意分野
家計・ライフプランニング, 住宅ローン・不動産, 老後資金, 教育資金, 結婚, 出産・子育て, セカンドライフ, 株式, 投資信託, NISA・iDeCo, 不動産投資, ふるさと納税